先日コストコで買った豚肩ロース肉を切り出して塩豚のローストポークを作りました。
断面生っぽく見えますが、肉汁が澄んでいてちゃんと火が通ってます。
塩豚のローストポーク、しかもモンゴル産岩塩使用!なんていうと、ちょっとオシャレなお店か、イケてる料理ブロガーみたいですけど、写真見てわかるように、オシャレでもなきゃイケてもいません。
肉はコストコで100グラム80円くらいで買ったカナダポークの豚肩ロースだし。モンゴル岩塩は、知人が研究で毎年行っているモンゴルのお土産だし。
コストコの塊肉は、2.4キロもありました。これを半分に切って、更に半分に切ったところ、700gから800gのきれいな塊がふたつとれました。それぞれに岩塩(ミルで挽いたもの)を小さじ2杯くらいづつまぶして、少し手のひらで押さえてなじませて、ラップでぴっちり包んで更にビニール袋に入れ、冷蔵庫で二日間ねかせました。
取り出してタコ糸でざっと縛り、フライパンの中弱火で各面を色が変わる程度に焼き、210度の電気オーブンで最初20分、ひっくり返して10分、側面を8分づつ焼きました。
ファンも無い、20年我が家で頑張っている20世紀もののオーブンなので、今時のオーブンより、庫内は10℃くらい低いかもしれません。
焼きあがったら粗熱をとり、アルミホイルで二重に包んで、室温に放置していました。作ったのが昼前で、夕方6時、ようやく人肌くらいでした。
これが!
オシャレでも、イケてもないこれが!
ものすごくおいしいんです!!
火の通りがジャストで、すごく柔らかくて。塩加減もちょうどいい。
じつは、手持ちの本を参考にすると、肉500gの塊に、塩大さじ一杯で。これだと、塩加減が強いな…と思っていたので、今回の塩加減が私のベストに思えます。なので、残ったもう一つの塊は、そのまま冷凍しました。
盛りつけのセンスがあれば、オシャレでイケてる「岩塩を使用したローストポークでございます」って言えるのかなぁ…
料理より、そちらのハードルが高いわぁ