カステラな暮らし ゆるふわっ花観察記

花について日々思うことをあれこれと・・・

サマーシャイン!?

2009-07-31 20:19:51 | 日々の花
今の時期にピッタリの名前のサマーシャイン
この実は ビバーナムの仲間です
以前は オランダからの輸入ものしかなかったのですが
これは正真正銘 国産のもの
私の第二の故郷と呼んでいる南信州のものなんです
とにかくきれい!
どうして この実がサマーシャインというのか
私的には ハテナ?なのですが
この時期に実がつくのが 本望であれば 確かにサマーシャインですが
名と イメージが 実はちょっと違っていると思っています
でもいっか・・・
きれいだもんね
できれば こんなご立派じゃなくて もう少し細めで繊細な方が
どちらかといえば 好みだけれど
このくらい立派になった木じゃないと 実がつかないのかもしれません
季節的にも そろそろ 実が欲しくなる時
ちょうど 花屋さんの気持ちを代弁するような ナイスな時期の出荷です
これ以外にも 同じビバーナムのテイナスベリーの国産ものも
でてきました
皆さんいろいろ研究をして 以前は生産不可能だったものの出荷も
次々に可能になっています
それはそれで すばらしいことですが 
もともとの生産されている草花が どんどん減っていってしまうの
残念でなりません
なので 私は枝ものの産地さんに聞かれると
いわゆる和花に注目してみてくださいとお答えすることにしています
また必ず和花ブームがやってくると思います
それをブームで終わらせることなく ずっとずっと愛せるテーマとして
この業界も生産者を支えていかなければいけません
私のことを バラ好き 洋花専科と思っていられる方がほとんどだとは思いますが
実は和花好き 枝もの好き
お店にも けっこう和花系置いてあるのは 通の方ならご存知でしょう
サマーシャインを語ろうと思って 和花の話をしてしまうとは
いささか変ですが
こういうものがあり 和花があり それぞれがあってこそ
日本の花文化は栄えていったわけですから
どちらに偏ることなく 絶妙なバランスで みんなで花を楽しんでいきたいものですよね
本当なら 珍しい見たことがない花を求めるのではなく
よくある旬の花で それなりの個性を出せるお花屋さんが
増えてくださることを 望みます
パリの花屋さんのように 種類が少なくとも 普通の花ばかりでも
ステキに演出できる花屋さんが うんと増えると 一般のお客様も
もっとお花を買って下さるようになるのではないでしょうか?
気軽に行けるお花屋さんがいいですね
そんなお花屋さんの応援ができるよう私たちの会社も頑張っていきたいものです
また話がずれてしまいましたが サマーシャインきれいです!
この旬の時期に ぜひ使ってみてください!

さて7月もおわり 
8月は チョ~暇モードのときですが
この実のように 次々と季節が進んでいっています
今をのがしたら また来年まで会えないような花もぞくぞくやってきます
進んでいく季節に置いていかれないよう旬の花のチェックできていますか?
売れないときこそ 季節感を表現して お客様の気持ちをつかみたいじゃないですか~?

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