三連休の始まりの今日 残念ながら雨
昨日の10月10日は 晴れの特異日なだけあって すっかり晴れました
だから休日は 変えなくってもいいのにな~
そもそも 月曜休みの三連休って だれがうれしいの?
すべては 公務員と大企業のため
シモジモのこちら側では 何もさしていいことなどございませんことよ
さて 昨日の続き
バラのネーミングについて 少々考えます
写真のバラの名はシルエットといいます
うすいピンク色の半一重のバラです
花びらが開くたびに ピンク色が うすくなっていきます
茎は ごく細く それこそ揺れるバラです
花びらの枚数が 少ないのですが とっても長持ちするバラです
もっともっと愛されてもいいバラなのですが
なかなか売れていないのも 現状です
ショップ担当の頃 お客様にお勧めしましたが
買われた方は 必ず美しさとそのもちの良さに感動をし
また 買いに来られるというようなバラでした
イブシルバ イブミオラ ジャルダンパヒューメなどを作り出した
カリスマ的バラの育種家の市川バラ園さんのバラです
市川さんのバラは 大変人気で どのバラも大変優雅で美しく
彼の 確固たる美意識に基づいて育種され 選抜され
市場に登場した時は その完成度に圧倒されます
こういうバラを作って 世に出したいという情熱が違います
ジャルダンパヒューメのとき 見てほしいということで
温室にお邪魔しました
私のところでのみ 年間契約で 取引したいということでしたので
よろこび勇んで伺いました
どの色も 文句なく美しい!こんな優雅なバラは 見たことがありません
この中で どの色を残したらいいかというのです
今まで バラというものは 一種類で10本結束が基本です
色の混じっているものは 短くて安いものというのが常識です
でも これは単色結束する意味は全く感じられません
ミックスされていることで より美しく優雅さをアピールできます
「もう 単色結束はやめましょう ミックスでいきましょう」
そうして ジャルダンパヒューメはできました
会社を辞めてしまった今 扱いがどうなっているかは わかりませんが
このように 相談していただけることは この上なく うれしいことです
・・・でも 市川さんのバラの中で 一番好きなのは
このシルエットと もう作っていないラルムです
どちらも 茎が細めの 柔らかい市川さんらしい優雅なバラです
今はイングリッシュローズ流行りで 咲き方も カップ咲き・ロゼット咲きが人気です
まあるく たぽたぽっと咲く咲き方です
それはそれは うっとりします
でも あえてか 好みなのか シルエットの方が ぐっとくるのです
また 市川さんは 特にネーミングが すこぶるうまい!!と思っています
裸のマハのあの肌の色味から マハというバラが生まれ
ジャルダンといい ルーシュ ファンゴ! オードリーなど
なんか バラらしい妙にロマンテイックな ネーミングをなさいます
ネーミングというのは 想像を掻き立てるものであるべきです
シルエットときいたとき
ああ 姿形が 細めで優雅で色は淡い感じで・・・
・・・と 想像でき 予測が立ち なおかつ最終的に期待を裏切らない
うんやっぱり色は薄いピンクだったのね・・・というような・・・
難しい注文ですが それくらいどの育種家も ネーミングには 真剣でしょう
響き わかりやすさも重要です
せっかく 柔らかいきれいなバラを作っても ネーミングが
かたい感じだと がっかりします
あと やたら長いのも ちょっと・・・
ロマンテイックキュリオーサも 長いですが 私たちはロマキュリと略して言います
長い時は 略せるか 略しておかしくないかということも考えておかなくっちゃです
想像を掻き立てるようなネーミングはなかなか難しいと思います
育種家の強い思いが入ることが多いですが
広く 花と名を知らしめるためには 思い入れを棄て ちょっと離れて冷静に
花を観察し この花から 素朴に 素直に感じ取れるものを
直観でネーミングする もしくは 感じ取ったものを具体化してネーミングする
という方法が 案外いいんではないかなと思っています
そのためにも 日頃から いろんな語彙集めも 大事
すみませんね~
勝手なこと言って!
世の中 どの世界も 勉強です
…という私も 会社名 かなり悩み 方々からボツだしもくらい
ネーミングの難しさを 肌で感じ取っております
会社名は オリジナリテイーも大事 いいやすさ覚えやすさも大事
コンセプトも入れたい…などと考えたら しっちゃかめっちゃかになり
結局 へんてこりんになってしまいました
あ 会社名 へんてこりん では ないですよ あしからず・・・
おっと~ 今日も長くなってしまいました
では また
昨日の10月10日は 晴れの特異日なだけあって すっかり晴れました
だから休日は 変えなくってもいいのにな~
そもそも 月曜休みの三連休って だれがうれしいの?
すべては 公務員と大企業のため
シモジモのこちら側では 何もさしていいことなどございませんことよ
さて 昨日の続き
バラのネーミングについて 少々考えます
写真のバラの名はシルエットといいます
うすいピンク色の半一重のバラです
花びらが開くたびに ピンク色が うすくなっていきます
茎は ごく細く それこそ揺れるバラです
花びらの枚数が 少ないのですが とっても長持ちするバラです
もっともっと愛されてもいいバラなのですが
なかなか売れていないのも 現状です
ショップ担当の頃 お客様にお勧めしましたが
買われた方は 必ず美しさとそのもちの良さに感動をし
また 買いに来られるというようなバラでした
イブシルバ イブミオラ ジャルダンパヒューメなどを作り出した
カリスマ的バラの育種家の市川バラ園さんのバラです
市川さんのバラは 大変人気で どのバラも大変優雅で美しく
彼の 確固たる美意識に基づいて育種され 選抜され
市場に登場した時は その完成度に圧倒されます
こういうバラを作って 世に出したいという情熱が違います
ジャルダンパヒューメのとき 見てほしいということで
温室にお邪魔しました
私のところでのみ 年間契約で 取引したいということでしたので
よろこび勇んで伺いました
どの色も 文句なく美しい!こんな優雅なバラは 見たことがありません
この中で どの色を残したらいいかというのです
今まで バラというものは 一種類で10本結束が基本です
色の混じっているものは 短くて安いものというのが常識です
でも これは単色結束する意味は全く感じられません
ミックスされていることで より美しく優雅さをアピールできます
「もう 単色結束はやめましょう ミックスでいきましょう」
そうして ジャルダンパヒューメはできました
会社を辞めてしまった今 扱いがどうなっているかは わかりませんが
このように 相談していただけることは この上なく うれしいことです
・・・でも 市川さんのバラの中で 一番好きなのは
このシルエットと もう作っていないラルムです
どちらも 茎が細めの 柔らかい市川さんらしい優雅なバラです
今はイングリッシュローズ流行りで 咲き方も カップ咲き・ロゼット咲きが人気です
まあるく たぽたぽっと咲く咲き方です
それはそれは うっとりします
でも あえてか 好みなのか シルエットの方が ぐっとくるのです
また 市川さんは 特にネーミングが すこぶるうまい!!と思っています
裸のマハのあの肌の色味から マハというバラが生まれ
ジャルダンといい ルーシュ ファンゴ! オードリーなど
なんか バラらしい妙にロマンテイックな ネーミングをなさいます
ネーミングというのは 想像を掻き立てるものであるべきです
シルエットときいたとき
ああ 姿形が 細めで優雅で色は淡い感じで・・・
・・・と 想像でき 予測が立ち なおかつ最終的に期待を裏切らない
うんやっぱり色は薄いピンクだったのね・・・というような・・・
難しい注文ですが それくらいどの育種家も ネーミングには 真剣でしょう
響き わかりやすさも重要です
せっかく 柔らかいきれいなバラを作っても ネーミングが
かたい感じだと がっかりします
あと やたら長いのも ちょっと・・・
ロマンテイックキュリオーサも 長いですが 私たちはロマキュリと略して言います
長い時は 略せるか 略しておかしくないかということも考えておかなくっちゃです
想像を掻き立てるようなネーミングはなかなか難しいと思います
育種家の強い思いが入ることが多いですが
広く 花と名を知らしめるためには 思い入れを棄て ちょっと離れて冷静に
花を観察し この花から 素朴に 素直に感じ取れるものを
直観でネーミングする もしくは 感じ取ったものを具体化してネーミングする
という方法が 案外いいんではないかなと思っています
そのためにも 日頃から いろんな語彙集めも 大事
すみませんね~
勝手なこと言って!
世の中 どの世界も 勉強です
…という私も 会社名 かなり悩み 方々からボツだしもくらい
ネーミングの難しさを 肌で感じ取っております
会社名は オリジナリテイーも大事 いいやすさ覚えやすさも大事
コンセプトも入れたい…などと考えたら しっちゃかめっちゃかになり
結局 へんてこりんになってしまいました
あ 会社名 へんてこりん では ないですよ あしからず・・・
おっと~ 今日も長くなってしまいました
では また