終には覚むる 夢の世の中 

組織や団体等には一切所属致しておりませんが、日蓮聖人の法華経信奉者です。日々の所感の記録・備忘録として活用させて頂きます

酔生夢死

2014-03-31 06:39:32 | 日蓮聖人・本来の姿に戻ろう!
同じ米穀なれども
謗法の者をやしなうは仏種を断つ

命をついで弥弥強盛の敵人となる。
また命をたすけて終に法華経を引き入るべきか

高橋殿御返事  日蓮

仮想敵を作り上げ、
罰としての恐怖を植え付けるのは
支配者の常套手段であると
苫米地英人氏も指摘なさっています。

自分は知らず、誰かに利用されていないか疑ってみることが、後の人生の明暗を分けると言っても過言ではありません。

脳は楽をしたがり、
慣れ親しんだ行動に安心感を覚えるそうですが(コンフォートゾーン)、
脳の判断とは実にあいまいなもので、
過信すべきではないそうです。


法華経の第三に云く
「願はくは此の功徳を以って普く一切に及ぼし、
我らと衆生と共に仏道を成ぜん」

上野殿御返事 日蓮


日蓮聖人は不軽菩薩の跡を継ぐと宣言なさりました。
不軽菩薩の行とは、
軽侮され・悪口罵詈され・投石され・杖で打たれても人を軽んぜず、
寧ろ自身を害させることで逆縁を結ばせ、仏道へ導くという、
当に法華経への挺身の姿勢であり、
苦難に合うことを喜びとしました。

有徳王が戦ったのは
比丘が襲われた為に応戦したにすぎません。

日蓮聖人が仰せなのは
「仏法」を傷つけるものが天魔であり(悪鬼入其身)、
それらへの「布施」をやめ、
厳しく指弾して行きなさいということであって、
敵対するもの・歯向かう者を抹殺せよとは仰っていません。

やがては皆で仏になろうという教えに、そもそも真の敵などいようはずもないのです。

南無妙法蓮華経

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