カメラと遊ぶ日々

何時まで経ってもカメラ技術が頭に入らないけれど、自然の美しさに心癒される日々をブログに綴ってゆこうと思います。

追憶の中の熟れた柿の実恋しくて・・・

2017-10-26 07:54:53 | 故郷!

義理のおじいちゃんとおばあちゃんは広島の方から駆け落ちして来はったらしい。

子供が出来なくて、母は7歳で養女に貰われてきた。

可愛がってもらえたみたいで、実家に5種類の柿木やイチジク、グミだのユスラウメやザクロ等、

実の成る物がたくさん植えてあった。

中でも富有柿はその美味しさは天下一品、実家が廃屋となるまで宝物のように見守ってきたものだ。

柿の実を見ると無性に故郷が恋しくなって、暫く佇んでしまう私、

うわ~・・・タルヌキ(シブ柿のヘタに焼酎をまぶし壺に漬け込んで密封保存して置いて、冬場お風呂上りに食べる)

美味しいだろうなぁ~

お散歩の途中でスマホ撮影!




9号線から27号線へ!

2015-08-11 21:48:59 | 故郷!

お父ちゃん、お母ちゃん、やっちゃん、ひでお、ただし、おじいちゃん、おばあちゃん、お参りに来ましたよ!

私の故郷の墓石にペットボトルから流れ出るおいしいお水を掛けながら久々のご挨拶、9号線を走って後何回来れるだろう。

ひもじい思いばかりさせているから、巻寿司・きな粉のお団子・ぶどう・桃、みんなで食べてや。

墓地に茂っている笹を刈り込み、花筒にお水をたっぷりと注ぎお花を供えて両手を合わす、親不幸な娘の精一杯の気持ち。

お供え物を下げて、別れを告げる時は何時も切ない気持ちに包まれる・・・跡取り娘が実家を捨てた悔い。

来る時は9号線、帰路は27号線・・・・・海軍で出征した父への思慕は年々強くなるばかり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


里帰り!

2014-08-14 19:37:38 | 故郷!

「今日は子供を連れて、実家へ帰らせていただきます!」・・・と、夫に言って息子と家を出た。

実家とは,義理のおじいちゃんとおばあちゃん、海軍で戦死の為遺骨の無い父と母と兄と弟2人のお墓が残っているだけ、寂しい里帰り。

墓石に色々話しかけて慰めてあげた・・・・・喜んでもらえたと思う。

家を出る時は曇り空で園部の辺りでは土砂降りの雨だったけれど、福知山のお墓に着いた頃はがんがん照り,

蔓延った笹を取り除いて墓石を磨いたりしていると、汗が滴り落ちて熱中症になりはしないかと心配するほどの晴天となった。

やっぱり晴女だと言うと、「ご先祖さんが守っていてくださっているんやろ」と息子が言った。

縦貫道路を走って思ったより早く帰宅できて、おビールの美味しい事。

車中より福知山城をパシャツ!

福知山出て長田野超えて~駒を早めて亀山へ~ ドッコイセ~ ドッコイセ~

下駄がちびるほど踊り明かした福知山音頭

実家のあった場所も道路になって昔の面影は無く、故郷は次第に遠い存在になってゆく。

 

 

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