和風建築らしい中で女(余貴美子)が発した言葉は「わたしを殺したのはー灰音高太郎」
それから場面は変わります
裁判制度が変わり序審裁判なるものがあるのだとか
公開法廷における直接対決
見たところ弁護士側が不利なよう
なんか若い弁護士さんモタモタしています
弁護士の名前は成歩堂龍一(成宮寛貴) 「グズグズされてはー」と文句つけられています
金髪で変な髪型の被告人は矢張政志(中尾明慶)
対するは御剣怜侍(斎藤工)検事
裁判長(柄本明)も心配そうに見ています
そこへ成歩堂の先輩弁護士の綾里千尋(壇れい)が颯爽と現れ形勢逆転
矢張は無罪になりました
千尋「やっぱり君 無罪判決おめでとう」
矢張「千尋さんのお陰です」
矢張は千尋にお礼だとロダンの考える人を模した形の変な時計を押し付ける
彼はどうやら自分の店でヘンテコな商品ばかり売っているらしい
成歩堂は自分が弁護士だろうと文句言うも 矢張は千尋さんがいないと負けてたー
そんな仕事が出来て美しい千尋が事務所で殺された
しかも容疑者は千尋の妹ー綾里真宵(桐谷美玲)だと言う
向かいの窓から犯行の様子を目撃した男がいるのだと
真宵は千尋に呼ばれて来たのだと面会に来た成歩堂に話す
真宵は霊媒の修業中 姉妹の父親は幼い頃に亡くなり 霊媒師だった母の綾里舞子は 15年前のある事件から行方不明になってしまった
千尋は変わった品を手に入れたから それが真宵の喜びそうな物だから渡したいーと電話で話していた
真宵「私にはもうお姉ちゃんしかいなかったんです」
成歩堂「僕が味方になる 僕に弁護をやらせて貰えないかな 」
さて 成歩堂と御剣と矢張は小学生の時は仲良しで同じクラスだった時に どういうわけか 成歩堂は給食費泥棒の疑いをかけられ 級友達から糾弾された
教師までが「出来心よね」
そんな時「異議あり!」と声をあげてくれたのが御剣だった
「本人はやっていないと言っているし証拠はない」
矢張「そうだよ 奴は やってないって言ってるじゃないか」
御剣の父親の信(平岳大)は弁護士で小学生の頃 御剣は自分も弁護士になると言っていたのに
御剣は検事になり 今回も成歩堂と対決する
激しいやり取りの後 真宵がおろした千尋の霊が成歩堂に教える
「成歩堂クン 諦めちゃ駄目
あなたはもう勝っている 真実はあなたの手に」
マヨイと不自然な血文字が書かれた紙はレシート
スタンドを購入した日付が入っている
目撃者の胡散臭い記者の小中大(こなか まさる 俳優は鮎川誠)の偽証を暴く
小中は15年前の事件にも関わりがあった
小中は千尋の事務所に盗聴器も以前から仕掛けたりしている
何故? 誰が?
ともあれ真宵の容疑は晴れ無罪となった
真宵の疑問
「15年前の事件のせい?
何で 誰が お姉ちゃんを殺したの
答えろ 小中!」
15年前の事件とはー
また千尋がずっと追っていた事件とはー
DL6号事件と呼ばれている
綾里舞子はその力で捜査協力をしていたが おかしな記事の為にインチキ霊媒師と騒がれー姿を消した
どうして舞子はー
舞子におりたのは御剣信の霊
御剣信の死の真相は分かっていない
成歩堂「千尋さんの続きは 僕がやろうと思うんだ」
千尋は生前 成歩堂に手伝ってほしいことがあると言っていた
真宵「私 お手伝いしてもいいですか」
テレビのニュースでは ひょうたん湖で体長10mらしき巨大生物が撮影されたと騒ぎになっている
その同じひょうたん湖で期待の若手検事である御剣怜侍が殺人容疑者になったことも伝えられている
殺されたのは生倉雪夫(篠井英介)弁護士 やはり15年前の事件の関係者だ
成歩堂は身柄を拘束されている御剣に面会に行く
成歩堂「お前を助けたい」
御剣「自惚れるな 新米弁護士が」
そして「係官 終わりだ」と面会を切り上げる御剣
御剣は成歩堂を巻き込むまいとしていた
ーそうだよな 自分のような新米 頼りにならないよなーそんな成歩堂に 顔見知りの刑事の糸鋸圭介(大東駿介)は教える
御剣の弁護をする弁護士はいない
糸鋸「御剣検事の弁護をやって欲しいっス」と頭を下げるのだった
ー自分も御剣検事の信頼に応えたいからと
成歩堂と真宵は ひょうたん湖に仕掛けられた大きな音に反応しシャッターを自動で切るカメラに気付く
女性カメラマンの大沢木ナツミ(谷村美月)が置いた物だった
彼女は巨大生物を撮影しようとしていたのだが 成歩堂の話を聞き 妙に浮かれて警察に話すことを思い出したーと出て行く
成歩堂は御剣に面会に行き 矢張は店に来た真宵に 成歩堂や御剣との思い出を話す
同じ頃 成歩堂も御剣に訴えていた
給食費泥棒として学級裁判にかけられた時
「お前は僕を救ってくれた だから僕はここにいるんだ
全力で戦う!
弁護をやらせてくれ」
矢張は呟く「人生分からんよなぁ 御剣の奴も 何で検事になっちまったんだか」
成歩堂の熱弁は続いている「どんな事があっても(御剣の事を)信じる」
御剣「勝手にしろ」
成歩堂「事件の事を ありのままに話してくれ」
御剣は「DL6号事件の事で話があるー」と生倉雪夫弁護士に呼び出された
生倉弁護士は 灰音高太郎の弁護士だった
ボートにいた男は「メリークリスマス」と言うや銃を発砲した
御剣は「一体 何が起こったのか さっぱり分からなかった」
発砲した銃を残し消えた男
成歩堂が法廷で戦うのは 40年間無敗の男 休暇もただ一度しかとっていない凄腕検事の狩魔豪(石橋稜)
ひょうたん湖弁護士殺人事件の法廷で 成歩堂は勝てるのか
モタモタする成歩堂に狩魔は言う「無駄な尋問は法廷侮辱と考えている」
証人として出てきた大沢木ナツミは結局 殺人現場は見ていなかったことが 成歩堂により証明される
大沢木「ゴメン ちょっと舞い上がって 帰るわ」と逃げるように法廷を去っていく
オウムのサユリさんから ボート小屋の男が灰音高太郎(小日向文世)と証明する成歩堂
灰音「もういい 私は目的を果たした
よしとしましょう」
刑事だった灰音は御剣信の殺害犯人として 裁判にかけられる
生倉弁護士は 罪は認め 意識が普通でなかったとし 無罪を勝ち取ると おかしな戦術を使った
人殺しの貼り紙や嫌がらせに負けて 灰音が釈放され帰宅した時 妻のさゆり(中村優子)はベランダで自殺していた
そんな灰音に復讐の為の武器が届けられ 彼は生倉を殺し容疑が御剣にかかるようにした
成歩堂は更に小中を毒殺した犯人 御剣信を殺した男を追求する
そう狩魔こそ犯人
40年間無敗の理由はでっち上げ
御剣信は それに気付いた為に殺された
正体を暴かれた狩魔は開き直る
あおい ただひたすらあおい弁護士」
成歩堂は静かに言い返す「異議あり
僕達の使命は 真実を追求することです」
御剣怜侍 無罪となる
成歩堂は言う
「灰音さんの弁護をしたいと思っているんだ」
御剣「助けられたな」
成歩堂に握手を求める御剣
真宵も帰る
見送る成歩堂