広東厨房 赤坂 「櫻花亭」 (オウカテイ)
最寄駅は東京メトロ千代田線、赤坂。
夜の訪問を検討するにあたり、友人とランチでお邪魔してみた。
階段を下り入店すると、客席はテーブル席のみでレイアウトされ、すっきりとシンプルに
まとめたモダンなチャイニーズレストラン空間。
ぐるなびによると総席数20席ということですが、席の間隔はそれほど広くはなく、
また構造上窓がないためコンパクトな印象を受けました。
利用は奥の2人掛けテーブル席。
卓上には調味料一式、爪楊枝が完備。着座後、業務用タオルおしぼり(直置き)、割り箸、茶杯、
ステンレスポット(茶)が置かれ、またグランドメニューを渡されますが、夜の料理の注文は不可。
このタイミングにスタッフさんから、週替わりの中華ランチの説明がありました。
注文は、夏季限定という冷やしそばとその中華ランチで。
前菜は蒸し鶏。黒酢をベースとしたタレがかかっており、キュウリもちょっぴり参加。
これは冷やしそばにもついてきました。
夏季限定 特製三種の冷やしそば@1,100(税込)
味は、特製辛味ダレ、特製胡麻ダレ、甘酸っぱい特製ダレから選べ、チョイスしたのは
甘酸っぱい特製ダレ。黒酢と米酢を加えた、いわゆる醤油ダレです。
具材はザーサイ、錦糸卵、キュウリ、ニンジン、ワカメ、叉焼、カイワレ菜、イカとエビは各1個。
サイドにからしを添えたスタイルで提供されますが、安価な具材で小山を形成しタレを含め平々凡々。
悪くはないのですが、これといった特徴もなく、残念ながら対価相応までの醍醐味は感じ得ませんでした。
週替わり中華ランチ(八宝菜)@850(税込)
週替わり中華ランチは限定10食とのこと。前菜、ご飯(お替り自由)、デザート、スープ付。
この週は八宝菜。使用している具材は叉焼、鶏肉、豚肉、キクラゲ、白菜、人参、青菜、キノコなど。
ひ弱な体格の野菜たちに、あんかけは醤油味ベースで味は濃いめ。
ご飯お替り自由ですから、付近にお勤めの方々の胃袋を満たすため、少量のおかずで
飯が進むよう、サービス精神から味を調整しているのかもしれませんが、私達にはしょっぱい。
また、スープがワカメと刻みネギの浮いた醤油スープであったのも、正直驚きでした。
当店が街場の大衆的な日式中華料理店なら何の違和感もないのだけれど、内装もそれなりに
お洒落を意識しているだけに、そのギャップに悩まされたのです。
デザートはフルーツソースをかけた杏仁豆腐。これもまた冷やしそばにもセット。
訪問にあたり、広東厨房というフレーズでイメージを膨らませすぎたよう。
夜に提供される料理の味とはまた違うのかもしれませんね。たいへん失礼いたしました。
櫻花亭 (オウカテイ)
東京都港区赤坂2-13-7 栗原ビル B1F
TEL 03-5561-9108
営業時間/ 月~土 11:30~14:30(L.O.14:00)17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日 日曜、祝祭日※不定休 -店舗情報「食べログ」より-