3日(金曜日)、宿に到着時、ガイドブックを見て手配したお店へむかいます。
祇園内の薄暗さに、しばらく歩くと、頭がクラクラしはじめました。
日常が、高い建物のひしめく都会の妙な明かりにどっぷり漬かってるみにには、
この夜の街は灯りは、静かでとても幻想的。
どこか次元のはざまに迷い込んでしまったような不思議な感覚。
・・・目が回る~、ちょっと歩行が右に左にちどり足状態。 危険。
ちょっと目が慣れるまで待ってね。 途中、喫茶店でお茶をして一息。
さあ、本日のお店は祇園 京料理のお店「花咲」
別館、1階個室でのお食事になります。
小さいながらも、中庭があります。
夜の会席、夢コース@6825を注文することにしました。
なお、お店ではコースのお品書きは出されませんでした。
お料理を持ってきていただいたときに、説明があるだけです。
私が見聞きしたことから記事にしました。
先付
柚子風味の豆乳豆腐。 手元で、後ろからくにゅ~と容器のなかみを押して、
豆乳豆腐を出します。 カイカン!
だし鰹はやや甘め。ちょっとわさびがあったら、味がひきしまって良かったかも。
前菜
・ほたるいかとわけぎの酢味噌あえ・花わさびのおひたし・ソラマメ・煮貝
・白魚のみじん粉揚げ・ごま麩の田楽あえ
この中では、ごま麩の田楽あえが気に入りました。もっちりとしてるのですが
甘ったるさはないのです。
お造り
マグロ、甘エビ、鯛。ホタテ、ホタテのひも。
筍の皮をキャンドルに仕立てて使ってます。
下は大根が皿代わり、演出がニクイね~~。
鯛が、もちもちとした食感で楽しめました。
お酒は、ワイン シャブリ@4000と
日本酒 月桂冠京山水@650(一合)×2、グラスワイン@450
椀物
ホタテしんじょう、筍、若布、桜、木の芽。
ホタテしんじょうは、ハマグリの殻を利用して、形が整えられています。
出汁は昆布と鰹節にうすくち醤油。上品な味です。
焼物(炭火焼き)
鯛のふきみそ焼き、平貝の木の芽焼き、万願寺とうがらし。
万願寺とうがらしは春の京野菜ですね。季節感が入るのは嬉しいです。
自分で焼けるのも楽しいですわ~。
煮物
うなぎと道明寺の桜蒸し。
綺麗ですね~~。でも、ごめんなさいっ。私、道明寺、超苦手ーーー。
餡の加減もよく仕上がってます。うなぎの小骨には気をつけましょう。
京都牛のステーキ
京都牛、たらの芽、こごみ、赤万願寺とうがらし。
京都牛は、はじめていただきましたが、柔らかくてくさみも無く、上質な和牛の
旨みがたっぷりです。 和風のソースでいただきます。
お寿司(左)
イカ、海老、いくら、うに。
少し酢がきつく握り自体もかたい。口に含んで米がはらりと崩れるくらいが
よいのですが。。がっしがっしやぞっ。
鯛の赤出汁(右)
鯛の旨みと脂が椀にでてます。美味しいのですが、握り寿司との
コンビネーションには、くどい感じがしました。
デザート(左)
苺、バニラアイス、自家製わらびもち
きなこのかかった自家製わらびもちは、風味豊かでとろけるような口ざわり。
美味しい和スイーツです。
お茶(右)
以上で終了でした。ごめんなさい。私は夢コースを注文したつもりでしたが
お店のHPを見ると、京都牛のステーキが入っているので
花コース@8400かもしれません。
しかし、昼ならまだしも、夜の完全個室会席で、これだけのお料理。
東京では、万超えはしますわ。
利用させていただいた個室は掘りごたつ式に足を下ろせるようになっています。
足元には、床フロアのクッションカーペットが敷かれていました。
また、お店は舞妓さんも呼ぶことができるそうです(要確認・予約。)
感想としては、観光客向きのお店といった感じでしょうか。抜きん出るという
ものはなし。雰囲気はありますが、せわしないところもあります。
接客慣れをした女性の方と板前さんに、お見送りをしていただいてお店を
あとにしました。ありがと~。
さて、お会計ですが2人で、合計は25520円なり~。
現金会計でお支払いの場合のみ、お土産で「ちりめん山椒」がいただけます。
ちなみにお店は、カードでのお支払いも可です。
チビーズはお店どうだった~?
(ぬいさん一同) ボク達は個室だからゆっくり楽しめたよ~。
お肉もデザートも美味しかったもん。
お店の女の人が頭なでてくれたよっ。いい人たちだよ~。
(ララ・メイ) 私もついに、牛食べるようになったわ~。あっ、聞いてないわね。
花咲( はなさき)
〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側570-17
TEL 075-533-3050
営業時間/昼食 12:00~14:00(L.O.) 夕食 17:30~21:00(L.O.)
定休日 不定休
http://www.gion-hanasaki.com/