浪速おやじのつぶやき日記

川柳・都々逸・詩などでボケ防止

浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ69号

2013-08-30 09:00:48 | あかがわ川柳クラブ


浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ69号(2012年10月)
コープ大阪病院:あかがわ生協診療所:川柳月例会
会員作品は高齢者(主に60歳代~80歳代)です
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賛彩天(特選)
兼題〔やはり〕(天)
(みえ)口きかぬ妻にはやはりばれたかな
兼題〔祭〕  (天) 
(勝弘)持ち上げて祭り上げたが支持下がる
自由吟    (天) 
(正)命綱年金を国むしり取る
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兼題〔やはり〕
(文子)山登りやはり日毎の鍛えあり
(邦夫)オスプレイやはり欠陥あったんだ
(美智子)二枚日もやはり程よく枯れて秋
(元紀)やっぱりと言うなら何故に止めなんだ
(はこベ)無理だけどやはり会いたい人は母
(千恵子)
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浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ75号

2013-08-30 08:43:34 | あかがわ川柳クラブ


浪速夢見頃>あかがわ川柳クラブ75号
(2013年4月)
会員作品は高齢者
(主に60歳代~90歳代)です

賛彩天
兼題〔花〕(天)
(江島谷勝弘)古稀近し今が花だと思うてる
兼題〔者〕(天)
(猪口茂)リストラで捨てられる者物じゃない
自由吟  (天)
(近藤正)野島断層すごさ体感震度七
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兼題〔花〕
(正道)花なれば色香を競い春を行く
(妻子)雪消えて梅桃桜どっと咲く
(弘子)やつと咲き見飽きぬ日日の枝垂れ梅
(典子)定食に菜の花漬けが添えてある
(はこベ)花が好きダンゴも酒も嫌でない
(由比)春爛慢今年も無事で花見酒
(元紀)はなまつり甘茶を喉に施して
(美智子)白い花供え淋しい新仏
(佐津乃)季節風つぼみの形変えさせる
(邦夫)なかなかに花と緑の街できず
(はこベ)チューリツプ大笑いする午後一時
(正)ヒアシンス香りいっぱいトイレツト
(勇)通り抜け夫婦桜に春が来る
(文子)造花より生きた花から元気受け
(典子)今日だけを咲く朝顔に教えられ
(はこベ)良き友よ来年もここ花筏
(邦夫)プロポーズ花一輸で決めたっけ

兼題〔花〕佳句
(一歩)花言葉持っているのか野の花よ
(みえ)一輪のバラに心がときめいた
(倫子)雪かぶり春告げている福寿草
(千恵子)蝶よ花育てた子供遠くなる
(正)投機家はアベノミクスが花舞台
(勇)南風吹けば春来る花香り
(千恵子)桜湯を飲んで嬉しい祝いの日
(勝弘)花道を急いで散った団と勘
(美智子)青空へ花一斉にほころびる
(一歩)花だって好きよと言えば頬染める
兼題〔花〕佳句
人の句
(正)山桜踏み散らし飛ぶオスプレイ
地の句
(倫子)願わくは花も実もあるよい政治
天の句
(勝弘)古稀近し今が花だと思うてる
軸 吟
(鈍甲)咲き誇る春の花にもある憂い
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兼題〔者〕
(はこベ)死者たちが生者に託す平和の世
(佐津乃)大物と言う役者でも命がけ
(美智子)兄弟が会えばすぐさま田舎者
(邦夫)若者の熱気ムンムン甲子園
(由比)何者が盗む仏像罰あたり
    武者人形奮発孫の初節句
(邦夫)悪政が地獄へ弱者追い落とす
(美智子)のんき者子供も孫も似てしまい
(文子)戦中の苦労の身体元気者
(倫子)銀行の者だと言って詐欺師来る
(勝弘)回りには役者が多うて困ります
(鈍甲)弱者と弱者いがみ合わせてほくそ笑み
(元紀)曲者よ出会え出会えと新聞紙
(鈍甲)民主主義の被り物したならず者
(一歩)為政者に言うてやりたい二つ三つ
(千恵子)一日を矩撻で過ごす怠け者
(茂)首相にはこの者だけはしたくない

兼題〔者〕佳句
(元紀)怠け者サラリーマンの処世術
(正道)敗者にも声が飛ぶのが甲子園
(弘子)若者の流行る言葉に苦笑い
(勝弘)いま流行です第二者委員会
(妻子)偽物も居そうなテレビコマーシャル
(佐津乃)外野席愚痴を聞いてる暇がない
(倫子)法皇も引退すれば巡礼者
(勇)最近は警察官も犯罪者
(はこベ)直ちには影響ないは曲者だ
(典子)会者定離反発できぬ歳になり
兼題〔者〕佳句
人の句
(みえ)春四月喜ぶ者も泣く者も
地の句
(一歩)本当の知恵者が隅にでんといる
天の句
(茂)リストラで捨てられる者物じゃない
軸 吟
(正)モトクロス西の九でと不埒者
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兼題〔自由吟〕
(茂)希望持ち国作りする環境を
(正道)オスプレイ沖縄なみに日本中
(弘子)震災で生きてく力培われ
(妻子)安倍総理ゼネコン肥やしとも言われ
(千恵子)何でもない事喜んでくれる友
(勇)日銀も白から黒へ入れ替えた
   初節句高く泳げよ鯉職
(佐津乃)不揃いの雲の流れに来る予感
(元紀)感動の押し売りみたいテレビ局
(みえ)おひな様熟年離婚ないですか
(元紀)森深く鳥も通わぬニュータウン
(みえ)自死するな父母の嘆きを知るならば
(邦夫)TPP日本の国をわやにする
(由比)領有をめぐる尖閣波騒ぐ
(はこベ)お手を取り案内します戦争へ
(倫子)外国人に守られている相撲界
(千恵子)春の声そろり運動したくなる
(正)国防軍あとは赤紙刷るばかり
兼題〔自由吟〕佳句
(美智子)そよ風に洗濯物が笑ってる
(勝弘)原発が無くても越せた夏と冬
(典子)この雲は故里行きの電車です
(鈍甲)ヨイトマケヨイトマケよと母の歌
    仇花を咲かす浪速の気うつ症
(文子)古き友九十路すぎれば数がへり

兼題〔自由吟〕佳句
(佐津乃)イカナゴの釘煮茶漬けの味方する
(倫子)何時の世になっても弱者泣いている
(正)志位さんがベースアツプの口火切る
(勝弘)同盟国だけの理由でTPP
人の句
(典子)山山の精が萌えてる負けられぬ
地の句
(はこベ)ペンタゴンの上空ルート出来ますか
天の句
(正)野島断層すごさ体感震度七
軸 吟
(一歩)権力を掴むと耳が悪くなる
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