今、ふと思うこと。。。

シンプルに大切な人を大切に出来るそんな人生を私は送りたい。

食育 日本の現状。

2013-10-20 22:04:37 | 講演♪
本日は医学博士で健康大使の服部先生の講演会に行ってきました

講演時間1時間半、とても興味深くあっという間の時間でした!
日本の現状には危機感を感じ、誰かなんとかしてくれるだろう・・ではなく1人1人が意識を変えていかなくてはと思いました。

まずはカロリーベースの日本の自給率。
新潟は67%、東京、大阪1%、北海道178%、日本の平均は39%に
輸入の61%は70カ国から買っていてアメリカは4割、あとの6割は69カ国で
そのうちの28カ国が人口が増えてる今、日本に売らないと言ってるらしく今後が心配である。

農業人口も50年前から7分の1になり現在238万人。平均年齢65、9歳。
そのうち95%が兼業農家。現在毎年リタイア20万人。入ってくる人が6万人。
毎年14万人減少してる事になりこのままだとあと17年でいなくなる

ちなみにフランスやイタリアは農業国で、EUの農家は一戸400万から500万国からもらえて
70%は国が買い上げ、30%は自由に取引できる。

「食糧自給率が100%なくては本当の独立した国家とは言えない。」と言われてる中、
先進国アメリカは168%、フランスは117%、英国は72%、ドイツは80%、日本はかなり低い。

そして食育は3つの柱があり
①どんな物を食べたら安全か、危険か、健康になるかの選ぶ能力をつけること。
②家庭の食卓、共食に食べる事で心は育まれる。
③食糧の問題、環境の問題。

最近子供が1人で食事をする家庭が増えてるらしく・・食卓を一緒に囲む事によって
しつけはもちろん、世の中の問題のいろんな事が解決されると言われていて、
それくらい家族みなでそろって食べる食卓は大切である。

そして子供は三つ子の魂100までという言葉は本当であり、3歳までに刷り込まれた事は
一生を影響すると。
ちなみに世界で保育園は2歳からが多く、日本のように0歳から預けられる国は少ないらしく、
ドイツでは保育園がないそうです。
理由は人の子供を預かる事はよくないだろうという事で母が見れなければ祖母などに
見てもらったりするそう。
やはり赤ちゃんは母乳で育てる事が大事であり、母乳をあげる時にオキシトシンがでて、
それによって母が子供を守らねばならないという愛情がわいてきて、相思相愛になり
母子関係の形成がそこで生まれるそうです。
現在ミルクで育ってる子が多く、ニートやフリーターなどあやまった方向にいったり
その他の面でもおかしな方向にいってると。

そして3歳~8歳は小脳が完成する時期で本能の原点が作られ、8歳~12歳が大脳完成し、
前頭葉でしていい事、悪い事を判断できるようになる。
それは8歳までのしつけが身についてなければその後の良い事、悪い事の判断が難しくなる。

それからGHQの作った日本国憲法の内容のおかしさまで話は及び、人や家庭の関係がくずれてきた
日本の現状はなんとかしなければいけない。
世界から見ても親や先生を尊敬する率が低い日本は(20%代)かなり危機的な状況であるなど、
いろんな観点からの話を聞きました。

とにかく今の日本の現状は大人が悪く、食育の観点からも一人一人意識を変えて
日本を良くしていこうというお話でした。

全く書ききれない内容で、箇条書きな感じで半分も書けてないけれど、
日本が大変な状況である事はヒシヒシと感じました。

本日話を聞き、やはり基本の家庭、母子関係は人間形成においてすごく重要であり、
家族の健康は食事を管理する母次第でもあり、小さい頃は特に子育て以上に大事な事はないなと
改めて思いました。













コメント (2)
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