17・パートナーシップについて知る
『情けは人の為にならず』という言葉があります。
純粋に相手の為にしていた事が知らず知らず自分のためにもなっていたという意味です。
これは身の回りだけでなく、地球という大きな社会でも当てはまります。途上国に援助している先進国には一見、見返りがないように見えるかもしれません。しかし、気候変動やエネルギー問題など、世界全体で取り組まなくてはならない問題には、途上国の発展と参加が必要です。つまり、途上国への援助は、先進国に関わる問題へのアプローチでもあるのです。
人が1人では生きられないのと同じく、どんな強い国でも1つの国だけではやっていけません。国同士、人同志がパートナーとして手を取り合う意味がここに見えてくるのです。
ODAは途上国を助けるためばかりではなく、先進国を含めた世界全体が地球環境を持続可能なものとし、対等な立場で発展していくために必要な援助です。
ESG投資 エシカル消費
現在、日本の子供の7人に1人、ひとり親家庭の子供の2人に1人が貧困状態にあると言われています。
『こども宅食』生まれた家庭によって、子供の未来が左右されることがあってはならない。という想いを共有する人々により支援の輪が全国に広まっている。