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11月の読書 スローペース

2013年12月01日 22時34分04秒 | ★★★毎月の読書まとめ
久々の一桁冊数、かな。
それでも読み応え、という点ではなかなか良かったかもしれない。
苦しいもの。苦手なもの。困ったもの。
懐かしいもの。変わったなと思うもの。
そして、変わらないもの。

一冊の本が過去の自分を蘇らせ、また今の自分を見つめ直させる。

だから読書は止められないんだな。

2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2503ページ
ナイス数:933ナイス

妖怪アパートの幽雅な日常9 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常9 (講談社文庫)感想
久しぶりにあっさりサクサク読めた1冊です。それにしてもこんな世界だったっけ?学校の千晶関連の描写がイタイ…っていうか女子がキツイ…っていうかなんていうか。。と、まぁちょっと数冊前から受け入れがたい部分もあるにはある。けれどやっぱり続きが気になるのは夕士がどうなるかが気になるから、かな。というか今回はラストがとっても気になりました。長谷くん、、何かあるの?来春の最終巻まで待てるかな。その前に図書館に頼るかな?さあどーなる自分~!(笑)願わくば大団円でお願いします。
読了日:11月22日 著者:香月日輪
陰陽師 醍醐ノ巻 (文春文庫)陰陽師 醍醐ノ巻 (文春文庫)感想
ゆるゆると進む時の中に、今回は寂寥感?とでもいうのか、とても物悲しい景色を感じた一冊だった。節目の年であったこともあるのかな。やさしく かなしく おだかやで さみしい。私の中でそんな位置に落ち着きそうな物語たち。
読了日:11月21日 著者:夢枕獏
チャールズ・M・シュルツ 勇気が出る言葉 (ノンフィクション単行本)チャールズ・M・シュルツ 勇気が出る言葉 (ノンフィクション単行本)感想
上の子からのプレゼント)愛すべきチャーリー・ブラウンに会いに行きたくなった。スヌーピーとウッドストック、ピーナッツファミリーにも。普通の人の普通の感覚を大切に描かれた沢山の漫画。左ページにピックアップされたそれらの中に、昔読んだ作品もあったりして、実はそっちをメインに楽しみました。私が生まれる前から愛され続ける彼ら。森ビルで開催中のスヌーピー展にもきっと行きますよー!あー懐かしいしやっぱり大好き!スヌーピーとチャーリーブラウン(^^)
読了日:11月17日 著者:チャールズ・M・シュルツ
イン・ザ・ヘブンイン・ザ・ヘブン感想
人は。人の幸せを、祈る、生き物。だから、人は、人の幸せを祈り続けます。いつまでも。叶わなくとも。・・・受けとめる物語。受け入れることの難しい物語。いろんな短編の集まった一冊。長いあいだ一緒に(とはおこがましいですが)追いかけてきた「新井素子」という人の中にあるもう一つの世界。あるときからそれは少し変化して少し遠のき、また少し近づき、多種多様な世界を知らされて今日まで。何となくそんな私の気持ちがこの一冊に収まった作品さん達を読む自分で追体験させられた感じ。寄せては返す波のように、この人はいつも私を翻弄する。
読了日:11月14日 著者:新井素子
ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件感想
図書館)ああ、終わった・・・。いやある意味始まったばかりのところ。中学校の中で起こったできごとがこれでもか、これでもかと畳み掛けるように広がっていく。この物語はどこまで行くのだろう。どこに、行くのだろう。中学生が一番常識的に思えるのは・・・宮部作品のある意味特徴か?子どもがとても大人びているんだよね。そして人間の汚い部分にもとことん容赦ないのもまた。今後は藤野家が中心になっていくのか?様々な想い、考えを抱いたまま、第Ⅱ部はまた1年以上待たねばならないとは・・・(号泣)
読了日:11月12日 著者:宮部みゆき
聖徳太子の密使 (新潮文庫)聖徳太子の密使 (新潮文庫)感想
初作家さん)なのであります。本屋さんでかなり前にポップに惹かれて衝動買いした記憶はあるけれどその文言は覚えておりません(^^;)えーっと。和洋折衷のお伽話、、とでもいいましょうか。何というか想像していたものとは全然違うお話でした。ほんわりしていて安心して読める、という点では今の私にはちょうど良かったかもしれません。もう少し踏み込んで描いてくださればなと感じます。初読みがこの作品、というのは正解か?というと私にとってはちょっと・・・ですが、江戸物をこの方の文章で触れてみたい、という思いは更に強くなりました。
読了日:11月5日 著者:平岩弓枝
ソウルケイジ (光文社文庫)ソウルケイジ (光文社文庫)感想
救いは三島耕介。彼の澄んだ瞳がなんとか私を踏みとどまらせた。物語の展開はある意味とても基本的で読んでいておそらくそうだろうな、というラストに流れ込んでいったのだけれど、その合間合間で、一瞬でも耕介を疑っちゃった自分がとっても醜く感じたりもして。このシリーズで初めて、とても暖かいものを彼からもらうことができた。それにしても哀しい。父性が起こすもろもろのこと。許されないことだけれど許したい。。その部分だけは何となくわかる。分かっても絶対に許されないことだけれど。ラスト、できたら耕介に触れて欲しかったなあ。
読了日:11月2日 著者:誉田哲也

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