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『陽炎の辻3』 第11話

2009年07月11日 21時34分20秒 | 山本耕史@陽炎の辻
「武左衛門の涙」

金兵衛さんに磐音さんとおこんさんが話をする場面から始まった今回。
その場面に、なぜかとてもほっとしている私でしたよ。

ほんとに今回のシリーズは、一つ一つのお話が重なって少しずつずれていって、
1話のみでは完結していないのね。
だから、こそ。
先走っていろいろ悩んじゃいけないんです。。。

武左衛門さんの悩みや苦しみ。
それを思って磐音さんが深酒する場所が柳次郎さん家ってのが。。
ほんとに彼は幾代さまに母上を重ねてるよなー
とか、思っちゃいました。
二人のだんまり酒が・・・
それを叱咤する幾代さまの言葉が・・・
じんわりとしみこみます。

武左衛門さんは、これでどうなるんだろう?
早苗ちゃんが今津屋に奉公に出てしまう、そこでこのシリーズはお終いなんだよ、ね?原作は一応の着地点をその後に設けてくれるけれど・・・・

そして・・・
やはり今回秀逸だったのが、金兵衛さん・・・
武左衛門さんの姿、早苗ちゃんの「少しでも助けになるように働きたい」
は、金兵衛さんにとって、昔の自分とおこんさんを思い出す景色。
「説教か!」とくってかかる武左衛門さんに対して、
いつもの威勢の良い叱り方ではなく、
じっくりと諭すように話をする金兵衛さんに、
月日を重ねた父親像を見ました。

2度目の、娘を手放す時を、ほんの少し前に受け入れて乗り越えた、
そんな父親の姿。

いつの時代も。
子どもを手放す時は同じ気持ちだよね。きっと。

なんだかねー。
どんどん「終わり」に近づいているような話運びにねー。

たまんなくなっちゃって。

どうにもこうにも、淋しくなっちゃって。

続きがもしかしてある?
って状態のラスト。
行く末に希望のある終わり方、、してくれるよ、ね?

って。
本編観終わった後、こころがさまよってますよ・・・・

そして。
予告編にまた号泣ですよ・・・・
幸吉に○○を手渡す磐音さんの姿に・・・・・

も、だめだ。。。

んで。
で・・・・

また!来週はお休みです・・・はぁぁぁあ・・・
(テンション低いなー。今回の私・・・・)

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