のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

なんか凹むなあ。

2010年11月07日 10時47分26秒 | ☆本☆
ご存知の通り、読書メーターやってます。
これはもう、完全にくせ(習慣?)になった。
紹介してもらって入ってみて、ホントにいま、心から楽しんでます。
お陰で活字中毒に拍車がかかった感もありますが。。

そんな中。
読み終わった本がどうしても理解できず。

久々に否定的な一言感想をUPして今。
自分が凹んでます

基本、否定は書きたくないんですよ。いつでも私。
だって、それを「好き」な人には辛いでしょ?
否定する側の方は平気だろうけど、、、自分の好きなものを簡単にバッテンされたら悲しいよね。
私、何度も経験ありますから。なにせ、○っさん暦長いし(えっ?)。。
あ、そうだ。。愛ある否定はOKです。
自分が好きなもの・人にでも、どこか引っかかりを感じたとき、これじゃだめよ!って言うのは避けたくないって思ってる。
良くなってほしいから、続いて欲しいからこその、ダメダシ。
ま、ほぼ経験はないですけど。
自分よりずっと頑張ってる人たちばっかりですからね。惚れてる方々は。



なのに今回読書メーターはじめて2冊目。どうにも我慢できなくて書いちゃった。若干否定文章。

人の命ってそんな軽く扱っていいものですか?
生き物の命ってそんなに軽いですか?

これは、以前も一つの作品に対してどうしようもなく沸き起こった感情。

ミステリー作品を読む上で、「死」という物は避けて通れない。
だって、だれかが殺されなくちゃ、探偵物なんて時にお話はじまんないし。。(苦笑)。。。

でもね。

その「死」をただの素材として扱うか、きちんと一つの命の終焉として扱うか。
それは作家さんの物語の作り方で随分違ってくると思うのです。
それは人という種に限らず、動物さんでも一緒
本だけに限らず、ドラマなどの映像でも一緒。
「死」というものをただのコマとして扱って欲しくない。

今回の物語は、とても大きな理想のプロジェクトを動かそうとする中で2つの死はただの原動力のためのコマのようで、、あまりに安易。
なんで殺された側が許せるのか、どうにも理解できなかった。
人情とかと違うんですよ。人権でもない。
その「死」の扱われ方がダメだったんです。納得できなくて。

ま、今回は前回の全面否定までは行かず、もちょっと違う方面から攻めてくださったら、すっごく面白いお話だったろうなあ~とは思ってるんです。
発想は・・・好き。だから残念。

凹んだ後の次の本選びはいつも迷ってしまうけど、
今回は伊集院大介に救ってもらうことにしましたですよ。
栗本先生の訃報の時は、自分でも驚くほどの辛さを味わいましたけど、こうして作品を未だ「新作」として読める。そのつくり上げた世界の多さに今は感謝できるところまで復活してます。


ま。
感想UPするってこと自体が、すでに万人に受け入れられることではない、ってのは判った上でのうだうだ・・・です。。

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