土曜日は銀座の「蛙」という不思議な名前の店に初出演。
5月のリニューアルを前提にオファーを頂きました。
銀座の中ではかなり目立っている歴史あるビルの地下です。
昔の作りだからだろうか。天井が高く解放感があり、狭いけれど重厚感もある。よい空間だ。
たぶんかつては座れば何万も取られるようなクラブだったんだろうな。
30代の頃にはそういう場所にも出演したもんだ。
最近は若くないのでそんなオファーはありませんけど。
ここのライブのスタイルはかなりレトロ。今時珍しい。
シャンソニエの渋さや、クラブの華やかさとも違って独特だと思います。
それと客席が煙草OKなのに閉口しました。
5月からリニューアルしてライブのスタイルも変わるそうです。
メジャー目指してオリジナルライブやるような若者系ライブハウスとか、仲間呼んで楽しくやりたい親父バンド系ライブハウスと違って、シャンソニエみたいなライブハウスの良さっていうのは「コミュニティ」的で、お客さん同士や出演者同志の繋がりがあって、実際とっても暖かい人間関係がある・・・ってところじゃないでしょうかね。
誰かが病気すればすぐその情報は伝わるし、皆でお見舞い行ったり、葬式行ったり、情があるのが長屋的。
そういう場所って今は少ないでしょう。
自然発生的共同体の一つの姿ではある。
これからこの店がどんな風に変わっていくのか、楽しみです。
さて、本日は共同体の御本家、教会に行きました。
午後から聖歌隊の練習。イースターも近い。
6時より東日本大震災記念聖餐式
東北教区加藤博道主教様の震災地の現場からのお話でした。
聖職者は信徒にとっては、ある意味アイドル(?)的な存在なので、ウキウキする。
結局、人は人と繋がって生きて行きたいと思っているのだわね。