
【THE HUNGER GAMES: THE BALLAD OF SONGBIRDS AND SNAKES】
2023/12/22公開 アメリカ 157分
監督:フランシス・ローレンス
出演:トム・ブライス、レイチェル・ゼグラー、ピーター・ディンクレイジ、ハンター・シェイファー、ジョシュ・アンドレス・リベラ、ジェイソン・シュワルツマン、ヴィオラ・デイヴィス
生き残れ
STORY:18歳の少年スノーは、記念すべき第10回ハンガー・ゲームの教育係に選ばれる。彼が指導するのは第12地区のルーシー・グレイ。歌が唯一の武器という戦闘能力最弱の少女だった。やがて、ハンガー・ゲームを通じて少しずつ心を通わせていくスノーとグレイだったが... (allcinemaより)
スーザン・コリンズのベストセラーを映画化した「ハンガー・ゲーム」シリーズの前日譚を描いたサバイバル・アクション・アドベンチャー。シリーズ1作目の出来事の数十年前を舞台に、後に大統領としてパネムを治めるコリオレーナス・スノーの若き日に焦点を当て、冷酷な独裁者への道を歩み始める原点の物語を描く。監督は『ハンガー・ゲーム2』『ハンガー・ゲーム FINAL』2部作、『コンスタンティン』『レッド・スパロー』のフランシス・ローレンス。
「ハンガー・ゲーム」シリーズはひととおり観たよな感じ。今作はスノー大統領の若き日を描いているということであまり期待はしていなかったのだけれど、思ってたよりも面白かった。157分の長さも感じさせずウトウトもしなかった 笑。シリーズはおさらいしてなかったけれどあの世界というかゲームのルールを知ってればOK、でも全く知らない人は難しそうかな。
始まったらすでにゲームは10回目だった 笑。1作目のようなスケールの大きいゲームではなくてかなりシンプル。やはりシンプルなだけにやられちゃうシーンはより残酷。生き残る子はわかってるからそこは安心して観られるのだけれど....。あのスノーにもこんな若い時代があったんだなーと思いつつ、わりと好青年だったんでどうやってダークサイドに堕ちるんだろうかと興味深く観られた。まるでアナキン・スカイウォーカーのようだ....。
スノーを演じたトム・ブライスはあまり知らないけれど、ルーシー・グレイを演じたレイチェル・ゼグラーはとても良かった。『ウエスト・サイド・ストーリー』での歌声が素敵だったけれど今作でも歌っていて演技も含めてとても印象に残る。“カットニス”という言葉が出てきたけど....特につながる何かはなかったような。
何章かに分かれて描かれていて、まぁ前半はゲーム、後半はスノーとルーシー・グレイの関係が描かれている流れで、全体的にも飽きさせない展開でわりと引き込まれて観られた。1作目までに何作か作れそう。
鑑賞日:2023/12/23
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