☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

映画とLIVEのミーハーな感想とたまにお出かけ日記♪
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ザ・ヒットマン

2008年07月30日 | ★★★++

ザ・ヒットマン [DVD]
【DE ZAAK ALZHEIMER】
2003年劇場未公開
製作国:ベルギー/オランダ
監督:エリク・ヴァン・ローイ
出演:ヤン・デクレール、ケーン・デ・ボーウ、ウェルナー・デスメット、ヒルドゥ・デ・バールデマーケル、ヘールト・ヴァン・ランペルベルフ

STORY:アルツハイマーに冒された暗殺者の奮闘を描いたアクション。引退を控えた殺し屋・レダの最後の標的は、12歳の少女。しかし、その任務を果たすことができなかった彼は、警察や組織から追われることに。さらにある悪夢や錯覚に苦しめられるようになり…。 (レンタルサイトより)

 

ふふふふふ、久々にやっちまったーっ
このパッケージのポーズといい、タイトルといい全然気づかなかった。
観ながらなんかおかしいなぁと思いつつ、なかなかスキンヘッドの人が出てこないなーと思ってディスカスのイントロダクションを見直したら・・・・・

私が観たかったのは“ザ・”がつかないほうだった!

あちゃーーーっやってしもた、、、

だってパッケージのポーズいっしょじゃん!
絶対間違った人いると思うよコレ。でもよーく見るとトシくってるんですよねぇ。

しかし、間違って借りてしまったんだけど悪くはない。
タイトルが悪い。もっと気の利いたタイトルだったら見方も違ったかもしれません。すごくもったいないです。本当に・・・

引退を考えた殺し屋のレダが、最後に引き受けた仕事は12歳の少女。
しかし子供は神聖なもの・・・と考えるレダは引き金を引くことができなかったのです。そのせいで、警察や依頼してきた組織に追われるハメになってしまうのです。しかも彼は、アルツハイマーに冒されてという・・・

アルツハイマーっておいおいっという感じで観てたんですが、依頼されれば汚い仕事もしてはたハズの暗殺者。しかし、ある事件をきっかけに彼は記憶があるうちに悪を成敗していく展開に。どんどん記憶が無くなっていく切ない暗殺者の哀愁ただようお話でした。

いかにもヨーロッパ系だなという雰囲気が良かったかも。リメイク権争奪~だのなんだのと予告編のナレーションでありましたが実際にリメイクされるのかどうか・・・ぜったいこの雰囲気はハリウッドには無理、無理、無理。

ちょっと老人いじめにもとれてしまうこの作品。主人公のレダは高齢な暗殺者。そのトシまで現役、しかも記憶が無くなる病気では暗殺者としては致命的っすよ~。周りからのしうちにかわいそうになっちゃた。

でも正義感ある刑事と殺し屋との信頼関係はグッとくるものがあります。全体的に暗めでテンポが遅く地味ぃなお話と展開です。最初は微妙な感じだったのですが、だんだん味が出てきたし、レダ役の俳優さんが渋くて良いです。見終わったあとも悪くないし、なかなかの掘り出しもんなんじゃないかと思います。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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