
【BIG EYES】 2015/01/23公開 アメリカ 106分
監督:ティム・バートン
出演:エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、ジョン・ポリト、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ
大きな瞳だけが
知っている。
Story:1950年代から1960年代にかけて、哀愁漂う大きな目の子供を描いた絵画「BIG EYES」シリーズが世界中で人気を博す。作者のウォルター・キーンは一躍アート界で有名人になるものの、何と実際に制作していたのは内気な性格の妻マーガレットだった。自身の感情を唯一表現できるBIG EYESを守るため、マーガレットは自分が描いたという事実の公表を考え... (シネマトゥディより)
60年代に大きなブームとなった“ビッグ・アイズ”シリーズをめぐる実在の画家マーガレット&ウォルター・キーン夫妻の驚きの実話をティム・バートンにより映画化した作品。
ティム・バートンだからこれはすごく楽しみにしてた作品。
ダンナの絵かと思ってたら実は奥さんが描いた絵だった.....これが公表された時はさぞ世界中はびっくりこいたでしょうねぇ。ま、ゴーストと言えば日本でも音楽業界ではいろいろありましたが、、、
大きな目が特徴の子供.....あんな調子こいた男が描けるとは到底思えないのだけれど、本人が描きましたと言ったら信じてしまうものなんでしょうか。
内容的にドロッとしたものなのかと思いきや、クリストフ・ヴァルツさんの口八丁手八丁な演技を見てたら妙な痛快さがありましたわ。特に後半での裁判あたり...コントかよっと笑ってしまった。こういう役をやったらピカイチですなぁ~面白かった。
マーガレットって男を見る目がないよね、、、。冒頭でも娘を連れて家を飛び出すシーンから始まり、2度目も同く家を飛び出してきた。
でも、ウォルターのおかげで絵は知られるようになったわけで彼は絵を売る才能があるんだから、描きましたなんて言わなくてもうまくやっていけたと思うのに...やはり誰かに絵が認められたい思いもあったんでしょうね。
キャストも個性的だしテンポもよく、なによりも“ビッグ・アイズ”シリーズの絵に見とれてました~あの目に吸い込まれてしまいそうでした。マーガレットご本人も出演されてたそうで、ベンチにボーっと座ってる老夫人がいてなんなんだろうと思ってたんですがご本人だったんですねー。
今だったらゴーストにされたらすぐに訴えたりできそうですが、当時は女性の立場も弱かったんでしょうね。時代が変わってハワイでの告発のシーンは気持ち良かった。しかし裁判シーンで弁護士がいなくなってもテレビドラマの知識でもやれるんですね 笑。へんな小芝居には爆笑ー。最後は画家らしい決着の付け方でした。
あまりティム・バートンらしさはなかったけど実話ものだから仕方がないですね。どこまで忠実に描かれているのかわかりませんが、実際はかなりドロドロな展開だったんでしょうね。あまりそういう部分がない描き方をしてたのが観やすくてよかったかなと思います。
★★★.8
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観れてないのがたまっていくなぁ。
今回はティムっぽくなかったなぁ。
ヴァルツさんが最高♪💗
ウォルターとマーガレットの関係はここまでこじれてしまったんでしょうね。
まだまだ女性が弱かった時代のようで…。
それにしても、クリストフ・ヴァルツの演技は面白かったです。
こういったキャラが良く似合いますね♪
たしかにバートン監督っぽくなかったのは、
ちょっと残念でもあり。
それでこそのティム・バートンのはずですから。
今回のお話は実話ものだから仕方ないのかなと。
本当にヴァルツさん、良かったね~最高♪
今だったらまた違ってたんでしょうね。
いずれにしても夫婦はうまくいかなかったかもしれませんが。
ヴァルツさんは本当にすごいですよね。
とてもハマリ役で楽しませていただきました。
そうそう、ヴァルツさんの演技が目立ってて
ウォルターが主役のように思えました。
にゃむばななさんのおっしゃるとおり加害者側から撮ったほうからティム・バートンらしかったかもしれませんね。
奈良美智さん....あ、なるほど。