【FRANKLYN】 2008年劇場未公開 イギリス/フランス 98分
監督:ジェラルド・マクモロー
出演:ライアン・フィリップ、エヴァ・グリーン、サム・ライリー、バーナード・ヒル、リチャード・コイル、ジェームズ・フォークナー
仮想現実世界のミーンワイル・シティでのマスクを被った男のお話と、現実世界で自殺未遂を繰り返すエミリア、婚約破棄されたマイロ、息子を捜し続けるピーター、ある男の暗殺を企てるデヴィッドの4人の心の闇をそれぞれ交互に描かれていて、最終的にひとつの運命に結びついていく...というお話。
何ともまぁ不思議なお話でございましたよ。
映像や仮想世界のダークな雰囲気は好きです。
仮想現実世界と現実世界は後半までずっと交互に描かれていて特に接点もなく進むんです。全く何なのかわからず後半へ...。
後半の最後のほうでやっと仮想現実の世界を作った者の正体がわかってきて、仮想と現実のつながりがいきなりわかるというもの。
仮想世界では常に夜のイメージ。
ここでは何かの宗教に入ってなければいけなくて、この世界での主人公の男は無宗教のため“教会”から狙われている...という設定は面白いです。
でも現実世界と絡んで何をしようとするのかがよくわかりませんでした。
でも、マイロとエミリア目線で観ればラストはちょっとロマンス的な感じもしましたけどねー。
不思議な雰囲気を醸し出すエヴァ・グリーンが良かったかな。
睡魔に襲われることはなかったけれど、これはなんなのーという境界線で戦っておりました、、、。
これは現実逃避っぽいお話なのかなーと。
ジャンルはSF/サスペンス/アクションとあるけど、どれにも当てはまらないような気もします、、、。
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