リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

映画「ジャンヌダルク」より

2011年07月21日 | プライベート

今朝から再び早朝マラソンを始めようと思ったのですが、すっかり予定時間を過ぎて8時に目が覚めました。。。
体調は戻ってもリズムはまだ戻らない。むうう。

こないだ映画のジャンヌダルクを観ました。
ジャンヌダルクが霊媒だったなんて知らなかったよ!
やっぱ世界史選択しときゃよかった。とか今更後悔。

「声」を熱く信じ、勝利に導いたシーンには胸が熱くなったし、
メッセージを信じる人、信じずに動かない人の人間模様もすごく身近だった。
霊媒としても革命家としても廃れて迷っていく様は他人事には思えなかった。
それでも、異端問診を受けている最中ですらも人々を震撼させ、何かを訴えてるように思えてならなかったジャンヌの影響。

理論派じゃなくてただただ情熱だけで訴える様はなんちゅうか、昔の自分のかけらを見るようであれでした。

あたしが最強にトチ狂ったらああなってしまうかもしれない。
そんときゃ火あぶりにされても文句は言えないな。

ジャンヌダルクにしろ、卑弥呼にしろ、強力な霊媒は最期必ず自分を見失う。
今まで受けていた大きな力を制御しきれなくなるんだな。
改めて、自分の下ろす足の先を思い知る映画でした。


占い師の間でもまことしやかに囁かれている噂もあります。
霊媒師は40を過ぎると心を壊すか身体を壊すか、どちらかが一気に始まると。
回避の方法はいくつか思い当たるけれど、どうなんだろう。
それを恐れて愛にすがるのも、なんだか違う気がする。
とはいえ、みすみすわかりきってる状態へつっこむこともなかろうて。

「救われるべきは私の肉体でなく、魂です。」

そう映画の中でジャンヌが訴えていた。その言葉が今も刺さってる。

さてさて。
どうしたもんかなー。