顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

外骨腫の手術

2008-03-06 20:23:58 | Weblog
今日はこの前のMRIの結果を聞きに、整形外科に行ってきました

お医者さんが「やはり外骨腫ですね。軟骨もあるようですから、正確には軟骨性外骨腫というものです。悪性の可能性は低いですが、手術しますか?手術する場合のメリットは痛みがなくなること、腫瘍を病理に出せるので悪性か良性かの区別がつくこと、まぁ、これは安心にはつながりますね。デメリットとしてはどうしても手術をした痕が残ってしまうこと。どうせ取るなら再発がないように正常な組織も含めて摘出するので、そうするとどうしても傷も大きくなってしまいます。どうなさいますか?」と聞かれました。

「手術しようと思います。」と答えたところ、「これは急ぐ手術ではないので、顎が落ち着いてからやってはどうですか?あっちもこっちもだと体力的にも精神的にも辛いと思いますよ。」と言われました

お医者さんの説明をまとめと、顎の手術とは違い、外骨腫の手術は簡単であること、入院期間も3~4日程度でいいこと、術後はしばらくは松葉杖になるが、本人の頑張り次第ですぐに歩けるようになること、1回手術すればもうそれで終わりである病気であることなどがわかりました

そしてここの大学病院では、基本的にはケガがメインなので腫瘍を扱わない方針であるということで、「外骨腫」は良性ではあるが腫瘍にはかわりないので、手術を受けるのであれば「骨軟部腫瘍科」を紹介するので、そちらで受けるようにとも言われました

ここの病院では受けられないとわかり、そして特に急ぐ手術ではないので、お医者さんのいうように、顎が落ち着いてから、そちらの大学病院を紹介してもらって手術をすることに決めました

たぶん、2年とか3年くらい先にはなりそうですが、今も痛みはゼロではないので、気がかわらない限り手術をすると思います
その前に頑張って顎を治そう