新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

大塚家具 在庫一掃SALE 期間延長!

2018年11月09日 | 日記
大塚家具(8186)では、10月から在庫一掃SALEを実施しており、月次売上が長らく前年同期比がマイナス続きでしたが、10月は在庫一掃SALEの影響で前年同月比が久しぶりにプラスになったようです。

2018年11月25日(日)まで期間が延長されました。


割引率が高い商品だと80%引きもある!と聞いたので、新宿ショールームに行ってきました。
今使っているソファが古くなったので、買い替えを考えての訪店です。


平日の午前中ということで、お客さんの数は少ないです。

プライスを見ると、ソファの多くは20万円以上で中心価格帯は30~40万円位、高額商品では100万円超の商品も並んでいました。
ソファでは80%引きの商品は見当たらず、展示品の現品限りで50~40%引きが最高でした。多くの商品は10%引きでした。
もっと安いと思っていたので、ちょっと物足らないので購入は見送りました。

今の自宅を買った14年前に、大塚家具で小さなダイニングテーブルと椅子を買ったのですが、その時は担当者が付いてくれていました。会員用の用紙に私の氏名や勤務先を記入して、担当者が付きっ切りで対応してくれましたが、今は担当者が付く制度は採用していません。
その頃は創業者の大塚勝久氏が社長の頃で高価格路線でしたが、現在はIKEAやニトリを意識した低価格路線に舵を切りました。勝久氏を追い出して、勝久氏の娘・大塚久美子氏が低価格路線を打ち出して3~4年程前から社長に就いています。

しかし久美子氏が社長になってからは業績は右肩下がり。勝久氏と久美子氏が社長の座を争い、委任状争奪戦をしていた頃は両者とも大幅増配方針を競うように打ち出していたので、配当利回りの上昇見込みに伴い株価が2500円に到達することもありましたが、今では300円を割っています。

新宿ショールームは新宿駅前の一等地にあり、賃料負担がとても大きいので勝久氏は「新宿を閉めるべきだ」と言っていますが、今回のSALEで在庫を減らして店舗を整理するきっかけを作るのか、今後の動向が注目されています。

久美子氏が社長になった当時の大塚家具は、現預金が110億円を超えていましたが、現在は10億円を切ったようです。久美子氏が社長になって100億円を消失した計算になります。今回の在庫一掃SALEは在庫を現金に転換して、現金を捻出するには良いのですが、鉄砲の弾(商品)がどんどん少なくなっていて、10月は前年同期比の売上がプラスとなりましたが本格的な業績改善に繋がっていないのが辛いところです。

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