新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

大戸屋HD株主総会、そして株主優待券が届きました!

2020年06月27日 | 日記
定食店「大戸屋」を運営する大戸屋HD(2705)の株主優待券が届きました。


500円券が6枚で3000円分です。
上記写真の赤線で囲った部分のように、保有株数・継続保有期間に応じてもらえるボリュームが変わります。
現在は3月末の株主に対して送られてきますが、今後は3月末に加えて9月末の中間期末に保有する株主に対しても送られてくることになります。




2020年6月25日に開催された第37回定時株主総会に私は行ってきたのですが、同社の筆頭株主で約18%を保有するコロワイド(7616)が提案する株主提案と、会社(大戸屋HD)提案の違いが大きくて両社が対立。約6割いる個人株主を取り込む委任状争奪戦に発展しました。両社とも個人投資家を取り込もうとする為に、株主優待制度を改良して大幅な増額を提案していました。
その増額提案の恩恵を今後は株主が受けることになる訳ですが、2020年3月期は上場以来初の赤字決算となり、今期に入っても新型コロナウィルスの影響で4月・5月の前年同月比売上高は半分以下です。

業績不振でも株主優待制度に充てる引当金が増えて、コロワイドに負けじと増額提案したことが今後は大戸屋HDの業績の重荷になる可能性も考えられます。

6月25日の大戸屋HDの定時株主総会は毎年恒例のお土産があるのですが、今回はコロナの影響で「密」を避ける為にお土産は中止していました。しかし両社による委任状争奪戦の行方が気になり、また経営陣に質問したいことがあったので総会に参加してきました。
業績や中期経営計画の説明が終わると、株主が経営陣に対して質疑応答する時間です。質問がある株主は挙手をして、議長である社長が指名する一般的なスタイルです。私は最初からずっと挙手をしていましたが、質疑応答の約1時間の間に指名されることなく終えてしまい残念です。


質疑応答では1人目の質問が長くなり、傍観していた別の株主が「長ぇよぉ!他の株主も質問するんだよ!」と怒鳴り出すシーンもあり、波乱の予感です。また議長が他の株主の質問に明確に答えないシーンがあり、「質問に答えろ」と大声で迫る株主もいましたが、議長は「静粛にお願いします」と反論。また「埼玉の遠くから来た」とか「横浜から来た」とか言っている株主がいたので、他県からも多くの株主が参加していました。

コロナの影響で例年よりも参加者が少ないですが、ざっと見たところ300~400人位の株主が来場していたと思います。やはり委任状争奪戦の行方が気になっている株主が多いようで、総会の途中で退場する株主は殆どいませんでした。また発言する株主の多くが、大戸屋を応援しているように見えました。
私は議長から質問の機会を与えられなかったので、最終質問の回答の途中で私は退場しました。すると複数のメディアが取材に来ており、私はあるテレビ局から声を掛けられて取材を受けることに。私はコロワイド案に賛同していた旨を伝えて、女子アナウンサーの質問に答えました。


夕方のニュース番組を見ていると、この株主総会が取り上げられていました。委任状争奪戦の結果は私にとっては残念ですが、会社(大戸屋HD)提案が可決されたようです。続けてニュース番組を見ていると、私が受けたインタビューのシーンが放送されました。実際は2分近くのインタビューでしたが、放送時間は編集されて数秒程度でした。
また夜のニュース番組や翌朝のニュース番組でも放送されていたようです。

父親がこの株主総会を注目していると言っていたので、この関連のニュース番組を見ていないことを祈ります。
仕事していないのが親にバレてしまうので(汗)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする