外食大手 株価明暗！

2020年1月15日付の日本経済新聞・朝刊に2月・8月が決算期になっている、外食大手企業の株価の推移についての記事がありました。
日本企業の多くは3月期や12月期を決算期にしている企業が多いのですが、外食・小売業種は2月を決算期にしている企業が多くあります。



2019年8月末を100とした株価の推移を表した4社のグラフがあります。
ちなみに私は4社とも株式を保有しています。

クリレスＨＤは1月14日の大引け後に、株式分割とそれに応じて株主優待制度の拡充を発表して15日以降に15％程度上昇していますが、上記のグラフには反映されていません。

吉野家ＨＤは売上高・利益とも昨年比で大きく改善していて大幅上昇していましたが、日本経済新聞の2月期決算見通しで「好決算になりそう」という先日の記事などがきっかけで、足元では利益確定売りに押されています。
それでも業績が改善しているのであまり気になりませんが、気になるのはハイデイ日高です。既存店売上高が続けて減少しています。最近は人件費が上昇しているので券売機店舗にして、人員削減をしたいようですが、日高屋は「ちょい飲み」するお客さんが多く、お代わりドリンクなどの追加注文の度に券売機に並ばなければいけなくなると、手間を嫌ってお客さんの減少に繋がるとして券売機導入に踏み切れないジレンマがあるようです。
経営陣の今後のかじ取りに注目したいと思います。