新宿の虎

大都会・新宿で自由気ままに生きています。投資(株主優待・株主総会等)の情報や、街の情報・グルメ情報などを書き綴ります。

最近気になること

2017年09月07日 | 日記
今年は8月、そして9月と涼しい日が多いですね。
私は1週間前に飲みに行ってから体調がイマイチで風邪気味です。酔っ払って路上で寝てしまったことが一因のようですので、こればかりは自業自得です。
ここ数日は外出時の洋服は半袖では寒いので、パーカーを羽織っています。

今年に入ってから、私の趣味である将棋の話題が注目されています。
29連勝の連勝記録を打ち立てた中学生棋士の藤井聡太四段の功績が大きいです。
その反面、長くトップに君臨していた羽生善治さんの戦績が降下していて、最近はそこが気になっています。


羽生さんの生涯成績は通算勝率7割超、獲得タイトル数98期、20年前にはタイトル全制覇の七冠制覇を達成し、現在も王座・棋聖の二冠を保持しているトップ棋士なので、名前をご存知の人は多いと思います。
将棋の棋士といえば「羽生善治さん」というくらい、代名詞的な存在です。

そんな羽生さんですが、2016年度の年度別勝率は5割台。今期の2017年度もここまで5割台。
1985年にプロ棋士になって31年間は全て8~6割台だったので、前期と今期はかなり負けが増えています。

負け方もポキッと負けるような粘りが感じられない負けや、逆転負けを食らうことが増えました。以前では考えられません。
四段や五段などの若手棋士が、羽生さんのような上位の棋士と対戦するには、トーナメントや予選を何局も勝ち上がっていかなければ、なかなか対戦出来ないのです。その勝ち上がっていった若手棋士との初対戦では、必ずと言って良いほどかつては羽生さんが勝っていました。そして若手棋士に「羽生先生は強い」と苦手意識を持たせてきました。
若手棋士からすると、飛び抜けた実績を持ち雲の上の人のような特別な存在の羽生さん。
そんな若手棋士との初対戦では若手の得意形をしっかりと受け止めて、もぐら叩きのように出てくる若い芽を次々と摘み取ってきたのですが、最近は若手棋士との初対戦でもコロッと負けるのです。

前期は佐藤天彦名人に名人位を奪取されましたが、羽生さんは詰み(勝ち)があったのに詰みを逃して逆転負けを食らい、その逆転負けをきっかけに名人位を失陥しました。
今期は棋聖戦こそ防衛しましたが、王位戦は菅井竜也七段に王位を奪取されました。
そして2017年9月5日の王座戦第1局は中村太地六段を挑戦者に迎え、終盤まで優勢にすすめていました。私は将棋中継を見ていたのですが、関係者では「優勢から勝勢になった」とまで言われていましたが、そこから寄せを間違えて相手の玉を中段に逃がしてしまい、結局まさかの逆転負け。挑戦者が先勝したことで王座戦は面白くなったかもしれませんが、羽生ファンの私としてはかなり心配です。

明日は竜王戦の挑戦者決定戦第3局で、松尾歩八段戦があります。現在1勝1敗なので最終戦の第3局で挑戦者が決定します。第2局も途中まで優勢だった羽生さんが逆転負けを食らっていて、最近は負け方が悪いので心配です。
明日はどうなることやら…。
コメント
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