oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

勝ち組特許事務所の作り方  だーっ(^o^)

2006年08月02日 | Weblog
昨日、F井総研から、某A大学出身のI先生のセミナー情報として、「勝ち組特許事務所の作り方」なるパンフが来ました。だいぶお年を召されたI先生のお写真が、でかでかと載っております。

へー、と思って庁のDBで調べたところでは、平成5年以降で8千数百件の特許出願公開件数。ってことは、年に600件前後ですか。まあまあですね。何人でおやりになっているのかはわかりませんが、現在弁理士14名ということですから、おそらく平均では10名前後で推移されてこられたのでしょうか?ということは、60件/1人/、5件/月。 ちょっと、少ないかな。単価が良ければ十分でしょうけど、大企業(総じて単価が安い)が多そうなので、ちょっと苦しいかな、というところでしょうか。でも、特許事務所は出願(特に国内出願)だけで食べてるわけではないので、まあまあというところなのでしょう。

パンフの内容はまあ、新しきこともあり、古きこともあり、で、「経営」に必要なことというのは、どんな事業でも変わらないんだなー、と感じました。
自分でも弁理士業とは別に事業をしていたことがあるので、同感できる部分、うーんそうかな、と思う部分、さまざまでしたが、基本は組織と、それをマネージできる人、という点で特許事務所だろうと、何だろうと、変わらないなーと思った次第です。

僕は「人」(社長をやらせた人)で失敗しましたけどね。経営とは能力、とつくづく思いました。そのお陰?もあって、職人として細々とでもないか、中々くらいかな、で食べております。職人も良いものですよ、しんどいなーとおもうときもありますけど。