oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

ずっと

2011年01月09日 | Weblog
一杯の状態。まだあと二ヶ月ぐらい続くのかなー。大晦日も、元日も無かった。初めての里帰りの娘夫婦ともあまり顔を合わせることができなかった。ふ~。
仲間に合うと、仕事が無い、従業員の解雇、という話に必ずなる。それからすれば、しんどくても幸せなんだな~と思う。
ガンバ!ろ。

そういえば、先日、イソベンくんからの相談について、

『今日の相談:「Aと、BからなるX装置」を、「Aと、Bと、からなるX装置」に補正した案文(最後拒理対応)に対し、知財から「意味が変わる」と言われたが、どうしましょう?というもの。ふ~ん・・・わからん。変えた意味も、意味が変わるという意味も。』

とつぶやいて、その後、理解&解決できたと再度つぶやいたところ、

『結構でした。権利行使を考えたり、英語のクレームを作成することを前提にすればすぐに解決する問題ですね。』

というつぶやきが。。。。

特許のコンサルをやっているという方からのものであったが、弁理士が「わからん」と言っている意味がわかってないな~。
「権利行使を考えたり」は意味不明だし(わからんでもないけど)、英語は万能薬ではないし・・・。

20年以上、外内も内外もやっているが、「英語のクレームを作成すること」で解決できる日本語の問題というのはそう多くない、というのが実感。
違う言語に置き換えて「わかる」ことは、参考にはなるが、日本語で「わかる」ものになるのかどうかとは別のこと。
内容はもちろん守秘義務があるから書けないが、今回も英語で解決できるものではなかった。純粋に日本語で考えないと答えが導きだせなかった。

英語が、というのは近頃の傾向なのかな~。
英語のネイティブが書いたとっても非論理的な文章なんていくらでもあるし、難解な文章は、英語だろうが日本語だろうが、すべての言語の文章で存在するはずだけど・・・。


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