oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

虹の彼方へ~

2008年07月30日 | Weblog
写真は、日曜日、雷雨の後のK市上空。
虹は珍しくもありませんが、なんと二重環!
写真は携帯でのものなので、きれいには映っていませんが、実際はとても色が濃く、きれいなものでした。
知識としてはあったんです(一応弁理士試験では光学選択しましたから・・・今はこんな選択の仕方は無いです)けど、初めて見ました。

なにかいいことあるかな~。

そういえば、来春のNHKの朝ドラ、舞台はK市、主役は多部未華子嬢だそうで。ロケのとき、見にいこ~っと。

ミーハージーさん弁理士だもんね。

弁理士になる?

2008年07月25日 | Weblog
水際君さん、コメント有難うございます。考えてみると、欧州で分割出願をしたのは、初めてだったんですね~。勉強不足でした、というより毎年欧州出願の維持費用の年金支払いに頭を痛めてって~のに、クライアントへの説明時に思い出さないなんて・・・。

今日のニュース
 娘たちの中、高の後輩が、某公立大学を卒業し、弊所のクラアントの強力コンペチタに、それも知財部に就職が決まったとのご連絡あり。おじさんの資格って、ちょームズかったんだね、って。そんな日本語使ってると試験受からんよ~。

それから、もう口を聞いてあげない。なにせ強力なコンペチタだからね。
勉強の仕方とか、教えてあげないもんね~って、数十年前の勉強の仕方なんて知りたくもないか。。。

欧州分割出願の印紙代

2008年07月25日 | Weblog
やっぱり、3~9年度分の維持年金がプラスされてました。

約8000ユーロ。出願費用にこれを加えると、確かに請求額に合うな~、と気が付いたところへジャスト欧州代理人からメール。そのとおりでした。

1ヶ月間の支払い猶予期間があるだろうから、まだ払うな、と連絡したら、出願と同時に口座から引き落とされるので支払い済みとのこと。

あ~あ。クライアントへの説明で頭が痛い。

明日までの特許の原稿送り、まだ3件。

今日の依頼事項、侵害の被警告1件、当方側からの警告に対する応答2件→これはまだ10件以上返事が返ってきていない。

訴訟になったらやだな~。
うちみたいなちっちゃな事務所で訴訟はキツイ。
と、思って知り合いのところへ回そうとしたら、向こうも忙しいそうで、あっさり断られちゃった。どうすんべ。。。

欧州特許出願の分割→印紙代約150万円

2008年07月23日 | Weblog
昨夕から、当所が依頼した欧州での特許分割出願に対して、欧州特許庁へ支払う印紙代として約150万円近く請求され、至急欧州代理人へ、内容をブレークダウンして教えてくれとのメールを出したのですが、未だにオタついてます。返事は来ないし・・・担当弁理士が夏休みに入っている可能性が高いようですが・・・

高いですよね~。その半分(それでもかなりの額ですが)と踏んでいたのです・・・顧客にどう説明しようか頭の痛いところです。

小規模事務所の悲哀ですね。欧州代理人からは至急支払えと攻められるだろうし、顧客からは、そんなに掛かるんなら分割しなかったとやられそうだし。

EPOのタリフからは、読み取れない印紙代なんだけど・・もしかしたら、親出願の出願時からカウントした維持年金も入ってるのかな~?

なにかの間違いであれ、と祈りつつ欧州代理人の返事を待っています。
とりあえず。

顛末は後日。。。。


標的走路・・・レクイエム?

2008年07月20日 | Weblog
大沢在昌著 標的走路、読了

佐久間公シリーズの第1弾?であるが、単行本化されることが無かったようなので、私にとっては幻の作品でした。

なぜか?
佐久間公が所属する事務所には「弁理士」が所属している、と書いてあるから、なのです。

この小説が書かれた時代は、弁理士という言葉が小説に出てくるなんて考えられない、という時代でした。
どなたかが、弁理士会の機関紙「パテント」で、弁理士という言葉が出てくるだけの小説ですらほとんど無い、という記事を書かれていたのを思い出します。・・・
これは今でも変わりません。。。ねじめ正一氏の「昼間のパパと夜明けの息子」ぐらいでしょうか。これだって、発刊からだいぶ時間がたってしまいました。

それにもう一つ理由があるのです。
それは、多分、たぶんですが、、、大沢氏は彼の友人であった私の畏友の某亡先生に取材をして、某亡先生が若きころに所属していた事務所をモデルにしているのではないか?と思われることなんです。

昨年某亡先生がなくなられたときは、可及的速やかに心に蓋をして泣かずにすみましたけれど、この本が本屋で平積みになっているのをみたときは、シャッターがちょっと開いてしまいました。

大沢さん、これって鎮魂歌、ですか?

野茂、引退とか・・・すると訴訟がやってくる

2008年07月18日 | Weblog
今、ウディー=ガスリーのふる~い音源からMP3化したものを聞いています。音質が悪くてかないませんが、純旧?フォークソングを堪能させてくれます。

ところで、野茂投手引退とか。ご苦労様でした。
「野球界にとって王、長嶋クラスの功労者なのだから・・・」と或るネットの記事に書いてありましたが、ドメスチックに止まった選手と比べるのってアリ?と蹴球ファンは思ってしまうのですが。。。

といってる蹴球界でも、「メキシコの銅メダル」が金字塔の如く語られるという、チャンチャラおかしな日本ですから・・・おんなじか。

いつまでも進歩しませんね。
野茂や中田が切り開いた地平というのはとてつもないものだと思うんですけどね。
評価が低すぎる、というか、視点が違うというか。

それはともかく、本日のできごと
依頼:審決取消訴訟1、侵害訴訟1(補佐人ですが結局は・・・でしょうから)
ことわろうかな~  でも一日2件も訴訟関連の依頼なんてはじめてだし
でも、出願をシコシコやってるほうが儲かるし、
訴訟なんて労多くして、だし。。。
グズグズグズ・・・
本当に僕は愚図になりかかっています。年齢のせいにはしたくありませんが。。。

紅花ノ邨

2008年07月16日 | Weblog
佐伯氏の磐根シリーズ、ハマっていることは公言しておりましたが、新刊がまた出ましたね。よく、こんなペースで書けるものです。密命シリーズや、鎌倉河岸シリーズだってあるんだし。

ところで、いよいよ、本シリーズは「家基事件」に近づいてきましたね。いまでも謎!といわれているこの事件を扱った小説は、藤沢周平の「闇の傀儡師」一冊だけと聞いたことがあります(もちろん読みました)が、磐根シリーズでは、どう持っていくのでしょうか?興味津々です。

そういえば、竹村半欠け長屋、品川屋敷の探訪でも行こうかと思っていましたが、暑いですね~。秋まで待ちましょう。。。。

なお、王子の菊屋敷跡(んなもの、あるわけはないのですが)は仕事で近くへ行った際に探してみました。あの辺りも変わってしまって、見当をつけるのも難しかったです。

今日は、特許を一件、どうしても今日中に出願しなきゃいけないのに、ブログなんぞ書いております。大丈夫なんでせうか?まだ数行しか書いていないってのに、まるで他人事です。  拝

曽禰武―忘れられた実験物理学者

2008年07月08日 | Weblog
昨日読了。
ふーん、こんな先生だったんだ~。
私が某中学、高校在学中ず~っと校長先生だった人です。休講になると、どこからともなく現れて物理の授業をしてくれました。今にして思えば至福の時間だったのですね。当時は、邪魔なジジーだ、としか思っていませんでしたが。。。済みませんでした。

一、二級上の生徒たちが校舎の羽目板を引っぺがし、校庭の真ん中で大鍋にラーメンを作って食したという事件で、停学にも、もちろん退学にもせず、2ヶ月間毎日校長室で日記を書かせたという話を記憶しているのですが、信仰に関係していたのでしょうか?

わたしの母校は一時隠れS価高校と言われていたそうですが、私の知る限りでは、キリスト教者が多い、という印象ですね。実際はどうか知りませんが。

マルナゲ : 企業特許の真実(川内清隆著)

2008年07月04日 | Weblog
うーん!
なんだろ、この本は???
一部弁理士の間で話題になっている本ですが、内容は・・・そのもの。
Y間さんたちN本○アールの人たちは何を考えたんだろう?
知財関係者、庁関係者、弁理士会関係者、みな敵にまわすつもりなんだろうか?

とても不思議な本。

「小里電子」という名前も、ちょっとふざけすぎていると言うか・・・

何かの意図があるのでしょうね~。知りたいものです。