oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

兵役の有無と粘り?

2006年06月21日 | Weblog
某特許関係者のブログに、「ワールドカップでの日本と韓国の戦いぶりを比較すると、”粘りが違う”ような…こういうところに、徴兵制/兵役の有無の違いが現れているのかもしれません。」
とあったが、弁理士がこんな非論理的なこと書いちゃだめだよなー。

兵役で訓練で手榴弾投げたくらいで粘りが出るんなら、楽なもんやで。アフリカ諸国なんて、実戦経験のある選手もいるだろう。そうしたら訓練どころじゃない粘りが出る?そんなわきゃないわな。欧州諸国だってかなりの国に兵役がある。平和の代名詞みたいなスイスやスウェーデンだって兵役がある。でも粘りがある?って言われると疑問だね。

だいたい、そんな非論理の極みみたいなことは言わないからね。スウェーデン人の友人からは、片手に100Kgずつの荷物もって、40Km行軍するんだ、大変だよーとかは、よく聞かされたけどね。

実は、韓国の選手は子供の時から選び抜かれてきたサッカーエリートで、兵役はまだ受けていない。今回16強になると免除だとか。すなわち、エリートとしてトレーニングを受けており、エリートとして全うできないと、あとが大変だからがんばる、粘る、というところが正解じゃないのかな?確かに、世界的に見ても異質な、あるいは異常なガンバリ方はするよね。それは同感。でも、ダメなときは日本代表以上にダメなときだってあるよ。人間なんだから、そんなに変わらないよ。ちょっとは違うかもしれないし、その「ちょっと」が大きいかもしれないけどね。

あっ、あと飲み会の時の体力が違うね。これは兵役の効果かも・・・・。