oji弁理士の日常

おじさんで中堅どころをとっくに越えてしまった弁理士の日常と非日常生活

今日のお仕事

2006年05月17日 | Weblog
今日からフグスマでオラダヅのヌッポンデーヒョーがガッシュグさヘッタつーのばきいで、オイもがんばんねげね・・・
(故郷のなまりなつかし停車場の人ごみの中にそを聞きにゆく、だね。ちなみに、この詩の作者をイシカワブタボクと言った弟はT大法学部へ行き、○護士になりましたとさ)

それはさておき、
今日はランチミーティングとかで、K市にある某クライアントの所へ。
子会社を経営しているガイコツ人重役2人を交えて昼食を取りながら、特許、商標についていろいろ質問を受け、それに答えたのだが、何を食べたのかサッパリ。

以前は特許を取ることに消極的だった英国人重役が結構積極的になってきた。米国で警告をくらいかけたのが利いたらしい。それで、一つ面白い話があった。米国を知っている人には当たり前なのかもしれないが。。。

例えばA社の米国特許を侵害する筆記具が複数の小さな会社がそれぞれ販売していたとする。その場合、一つの会社のみターゲットにして侵害訴訟を仕掛けるわけにはいかないのだそうだ。discriminateだという反論がまかり通って、A社敗訴になってしまうらしい。訴えるなら侵害している会社すべてを訴える必要があるのだとのこと。

だからか、コンシューマー向けの交換部品なんかは特許を侵害していようがいまいが、一杯売ってるのは!訴訟やったらカネばっかり掛かるもんなー、納得。

まあ、いずれにしても英語も法律も勉強不足を痛感した一日でした。