5月19日(木)に参加メンバー6名で岡山市中央卸売市場を見学させていただきました。
入館許可書をいただいていざ市場の中へ。
卸売棟には緑が青果、水産が水色と外からでもわかるようになっていました。(※写真ではわかりにくいですが・・・)
市場の駐車場など敷地内にある木も虫がこないようなもの、また管理にも薬を使わないような木を植えられているそうです。
まずは青果棟から。
全国から届いた箱があちこちに積まれていました。
震災で甚大な被害を受けた熊本からも・・・
青果のせりは「前場:ぜんば」と「後場:ごば」とにわかれているそうで葉物など鮮度が重要なものは前場で朝5時半から行われるそうです。
ちょうど9時からのせりの様子を見学させていただきました。
「これなんぼー」という声の間わずか5秒ほどで値段がきまり競り落とされる。
聞き取れないし手の動きなど見ていても到底追いつかないスピード感と緊張感。
生産者さんから直接預かってきた大切なお野菜や果物、その値段が決まるのでせりはとても責任がある仕事だと言われていました。
こちらはせりが行われる前のさつまいも。
これから生産者さんの情報などが表示されるそうです。
続いてはお隣にある水産棟。
水産のせりは発泡スチロールに入れられている魚を見ながら人が移動して行うため『移動ぜり』というそうです。
ちなみに青果はベルトの上を青果物が流れていって人は移動しないので『固定ぜり』と呼ばれているそうです。
朝4時半から、ここだけはライトに照らされていて外はまだ暗い中せりが行われるそうです。
天井には沢山電球がついていました
いけすの中には活きのいいカンパチやハマチが泳いでいましたよ
酸素や塩分の濃度など管理されているそうです。
そして冷凍庫体験。
重い扉を開けると…中はマイナス48度。
壁も天井も霜につらら・・・
寒いという感覚を通り越して凍ってしまいそうな怖さを感じるほど・・・。
手ぬぐいを振り回してみると・・・・あっという間にカチンコチンに凍ってました。
魚の種類によってもそれぞれ違う温度で冷凍されていたりなど徹底した鮮度管理がされていました。
生鮮食品は鮮度が劣化しやすいため長期保存が難しかったり、天候に左右されやすく需要と供給のバランスが難しかったり・・・
市場のおかげで安定して私たちはモノを買うことができ、また遠い場所で採れたお魚も新鮮なまま美味しくいただけるのですね
桃のシーズンには市場は桃の香りがでいっぱいになるそうでまた伺ってみたいなと思いました
見学のあとはスライドで市場の歴史や機能、現状など説明していただきとても勉強になりました。
帰りにふくふく通りでお買い物&お昼ご飯
両側にいろんな専門店がずらっと並んでるので歩いてても楽しいですよね
お昼は人気のスープカレー屋さんへ。
市場カレー、野菜カレー、チキンかつカレーをみんなで頂きました
スパイスが効いて大根、人参、かぼちゃ、じゃがいも、茄子、たまねぎ・・・とお野菜いっぱいでとっても美味しかったですよ
皆さんもふくふく通りにいかれるときは是非寄ってみてくださいね
今回市場を案内してくださった市場の藤井さま、那須さま大変お世話になりどうもありがとうございました
コミュニティ岡山ではこどもたちと夏休みに市場の見学の企画を予定しています。
今回は都合が悪く参加できなかったけど・・・見学してみたいという方は是非楽しみにしていてくださいね
岡山市中央卸売市場のツイッターはこちらから→おかいちちゃん(@okaichi_chan)さん | Twitter
5月ももう終わり頃、気温の高い日が毎日続いていますが皆さん熱中症など体調にはお気を付けてお過ごしくださいませ
(文・室田裕子)
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