野菜ソムリエコミュニティー岡山

岡山の野菜のソムリエ有志で作るコミュニティです。
野菜・果物の素晴らしさを学び、伝えることを目指し活動しています。

岡山市中央卸売市場の見学に行ってきました★

2016-05-24 | コミュニティ活動

5月19日(木)に参加メンバー6名で岡山市中央卸売市場を見学させていただきました。

入館許可書をいただいていざ市場の中へ。

卸売棟には緑が青果、水産が水色と外からでもわかるようになっていました。(※写真ではわかりにくいですが・・・)

 

市場の駐車場など敷地内にある木も虫がこないようなもの、また管理にも薬を使わないような木を植えられているそうです。

まずは青果棟から。

全国から届いた箱があちこちに積まれていました。

震災で甚大な被害を受けた熊本からも・・・

  

青果のせりは「前場:ぜんば」と「後場:ごば」とにわかれているそうで葉物など鮮度が重要なものは前場で朝5時半から行われるそうです。

ちょうど9時からのせりの様子を見学させていただきました。

「これなんぼー」という声の間わずか5秒ほどで値段がきまり競り落とされる。

聞き取れないし手の動きなど見ていても到底追いつかないスピード感と緊張感。

 

生産者さんから直接預かってきた大切なお野菜や果物、その値段が決まるのでせりはとても責任がある仕事だと言われていました。

こちらはせりが行われる前のさつまいも。

これから生産者さんの情報などが表示されるそうです。

 

続いてはお隣にある水産棟。

  

水産のせりは発泡スチロールに入れられている魚を見ながら人が移動して行うため『移動ぜり』というそうです。

ちなみに青果はベルトの上を青果物が流れていって人は移動しないので『固定ぜり』と呼ばれているそうです。

朝4時半から、ここだけはライトに照らされていて外はまだ暗い中せりが行われるそうです。

天井には沢山電球がついていました

いけすの中には活きのいいカンパチやハマチが泳いでいましたよ

酸素や塩分の濃度など管理されているそうです。

   

そして冷凍庫体験。

重い扉を開けると…中はマイナス48度。

壁も天井も霜につらら・・・

寒いという感覚を通り越して凍ってしまいそうな怖さを感じるほど・・・。

手ぬぐいを振り回してみると・・・・あっという間にカチンコチンに凍ってました。

 

魚の種類によってもそれぞれ違う温度で冷凍されていたりなど徹底した鮮度管理がされていました。

生鮮食品は鮮度が劣化しやすいため長期保存が難しかったり、天候に左右されやすく需要と供給のバランスが難しかったり・・・

市場のおかげで安定して私たちはモノを買うことができ、また遠い場所で採れたお魚も新鮮なまま美味しくいただけるのですね

桃のシーズンには市場は桃の香りがでいっぱいになるそうでまた伺ってみたいなと思いました

見学のあとはスライドで市場の歴史や機能、現状など説明していただきとても勉強になりました。

 

帰りにふくふく通りでお買い物&お昼ご飯

両側にいろんな専門店がずらっと並んでるので歩いてても楽しいですよね

お昼は人気のスープカレー屋さんへ。

市場カレー、野菜カレー、チキンかつカレーをみんなで頂きました

 

 

スパイスが効いて大根、人参、かぼちゃ、じゃがいも、茄子、たまねぎ・・・とお野菜いっぱいでとっても美味しかったですよ

皆さんもふくふく通りにいかれるときは是非寄ってみてくださいね

今回市場を案内してくださった市場の藤井さま、那須さま大変お世話になりどうもありがとうございました

 

 


 

コミュニティ岡山ではこどもたちと夏休みに市場の見学の企画を予定しています。

今回は都合が悪く参加できなかったけど・・・見学してみたいという方は是非楽しみにしていてくださいね

岡山市中央卸売市場のツイッターはこちらから→おかいちちゃん(@okaichi_chan)さん | Twitter

 

5月ももう終わり頃、気温の高い日が毎日続いていますが皆さん熱中症など体調にはお気を付けてお過ごしくださいませ

(文・室田裕子)

 

 

 

 


【ご案内】和歌山県産青梅のお話と加工体験・試食体験

2016-05-06 | イベント予告

こんにちは。

代表の横畑です

GWいかがお過ごしですか??

私は10連休で、おうちで断捨離に励んでおります。

 

さて、本日はイベントのご案内です。

 【和歌山県産青梅のお話と加工体験・試食体験】

青梅の生産量日本一を誇る本場和歌山から、
和歌山県農業協同組合連合会の方を迎えて、
初心者の方でも安心して漬けられる「梅干し」の実演を交えての作り方講習や、
旬の梅を使って美味しく簡単に味わうことが出来る「梅ジャム」の試食や
「梅ジュース」の加工体験を開催します。
 
梅干しは日本の食卓には欠かせませんが、手間がかかるということで
昨今はご家庭で漬けられる方が減ってきています。
しかしながら、梅の食べ方は梅干しだけではありません。
 
この機会にぜひ、梅の美味しさや魅力を体感していただき、
梅レシピに挑戦してみませんか?
 

主 催
和歌山県農業協同組合連合会( JA 和歌山県農)
        
(株)岡山丸果
日 時    
平成28年6月18日(土) 13:00 15:00
受付は 12:30 から
場 所       
岡山市中央卸売市場管理棟 1 階ピーチボーイプラザ
岡山市南区市場1丁目1番地
駐車場
無料
参加対象   
5 歳以上の子を持つ親子又は大人一人でも可
募集人数    
15 30
参加費     
無料
募集方法    
5 13 日(金)までに
参加者氏名・人数(大人・子供)・連絡先電話番号を
 E メール( vgful_okayama@yahoo.co.jp )でお知らせください。
問合せ先       
(株)岡山丸果 
電話 ( 086 2648211   
水曜日曜祝日以外の 9:00 16:00
持ってくる物 
エプロン、三角巾、布巾 2 枚、瓶を持って帰る袋
内容     
和歌山県の産地の方に、梅の品種別の特徴や加工用途について説明していただきます。
その後、「梅ジュース」や「梅干し」の作り方の 実演をしていただき、
実際に「梅ジュース」を皆さんに作っていただきお持ち帰りして頂きます。
「梅ジャム」の試食もあります。
 
 
皆様のご参加をお待ちしております
 

 
 
 
野菜ソムリエコミュニティー岡山
 

第5回野菜ソムリエアワード最終選考

2016-05-03 | コミュニティ活動

皆さまこんにちは。

野菜ソムリエコミュニティ岡山代表の横畑です

 

ご報告が遅くなりましたが、

4月16日(土)に東京のホテルルポール麹町において

第5回野菜ソムリエアワード最終選考が行われました。

 

会の開催にあたり、熊本地震のことを考慮し、

中止ということも本部では考えられていたそうです。

しなしながら、コミュニティ熊本の代表の方や九州地区の皆さまからの後押しもあり

会の開催に踏み切られ、その想いを福井理事長が冒頭のご挨拶で述べられました。

改めまして、このたびの地震で犠牲になられた方のご冥福をお祈りしますとともに、

被災された皆さまにお見舞い申し上げます。

一日も早く安心して過ごせる日々が戻りますよう、お祈りするとともに、

自分たちにできることを考え行動していきたいと思います。

 

さて、今回のアワードでは、会場の入り口において

ベジフルフラワーとベジフルカッティングの作品が展示され、

投票するようになっていました。





 どれも素晴らしくて、投票するのも悩みます。

 

コミュニティ岡山は中四国地区の代表として、

副代表の山崎涼子さん、高校生の今井優成さんのフレッシュコンビがプレゼンをしてくれました。 

キッズ野菜ソムリエの我が子もちょっぴりお手伝い。





予選時よりもさらにパワーアップした2人の様子に、

お供した役員たちもウルっとしてしまいました。

 

キッズ野菜ソムリエ任命イベントの開催から

継続的な学びの場として実施したイベントについて、そして子供たちの成長の様子、

私たち野菜ソムリエも共に成長していることなどを発表してくれました。

 

結果は残念ながら。。。でしたが、

全国の素晴らしい野菜ソムリエさんたち、コミュニティの活動の様子を肌で感じ、

また新たな活動に活かしていこうと思える時間を過ごすことができました。

来年は岡山からも一人でも多くの野菜ソムリエさんに、アワードを体感してほしいと思います。

 

前代表の増田さんと岡山キッズ野菜ソムリエ1期生の光くん、

役員の山下さんも応援に駆けつけてくださいました。

(写真が切れちゃてて。。。山下さんは横畑の隣にしっかりいらっしゃいます!!)

 

アワード終了後は会場を新丸ビルのAW kitchen TOKYOにうつし、交流会も開催されました。

 


野菜ソムリエアンバサダーとして、

モデルのアンミカさん、吉本の美容番長ことシルクさん、AW kitcehオーナーシェフの渡邉明さんが

任命され、ご紹介がありました。

(アンミカさん、シルクさんのお美しいこと)

交流会では、「Love Japan~日本の農業と食の強みを世界へ伝えよう~」をテーマに

「日本の食材を海外向けに」「海外の食材を日本料理に」と題した素晴らしいお料理の数々が提供され

ビュッフェスタイルで楽しみました。

 

全国各地や海外の野菜ソムリエさんとも交流を深め、野菜ソムリエの輪がより一層広がりました。

 

東京本選に出場することができたのも、

コミュニティ岡山の活動にご理解ご協力いただいている会員の皆さま、

関係者の皆さまのおかげです。改めて感謝申し上げます。

今後の活動も引き続きご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。