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「ありがとう」「いかないで」「離れるのさみしい」 岡山県から自衛隊撤収

2018年08月15日 06時15分00秒 | 陸・海・空自衛隊
岡山県では、自衛隊の災害派遣活動が11日をもって終了となりました。
(はくおうでの宿泊支援は引き続き行われています。ただこちらは防衛省が船を借り受け、防衛省の職員が主体となって運営しています。)

岡山県から自衛隊が撤収する日、多くの方々が自衛隊をお見送りしてくださいました。
今日は、その様子を伝えた新聞の記事を2つご紹介したいと思います。


産経新聞 2018.8.14
「ありがとう」自衛隊が岡山県から引き揚げ、被災者から感謝の声

西日本豪雨に伴い岡山県倉敷市などに派遣されていた陸上自衛隊の県内での主な支援活動が11日で終了。
12日には多くの被災者からの「ありがとう」の声を背に、被災地を引き揚げた。

最後まで行われていた支援は「自衛隊風呂」と呼ばれた仮設浴場で、設置場所の一つ、真備ふるさと歴史館(倉敷市真備町岡田)には、隣接の市立岡田小に避難している住民らが千僧駐屯地(兵庫県伊丹市)の隊員らの見送りに集まった。




顔見知りになった女性隊員に向かって「お姉ちゃんいかないで」と涙が止まらない女児の姿も。
住民らは隊員らに感謝の言葉をしたためた寄せ書きを贈り、出発する車両に手を振って別れを惜しんだ。

同地の仮設浴場は7月28日の設置以降、延べ約2650人が利用。
その中の一人、山口久さん(62)は「開設時間帯には自由に入ることができ、随分と助かった」と振り返った。

最も早い7月10日から設置されていた真備総合公園(真備町箭田)の浴場は同1万6070人が利用。
水島地区の避難所にも設けられ、好評だった。
今後は市が提携する計17の入浴施設などの利用に移行。避難所からは送迎バスも出る。

自衛隊は同7日から県内被災地に入り、人命救助や物資輸送、がれき撤去、避難所での給水活動などでも活躍。
隊員延べ約21万人が派遣された。



山陽新聞 2018.8.13
真備で自衛隊の活動終了し撤収 「離れるのさみしい」市民見送り

西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区の支援で派遣されていた陸上自衛隊が11日、現地での活動を終了。
12日までに撤収した。
自衛隊は岡山県の災害派遣要請を受け、7月7日から36日間、日本原(同県奈義町)や千僧(兵庫県伊丹市)など各地の駐屯地から隊員を派遣、人命救助や捜索、ごみ撤去、被災者の入浴といった支援を展開した。

12日は倉敷市役所で、入浴支援を行った部隊の代表者が離任を伊東香織市長に報告。
市長は隊員ら約20人を前に「自衛隊のおかげで、市は一歩ずつ復興への道を進むことができている」と活動をねぎらった。
集まった市職員約100人が、車両に乗り込んだ隊員らを拍手で見送った。



11日まで仮設風呂を設けていた真備ふるさと歴史館(真備町岡田)でも、避難所になっている岡田小学校や地元から多くの住民が駆け付けた。
避難者らのメッセージが寄せられた色紙を贈り、「ありがとうございました」などと記した横断幕を掲げ、撤収を見届けた。

小学2年の女子児童(7)は「離れるのがさみしい。一緒に絵を描いて楽しかった」、岡田地区まちづくり推進協議会の黒瀬正典会長(65)は「必ず真備は復興しますと告げた。それが一番の恩返し」と話した。



岡山県によると、県は7月6日に陸上自衛隊に災害派遣を要請。真備町地区のほか高梁市で孤立者の救助に当たり、岡山、井原、総社、新見市でも人命救助や給水・入浴支援などを行った。



岡山県で活動されていた自衛官のみなさん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!


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