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水彩画 よしのの部屋

水彩画やスケッチなどを載せていきたいと思います。

車窓から

2007-12-05 | 写真
四国に日帰りで行ってきました。
お天気がよくて、特急「しおかぜ」の車窓に見える瀬戸大橋からの景色はすばらしかった。
写真を撮ろうと思ったのですが、うまくいきませんでした。
この写真は帰りに乗った電車からの瀬戸内の風景です。
帰りの電車には、関東からと思われる年配のおば様達の旅行グループが乗っていて、瀬戸大橋にさしかかると、次々に現れる島々の風景に感嘆の声をあげていました。
夕方の光の中で見る瀬戸内の島々は、昼の太陽の下で見るのと違った味わいがあります。

フウの紅葉

2007-11-28 | 写真
京都府立植物園に行ってきました。
写真のようにフウの木が見事で、しばらくたたずんで見ていました。
なからぎの森の横の紅葉は、いつもながらきれいに色づいて池に赤や黄の色を写していました。
今年初めて植えたという巨大ヒマワリ・ガリバーが、沈床花壇や有用植物園にあり、そばに植えられているサルビアの紫といいコントラストで目を引きました。
イチゴノキもスズランのような白い可憐な花の中に赤い実が見られて可愛い。
コダチダリアは高さが4~5mあり、たくさんの花をつけていました。
入り口で頂く「きまぐれ園だより」を見ながら、そこに出ている花や木を探しながら歩くのも楽しいものです。

観峰美術館

2007-11-14 | 写真
京都の観峰美術館へ「ネパール美術」を見に行ってきました。「ネワールの伝統工芸/仏画の伝統から現代絵画への歩み」と言うキャプションが付いています。
書道の展示をする美術館だけあって門を入ると写真のようなたたずまいが目に入ります。
一階には仏像などの展示があり釈迦牟尼佛や阿弥陀佛は笑みを浮かべているような優しいお顔です。仏像造りの様子が映像でながされていました。
仏画は百八観音図のうちの幾つかが展示されていましたが、人間国宝の画家が描いたものや、それを模写したものなどがあり、どの観音様も妖艶な姿をしていました。
二階には楽器や木彫りの家具などがあり、木彫りは千年も前からの伝統が受け継がれているそうです。椅子の背もたれには天女のような絵が細かく彫られていました。
ネパールは36の部族とその文化で構成されるユニークな国で、チベットやインドの文化の影響を受けているらしい。ネワール部族の仏教は僧侶がいない独特のものだとか。職人なども大部分がネワール部族だそうです。
ネパールの文化に触れる機会など今までなかったので、興味深かった。

書道家・原田観峰の収集した硯、龍が回りに彫られている巨大な硯は一見の価値あり。

そこを見てから何必館・京都現代美術館へ行き「木村伊兵衛の眼展」を見ました。戦前・戦後の人や風景が写されていて、今では見られなくなった人々の生活や文化が、昭和という時代を蘇らせてくれる写真展でした。

新しく出来た「コトクロス阪急河原町」に初めて行きました。書店が入ったことは本好きの私にはうれしいことです。時間がなくてゆっくり見られませんでしたが、ベーカリーカフェやデザートバイキングなどもあり、楽しいビルのようです。

おみやげには、こちらに来たときにいつも寄る「甲や」で「奴千枚」を買いました。小さなおかきでサラサラしてて軽く美味しい。南座に出演されている人に差し入れに使われることが多いと聞きます。有名人に人気だというのもうなずける味です。

いいお天気で街路樹も大分紅葉してきました。そろそろ紅葉狩りに行きたいな。

高麗美術館

2007-10-31 | 写真
いいお天気だった。高麗美術館へ「朝鮮王朝青花白磁」展を見に行ってきました。門をくぐると写真のような石人像がお出迎えしてくれます。左手には五重の石塔もあり、いい雰囲気の美術館です。
今回の企画展は「青花白磁」約60点が展示されています。
私の一番興味を引いたものは「青花鉄砂雲龍文大壷」です。龍の文様がなんともユーモラスで、じっと眺めているとくすっと笑えてくるよう。いかにも年寄りの龍と言う感じで歯が所々抜けていて、髭がか細く弱弱しい。目玉はくりっと飛び出していて面白いデザインです。
かって龍は王権のシンボルで、一般に使われる器物に貴重なコバルトで龍を描くことは許されなかったそうです。でも19世紀にコバルトブルーの顔料の入手が楽になり、いろいろなものに使われるようになったとのこと。
おどけた印象の龍文は19世紀の特徴らしい。
「青花雲龍文壷」という18世紀中期の少し小さめの壷、といっても高さ40㎝位あるのですが、ここに描かれている龍文は王室の権威を象徴していて立派な龍です。龍の爪の数は身分を表し、皇太子の東宮で使用されたものだとか。同じような龍の文様でも時代によってこんなに違うのかと興味深かった。
鶴・亀・鹿・鯉・牡丹・葡萄・桃などおめでたい文様がたくさんあり、中に蝙蝠のもあり、これもおめでたいのだそうです。気が付いたことは山水の文様が少ないことでした。
「青花草花文壷」と言う壷があり、余白が多くとられていて、淡く柔らかな描き方で細い草花が描かれています。質素倹約を美徳とする儒教思想に基づいた物だそうです。
白磁といっても、少し黄味がかったものやブルーがかったものもあり、同じ地の色ではないのも面白かったです。
私のように朝鮮文化や陶磁のことなど何も知らない者が見ても、面白く興味深かった。

北大路駅から美術館まで賀茂川べりを往復しました。マガモ・カルガモ・ヒドリガモ・アオサギ・コサギ・ダイサギ・セグロセキレイ・トビが見えましたが、それ以外に名前の分からないカモが一つがいいました。
まだ冬鳥の数は少ないようです。

「川合懐古作品展」を見て

2007-09-21 | 写真
今日は安曇川の「ギャラリー藤乃井」へ『~米寿を迎えて~川合懐古作品展』を見に行ってきました。次々とお客さんが入って来て熱心に見ていました。中でも一番評判のいい絵は上のもので、これ欲しいねと皆が言っていましたが、もう売約済みのシールが付いていました。
写真がうまく撮れていないのが残念です。
米寿を迎えても次々と新しい描き方にチャレンジするのはさすがだと思います。最近は和紙に水彩と墨を使って味のある絵を描いていらっしゃいます。
木々を描いたものに何色かの色をスパッタリングした面白い絵もありました。
いろいろなことに興味を持ち勉強するということが、いつまでも矍鑠としていらっしゃる秘訣かなと思います。

「川合懐古作品展」は安曇川のギャラリー藤乃井で24日まで開催されています。