水彩画 よしのの部屋

水彩画やスケッチなどを載せていきたいと思います。

梅園

2009-02-27 | 絵画・風景
紅梅の中に白梅が混じって咲いています。気品のある白梅とあでやかな紅梅の取り合わせは、それぞれが引き立てあって見飽きない風景です。

梅の和名は「春告草」というそうです。
みやびやかな名前だと思いました。

お花がいっぱい

2009-02-23 | 写真
京都府立植物園へ行ってきました。
今「花の回廊~早春の草花展~」が開かれています。
この回廊に入ると、むせるような花の香り。色とりどりの花・花・花…。

この時期園内にはお花が少ないのですが、それを補う催しのようです。

受付で頂ける「きまぐれ園だより」を持って、それを見ながら園内散策です。
今は梅の花が見頃です。寒桜・ロウバイ・マンサクなども咲いていました。
草花は水仙・セツブンソウ・スノードロップ・バイカオウレンなどです。
宿根草・有用植物園の中にあるミニハウスには南アフリカの珍しい花が咲いています。
温室には熱帯独特の華やかな色の花々が咲いています。またパパイヤやバオバブの果実も見ることが出来ます。

水車小屋がリニューアルされていました。
近くに「連理の枝」があります。
これは根元はムクノキとモミノキですが、上のほうの枝がくっついて、一心同体の状態。枝と言うよりも幹のように太い。不思議な光景。

針葉樹林の近くを歩いていると、雀に似た小鳥がいる。でも鳴き声が違う。よく見ると頭がねずみ色であとは雀に似ている。
写真を撮って帰って「京都の野鳥図鑑」を見てみると、アオジのようです。この図鑑の写真も府立植物園で撮ったものでした。

木々や草花に囲まれていると、ほっとして癒される気がします。



小さな橋

2009-02-22 | 絵画・風景
近江八幡・西の湖園地にある小さな橋です。
この後ろにある水郷は、観光の手漕ぎ舟が通るところですが、このところ寒いせいか舟も余り見かけません。

この付近、絵になるところがいろいろある。

夫婦の滝

2009-02-19 | 絵画・風景
音羽山から牛尾観音へのハイキングに行ってきました。
大谷駅を下り、蝉丸神社にお参りして、東海自然歩道を歩き始める。
急な木の階段が続いていて、つづら折の坂道が嫌になるほど…。
木の階段と石の階段が終わると、気持ちのいい山道。
音羽山の頂上近くの道端には、木の根元などに雪がかすかに残っていました。道理で空気が澄んで冷たい。
山頂にはいつもだと、たくさんのハイカーが休んでいるのに、今日は誰もいません。
のんびり昼食にしました。
琵琶湖方面・山科方面の素晴らしい眺望が独り占めです。
帰りは牛尾観音の方へ下りることにしました。
何年か前にこのルートを通ったとき、牛尾観音の方への分岐の標識を見落として石山方面に行きかけて、引き返したことがあったので、今回は気を付けてよく見ながら下りたのですが、新しいよく分かる標識が立っていました。
牛尾観音にお参りして、川沿いの道を下っていきます。
この道筋には、いわれのありそうな面白い名前の付いたものがいろいろあります。
鎌研ぎ橋・懺坂(懺悔坂)・お経岩・聴呪の滝・蛇壷・大蛇塚・思案辻などです。
お経岩のいわれや、大蛇の伝説は説明板があるのでよく分かりました。
滝も小さいものが幾つもあり、見ながら下っていくのは楽しい。
ただ、道が舗装路なのはがっかりです。

この日出合ったハイカーは5人でした。
牛尾観音へは12時半に着いたので、上醍醐まで足を延ばせばよかったかなと思いました。
今日は風が少し冷たかったけれど、気持ちよく歩けました。



2009-02-17 | 絵画・静物
これは今図書館で借りている本です。
芥川賞の「ボトスライムの舟」は、テレビで紹介していたのを聞いて、面白そうと思ったので図書館に予約をしておいて、発売と同時に借りたものです。
いつもは、かたそうな本は敬遠しているのですが、これは読みやすそうと思いました。
宮本輝さんが「つつましく生きる女性のそのときそのときのささやかな縁によって揺れうごく心が、よく描けている。特別なことは何も起こらないけれど、平凡な日常の中に大きな人生がぎっしり詰まっている。」と評されていましたが(「文学界」での二人の対談による)、そこが読んでいて共感できる所だと思いました。

後ろに入っている「十二月の窓辺」は著者が初めて勤めた会社での経験を元に描かれているそうですが、上司からの凄まじいいじめ、職場での自分の居場所のなさなど、読んでいて辛くなりました。

ポトスは昔育てたことがありますが、毒があるとは知りませんでした。
「ポトスライムの舟」は私の好きな話です。

外は雪が舞っています。お部屋でぬくぬくと好きな本を読むのは無常の幸せ。





山茶花

2009-02-16 | 絵画・静物
梅が咲き始めているとのことですが、今日は真冬に逆戻りしたような寒い一日になり、梅の花も震えているのではないかと思います。

この山茶花は家の生垣に咲いているものです。
山茶花といえば童謡「たき火」を思い出します。
さざんか さざんか 咲いた道
たき火だ たき火だ 落ち葉たき…
作詞:巽聖歌

大手道

2009-02-11 | 絵画・風景
安土城址の大手道です。
ここには築城の際、石材として用いられた石仏が、石段のあちこちにあります。
石仏との標識がなければ、知らないで踏んづけてしまいそう。

430年前の安土城は…、またこの道をどのような人々が登り下りしたのだろうかと、いろいろ想像しました。

安土城址・三重の塔

2009-02-10 | 絵画・風景
何年ぶりかで安土城址へ登ってみました。
いつもは大手道から登っているので、今度は百々橋の方から登ろうかと行ってみると通行止めでした。
そういえば、入山料がいるようになったと聞いたような…と思い出し、大手道へ回ってから登りました。

三重の塔に挑戦してみたのですが難しい。

バレンタインのチョコレート

2009-02-06 | 絵画・静物
今はどこのお店に行っても、チョコレートがたくさん売られている。
見て回るだけで楽しい。
これはベルギーのチョコレートです。
ベルギーといえば、アガサ・クリスティの名探偵ポワロを思い出します。
ポワロはベルギー人でチョコをよくつまんでいました。

これは家族用に買ったものですが、箱と袋が可愛かったので描いてみました。

日本庭園の門

2009-02-04 | 絵画・風景
神戸の相楽園へ始めて行きました。
重要文化財の建物などがありましたが、なかでも「船屋形」というのは立派なもので驚きました。藩主が河川の遊覧に使っていた川御座船の屋形部分だけを陸上げしたものだそうです。
黒漆が塗られていて、金箔が使われている飾り金具があったり、その当時の姫路藩主の華やかな遊びが目に浮かびました。

修復中の建物があって、見られなかったのは残念でした。

この絵は、中にある日本庭園の入り口です。