Folding Paper's Lonely Hearts Club Band

ヨーグルトも紅茶も缶コーヒーも大好きです。

世界の車窓からvol.46(堺田編)

2017年01月21日 23時40分04秒 | 旅行記
成人式なんて気づけば4年も前です。
平成19年のときに感じる平成16年って時相応に一昔前に感じましたが、平成29年に感じる平成26年ってすこぶる最近!同じ3年間という時間幅なのに。

2016.8.7
寒い時期ですので夏の話題で温まりましょう。
高校の時の友達と鳴子温泉まで少し足を伸ばして休日を満喫します。日差しが暑いです。

陸羽東線の鳴子温泉駅。電車で来たわけでは無いのですが足湯もあるのでふらっと寄ってみました。いつかはリゾートみのりにも乗ってみたいのですが、なかなか車に慣れてしまうと電車旅はしづらい。それよりリゾートしらかみの方が乗って見たいかな。
鳴子温泉は滝の湯へ行きました。公衆浴場のようで自動販売機で入浴券を買って入口の戸を開けるとすぐ脱衣所があります。湯温は若干高めですが木枠の湯船が良い感じ。年末の何かの番組でロバートキャンベルが来ていて、テレビ見ていては、あーっ!てなりました(笑)浴場の裏には鳴子温泉神社もあります。

腹ごしらえ後は鬼首の間欠泉です。入場料取られるんだね、公園内は綺麗に整備されているから文句無いけど。
鬼首までは、新しい108号バイパスを通りました。初めて通りましたが道幅が広くすいすいですね。トンネルばっかりでダムも見えず景色的には面白く無いけど、新道ができたおかげで旧道にダンプとかも通る心配が無いので旧道をのんびり走る分には最高です。

生たまごが売っていたので食べます。自分で茹でるシステム。手入れたくなるけど熱いからダメ。
10分ほど放っておいて殻むいて食べます。黄身が半熟でおいしい。

奥の方には湯滝というものがありました。間欠泉の脇に流れてる川自体が温泉水のようですが、それが滝となり水しぶきと湯気が立ちマイナスイオン全開。滝つぼに入ったら気持ちよさそう。公園内の雰囲気がなんとなく台湾の十分瀑布のようでした。(十分瀑布でググると結構ヒットしますね。私行った時はググってもなかなかヒットしないので、少ないネット情報とグーグルマップさんに相談しながら行った記憶があります。それはそれで達成感というか自分で調べて無事到着して一歩成長できた気がしたのですが、今になってこう簡単になってしまってちょっと悲しい。というか十分自体すごい有名になってるじゃん。私行った時なんてガイドブックにも載ってない穴場スポット的な紹介だったのに。台湾、もう一回行きたいわん)

さて、次は県境を超えて堺田まで来てしまいました。ここは珍しく分水嶺が目の前にあります。詳しくは立て札の通り、画面奥から用水路が流れ込んでくるのですが、左は日本海へ、右は太平洋へ注ぎます。なんて不思議!

ちょうど流入する用水路を境に西に下り勾配、東に下り勾配がついているんですね。もとは同じ水路を流れていた水が少し東西へそれただけで、片や最上川水系として日本海へ、片や北上川水系として太平洋へ。少し日本海側の水をバケツですくって「おまえはこっちだ!」って太平洋側へ持ってきたくなりますね(笑)

付近は公園のようになっていまして立派な説明板があります。こうした平坦地にある分水嶺って珍しい。このほか私が知ってるのは広島の泣き別れくらいです。ここもいずれ行ってみたいですね。
ちなみに現在地からだと太平洋側116km・日本海側102kmと太平洋側の方が若干距離があるものの、大体一緒なのもなんか不思議。(流入も用水路、流出も双方用水路になっているから人が作った分水嶺感があるのは否めないけど)

案内も分かりやすく素晴らしい。

広場のすぐ目の前には堺田駅があります。47号の駐車場からだと少し歩きますが駅からだと本当に目の前。
こんな面白い堺田ですが、あまり友達に話してもピンとこない感じ。これはぜひブラタモリで紹介してほしい。

少し堺田駅を散歩してみましたが、きれいな夏景色。向かいにもホームらしきものが見えますが昔は二面あったのでしょうか。ドラマチックな吹奏楽部の女子高生が利用してそうな雰囲気ですね。
ちなみに陸羽東線の鳴子温泉以西は一時間に一本も無いです。正直ここまで本数ないとどうやって鉄道を利用すればいいのか謎です(行きはいいけど帰ってこれないじゃん?)

こんな私ですが絶賛インフルエンザ中です。予防摂取も受けたのですがかかってしまいました。くしゃみをすると腰に響く。
今年厄年だからと厄払いまでしてきたのにな。
流行っているようなので皆様くれぐれもご用心。

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