Folding Paper's Lonely Hearts Club Band

ヨーグルトも紅茶も缶コーヒーも大好きです。

世界の車窓からvol.55(正解は越後めぐり編)

2017年11月05日 19時09分09秒 | 旅行記
最近めっきり寒くなってきましたね。日も短くなり冬の近づきを感じます。さて少し暖かい話題でも、今年の5月の連休は天気もすこぶるよく初夏の陽気を感じながら新潟を巡りました。あれ?最近よく磐越道通りますね。

道の駅新潟ふるさと村。チューリップといえば富山のイメージでしたが新潟も有名なんだね。

なんだかんだ夜になり萬代橋へ。港町って感じがして新潟の街が好きです。
新潟駅から歩いて行きましたが新潟駅が現在高架化工事中でして、将来在来線ホームも新幹線ホームと同一の高さとなり新幹線と特急いなほとの乗換えがドアtoドアで可能になるそうです。これは楽しみ。それに伴って新潟駅北口の昭和感の残る駅ビルは解体されるんでしょうね。尾張一宮の駅ビルも昭和感ありましたがいつの間にか中庭のある最近の駅ビルになってました、あんな感じになるのかな。国鉄感の残る地方のターミナル駅舎って少なくなりましたね。古い建物が無くなるのは少し寂しいですが、新しい駅ビルが出来上がるのもわくわくします。

次の日は弥彦神社に向かいます。道路に立派な大鳥居が立っていました、いやー天気がいいですね。朝そこそこ早かったので道路も混まず駐車場もすぐ入れられました(といっても多い方でしたが)

本物の鳥居はこちら。参道では鶏の鳴き声コンテスト(?)のため鳥籠がずらりと並んでいました。茶色い虹色に輝く羽根を持つニワトリさん(軍鶏?)がかっこよかったです。

少し歩いていくと神社本殿です、大きいなぁ。そして天気が良い。本殿の周りでは盆栽の展示をしていました。盆栽なんて初めてじっくり見ましたが、自然を人の手で作っているようで面白いですね。折れ曲がる枝や石の配置を見ると人の手でいじらないとこうはならないと思いつつも人工的でないところが不思議です。

弥彦産に登るためロープウェー山麓駅まできました。小学校の遠足を思い出させるようなノスタルジックな駅舎がいいですね。

初夏ってかんじ。

てっぺんまでくると見晴らしがいいです。佐渡島まで見ることができます。レンズの傷が目立つ...

まるで八木山のように山の上には鉄塔がいっぱい。ここまでロープウェーを使わなくても車で来れるんですね、オープンドライブ気持ちいいだろうなぁ。

反対側を望むと、水張りした越後平野と信濃川。前回訪れることのできなかった大河津分水路が見えます。

弥彦神社の境内まで降りてきました。涼しげな水路と緑がまぶしい。冒頭で最近寒いので温まろうって話してたのにね。

この時間となると道路は車で混んでまして、意外と関東ナンバーが多いです。わざわざご苦労様。弥彦の街並みも遠刈田や山寺のように整然としていて立派な観光地なんだねー。

午後からはカーブドッチワイナリーへ。新潟でワインなんて全然イメージもなく友達に連れられて初めて来ました。新潟の海沿いは新潟砂丘で有名ですが、砂地盤がワインの作付けに適していたのでしょうか。

野良猫なのかな、ワイナリーのそばで日向ぼっこしてました。

友達との旅行は、こう自分一人では行かないようなところに連れてってくれるので楽しいですね。

そのまま日本海側を進んでいくとちょうど夕刻。金曜ロードショーが始まりそうな予感。写っているお姉さん二人・子供二人とも知らない人。

佐渡島をバックに沈んでいきます。さらにその奥からはミサイルが飛んでくる。

次の日はマリンピア日本海へ。マリンピア日本海ってボロいイメージがありましたが、新しく綺麗な施設でした(建替えたのか?)。屋外施設も公園のようになっていて天気がいいこともあり気持ち良かったですね。のどぐろ食べたい。写真はイルカショーにて選抜の三名がタッチに参加するところ。ここでも小学校の遠足を思い出させるような懐かしさを感じます。

アザラシは岩の上の縄張り争いをしてます。ファインディングドリーにも同じようなアザラシ出てきたけど、あれのまんま。

仙台に帰る途中、胎内にて黒川の臭水に寄ります。新潟といえば秋田とともに日本では珍しく石油や天然ガスの取れるところ。

汚い水たまりがあちこちにありますが、これがいわゆる原油。お仕事の臭い(アスファルト)がします。

油坪といい油をとるための井戸まであります。

結構深いです。これはフタがされているのでまだいいですが、フタのない穴ぼこがそこらじゅうにあり、これまでも何人か人が落っこちてるそうです。柵外立入禁止の看板が口すっぱく立てられています。

ほらね。

ひときわ大きい油の池。さすがに危険な匂いがします。

普通に油が流れる沢ですが、下流域の水質は大丈夫なんでしょうか。沢と合流するところにオイルフェンスとかオイルマットが敷き詰められているのかなぁ。
さて帰る時間が近づいてきたので、このあとはゆっくり7号と113号にて仙台へ帰ります。

関川の道の駅に来るとおなじみの焼き餅。あつあつもちもちしていて美味しい。別に関川の道の駅じゃなくても日本中売ってるかもしれないけど。これ大好き。

世界の車窓からvol.53(セレブ氷見編)

2017年11月03日 00時49分08秒 | 旅行記
長らく放送していたスマステもついに終了してしまいましたが、ちょうど今年の1月だったかな、スマステで今時期はちょうど寒ブリが旬です的な放送をしていたんです。それを見た私は氷見に寒ブリ食べに行きたい!と思い(以前から氷見温泉に行きたいと思っていたんですが)誘いやすい友達に声をかけて無理やり一泊二日で富山まで寒ブリを食べに行くことに。今思うと急すぎるのによく乗ってくれたな。
私「土日いつ暇?」 
友「再来週」
私「ブリ食いに行くべ」 
友「どこに?」
私「氷見」
友「どこだよ」
私「富山」 
友「うむ。これまた遠いのう」
今見てもラインのやりとり笑えますわ。

ちなみにスマステって始まりの頃は時事ニュースとか英語とかしていたちょっとインテリな番組だったのにいつの間にかただのグルメ生活情報番組になってたね。それはそれでいいけど基本東京中心な話題であまり感情移入できず。月イチゴローとかよく知らない映画紹介するの地味に面白かったなぁ。

さて、そんなもはや寒ブリの旬も過ぎてるのではないかと思う2月後半の土日、言い出しっぺは人数の都合から車出せず助手席で野次を飛ばしつつ東北道・磐越道と進んでいきます。それに増して言い出しっぺはカメラを忘れる大失敗。以下に掲載する写真はiPhoneからです(友達から貰ったものもあります。)

奥羽山脈を越えて猪苗代・会津に入ると猛吹雪、先が思いやられます。会津を抜けた晴れ間に阿賀野川SAにてしばし休憩。結構進んだ感じがしますが全工程の1/2にも達しません、目的地は遠い。
阿賀野川の山間部を抜け越後平野に抜けると、びっくりぱったり雪が無くなりました。磐越道からは新潟JCTで関越道へ。関越道は長岡JCTで北陸道へ。新潟から長岡まで意外と遠いよ、まして長岡から上越までも予想通り遠いよ。途中柏崎付近にて米原まで○kmの表示がありましたが、これを見ると遠くまで来た実感が湧きます。

上越で昼の腹ごしらえは上越IC近くの「にぼすけ」。時間無いというのにかなり並びました、並ぶだけあってダシが濃く出ていて美味しかったです。そして店内も綺麗で洒落ていて良い感じでした。だめだ今の時間だと飯テロだ。

上越からは下道8号で海沿いを進みます。道の駅うみてらす名立でしばし休憩。雪が全然ない!むしろ日が照って仙台より暖かいぐらいです。どうした日本海の湿った空気。並走する北陸道は時折沢を渡るために顔を出しますが随分高いところ走ってます。トンネル駅で有名な筒石駅もこの近くですね。
8号沿いは道の駅がぽつぽつありますが全て寄ってると日が暮れるので寄ったのは名立だけ。宮城にも面白い道の駅作れば良いのに、どれも中途半端。白石上山線の遠刈田温泉の辺りなんか繁盛しそうじゃない?6号沿いに作ってもはらこ飯とホッキ飯でがっぽりいけそうだけども。話が逸れますが岩沼の4号と6号の分岐って一桁国道同士の分岐なのになんで平面交差であんなにしょぼいんだろうね。4号と45号の交差の方がよほど立派だよ。

糸魚川の姫川にて。壁のようにそびえる北アルプスかっこいい。
8号からは糸魚川大火の後が残っていたのが見て取れましたが、想像以上に酷かったですね。戦後のような有様でした。

海岸沿いを親不知まで進んできました。高速道路が海岸に突き出ていてなんとも不思議な光景。糸魚川といえば翡翠、海岸で緑がかった石を探します。それっぽいものを拾い満足。

心なしか波もエメラルド色な気もします。

駐車場にはウミネコがわんさか。中央に写ってる飛んでいる奴、この後近づいてきては糞を飛ばされて危うく命中するところでした。わざとやってるだろ。

旧北陸本線の煉瓦積み隧道。トンネルをくぐると帰りはコミュニティロードという旧道を歩いて一周できます。

コミュニティロード(旧8号)を進んでいくと親不知展望台があります。昔の8号(北陸道)は海岸沿いの絶壁を進んでいたらしい。

四世代道路といって北陸道、8号現道、8号旧道、旧街道と見渡せるようです。土砂崩れとか大雪で一帯が不通となったら影響すごいんだろうな。その点新幹線はトンネルで突っ切ってるのでトンネルが埋まらない限り大丈夫そうだね。
親不知が思いのほか面白く長居してしまいまして(そのくせ車にiPhone忘れるんだもん。上の写真は友達撮影)さっさと富山入りしちゃいましょう。朝日ICから北陸道を小杉ICへ向かい高岡から氷見へ向かいます。富山県内の移動はあっという間。


なんだかんだ氷見温泉に到着。目当てのブリと温泉にありつけ今回の私の旅の目的終了。あとは友達に任せた。(ホタルイカの酢味噌和えも食べたかったな。)

仙台ナンバーの友達フィット。ここまでよく頑張ったなぁ。わざわざチェーンまで用意してもらったのに出番なし。(用意させてしまいすまんな。)結局、先日は富山旅行というより新潟西部観光みたいになってしまったので本日は富山を周ります。

氷見線沿いに進んでいき、射水市は新湊の海王丸パークです。

新湊大橋。立派な斜張橋です。こう大きい橋が架かると港って感じがしますね。仙台港とか塩釜港って港感が無いです。

富山西ICより黒部ICに向かい黒部川を上っていきます。宇奈月温泉まで来ました。小学生以来の宇奈月で懐かしい。

ダムカレーは食べられなかったですが、宇奈月レディースカレーという怪しい言葉につられ入ってみるも美味しくて正解。

宇奈月ダムより温泉街を眺めます。次回は温泉に行きたいですねぇ。赤い橋はトロッコで有名な黒部峡谷鉄道。小学生の頃乗りました。鐘釣で途中下車し川沿いの自然露天風呂が印象的でした。

宇奈月ダムの堤体はこちら。意外とコンパクト。取水塔が西洋のお城風でおしゃれなんです。

やっぱり雪が少ない。

下流はこんな感じ。ずっと上流まで行くと黒部ダムがあります。黒部ダムももう一度行きたいな。

おしゃれ取水塔はトロッコに乗ると間近で臨めますが、堤体からだとここまでが限界(iPhoneクオリティだし)

道の駅うなづきにて最後のお土産選びをしていましたが、ビールが有名だそうでビールソフトというものがあるそうです。おいしい。
この時すでに15時。これから400km仙台に帰ります。弾丸は疲れますね。