Folding Paper's Lonely Hearts Club Band

ヨーグルトも紅茶も缶コーヒーも大好きです。

世界の車窓からvol.54(移りゆく時代編)

2017年10月15日 18時59分27秒 | 旅行記
4月となり新年度。三陸道が南三陸まで開通したのを機に気仙沼まで向かいます。

まずは道の駅三滝堂、高速道路無料区間のSAは最近こんな仕組みですね。

宮城県内の三陸側唯一のダム、払川ダム。( ̄Д  ̄)こんな顔しています。

ダム湖はこじんまりとして小さいです。七ヶ宿ダムのいち支川分ぐらいしかない。周回道路も左岸にしか無く周回していません。

減勢工はこんなかんじ。シンプルなダムですね。このへんの掘削工事中にアンモナイトとかでなかったのかしら。

お昼は海鮮丼を食べて大島汽船にて大島を目指します。現在鹿折地区から大島架橋工事が進行中でして、トンネルも掘り終わりもうすぐ(来年度だったかな)開通です。

大島架橋が完成すればフェリーの運航も廃止されるので(たぶん)記念がてら乗ってみました。中学以来の10年ぶり。

ちょうど今年の3月に上部工のアーチ部分の架設が完成したところだったんです。NHKのプロフェッショナル見たかったなぁ。

これも震災前から計画があったものの震災により計画が一気に動き出した感がありますね。震災前に完成していればまた違ったのかな。

帰りの船の都合から大島滞在は1時間のつもり。とりあえず十八鳴浜に向かいます。十八鳴と書いて「くぐなり」と読みます。いいよね、この平成の初めみたいなデザイン。

震災の影響が色濃く残ってました。鳴砂の浜として有名なだけあって工事もできず直すことも難しいよね。

舗装道路から20分ほど山道を歩きます。マムシに注意しましょう。そしてサンダルで来たの間違いでしたね。ところどころ山道の水たまりがあります、靴で来よう。

東側斜面なので夕方に来ると日陰になってしまいます。午前中に来よう。

船に乗って帰ります。来年になったらこれも見納めなのかな。それとも観光船として残すのかしら、今は生活の足として1便/時間ほどありますが、1・2便/日になってしまうのかな。
振り返ると結局気仙沼管内の土木構造物巡りみたいになってしまった。

世界の車窓からvol.52(宮城のさきっちょ編)

2017年10月15日 16時26分31秒 | 旅行記
ようやく今年の話題に入れます。3月も後半、天気がよかったので牡鹿半島までドライブ

石巻到着後、日和山を目指しました。日和山から半島が臨めます。復興は進みつつあるものの津波の被害はまだ残ってます。

反対側は旧北上川河口の石巻市街地。マンションが立ち並んでこうしてみると石巻も街ですな。漫画館のある中瀬上流にはいずれ駅前の398が直線的に繋がるそうです

新しくできた女川駅前の商店街。休日なこともあり駐車場は車でいっぱい。みんな車で来るんですね、かくゆう私もですが。

コバルトラインにて牡鹿半島までやってきました。向かいは網地島。おしかホエールランドって跡形も無くなってしまったのですね。鮎川の街も歩車道境界に鯨の石像が置いてあったりおしゃれだったのに。悲しい。

反対側に見えるのは金華山。今回初めて牡鹿半島の先っちょまで来ましたが距離の割に遠いですね。女川から1時間近くかかった気がします。帰りは鮎川から万石浦へ抜けましたが、こちらもうねうね道で結構遠い。


世界の車窓からvol.51(雪景色岩手秋田編)

2017年10月09日 15時41分21秒 | 旅行記
昨年末に立て続けに北東北へ行きましたのでその記録です。北東北と言っても岩手秋田までなので青森は含みません、一度しか行ったことないのでまたいつか青森にも行ってみたいですね。それにしても昨年は雪が少なかったですね。今年は冷夏でしたが今冬の雪の量はどうなのでしょうか。
さて、12/16~17にかけては職場内の友達と盛岡は繋温泉へ。12/29~30にかけては地元の友達と仙北の田沢湖高原温泉へ。どちらも運転していただいたので我がコペンちゃんはお留守番。盛岡の繋温泉はダム湖を望む右岸に立地しています、すぐ対岸は雫石町。どうでしょうでも紹介されて有名になっていますね。湖畔の温泉地なんてスイスみたいでおしゃれ。到着時は真っ暗だったので全然景色が分かりませんでした。

宴会も終わり、翌日の朝となりましたので御所ダムに向かい堤体からダム湖を望みます。湖畔に温泉街が見えます。冬の晴空って感じです。

御所ダム堤体はこんなかんじ。手前のロックフィルとゲート側の重力式コンクリートのコンバインダムです。ちなみに同じコンバインダムでも、ダムカードの右下のタイプのところにて、御所ダムがGFとの表記(グラビティとフィルのこと)。福島県下郷町にある大川ダムのダムカードではG+Rとの表記(グラビティとロックフィルのこと)。同じ国交省でもカードの表記統一されてないんですね。東北地整と北陸地整の違いでしょうか。

お次は盛岡市街へ入り盛岡八幡宮にやってきました。今年は厄年なので前もってお参りします。門前町が整然とした商店街で綺麗でしたね、少し寂れた感じがありましたが朝だからだよね?

12月なので少し早いお宮参りですが、混まないので良いです。
ちなみに実は盛岡の町歩きは初めて。昼ごはんを食べたり街中うろうろしたりと盛岡市街を歩いたのですが、やはり盛岡は都会の雰囲気があります。建物の密集感で言えば郡山の方が街ですが、街に人が歩いてる感じ、地域の中心・拠点であることを考えると盛岡の方が都会です。(車で何回も来ているけど、車停める都合でほとんど郊外や4号沿いなので。)
子供のころ(名古屋に住んでいた時)、たまに仙台に向かうことがあると東海道新幹線・東北新幹線と乗り継ぎ仙台へと向かっていました。当時の東海道新幹線の速達列車は300系のぞみ、東北新幹線の速達列車はE2系やまびこ。のぞみの停車駅は大阪・京都・名古屋・新横浜・東京。やまびこの停車駅は東京・大宮・仙台・盛岡。子供ながらに大阪と東京は大都会というのは理解していましたし、横浜と大宮も東京の隣だからまぁなんとなく停まるのは分かる。京都も歴史ある街だし大阪の隣なのでまぁ分かる。ここで、自分の住む名古屋は大阪という大都会と東京という日本の首都に挟まれたそこそこの都会と言う認識。対して仙台も大都会東京と謎のまち盛岡に挟まれたしょぼい都会というイメージ。ここでひらめいた幼い私は新幹線が全列車停車する盛岡という終着駅は大阪に匹敵する大都会なのではないか(当時仙台がクソ田舎に思えたので)と「盛岡」に変な期待をしていました。事実を知ったのは小学3年の地図帳をもらった時。後ろの方に書いてある日本の都道府県なり県庁所在地の記載のあるデータ欄。盛岡の人口の数値が0ひとつ間違えてるのかと思いました(本当)。このときのガッカリ感と東京駅で見た電光掲示板の盛岡行きに目をキラキラさせた思い出は今でも覚えています。

さて、岩手編はここで終わります。二週間後に今度は秋田へ向かいましたので、ここからは秋田レポ。
東北道北上JCTから秋田道を横手に向かい、横手から下道13号を北上していきます。雄物川沿いは今年は散々でしたね、職場の方で今年初めて大曲の花火に行くんだと張り切ってましたが大変そうでした。無事花火大会も開催されたようで一見の価値があるぞと興奮して帰ってきました。いい花火は素人でもいい花火だと分かるそうです。また次回も行きたいと言っていました。そんなに魅力があるなら長岡の花火大会一度見てみたいな(そっち?)。だって帰りの13号や道の駅、SAが酷いそうなので。途中、崎さん家でご飯を食べた後は角館へ。崎さん家ってネーミングがいいよね。

からの角館。秋田(というか田沢湖方面)に来るといつも天気悪いです。今回もみぞれが降ってます。やっぱり思ったほど雪積もってないですね。

雨脚が強くなりました。べちゃ雪(大根おろし)って嫌い。でも青森・秋田は美人が多いので好きです。そして結婚も早いように思えます。友人・知人を見てもそんな気がします...
今回の宿泊は乳頭温泉の手前の田沢湖高原温泉。この辺は良さそうな温泉がいっぱいあって毎年来ても飽きないです。水沢温泉や玉川温泉も一度行ってみたいですね。

翌日は玉川ダムへ向かいます。綺麗な晴天と雪景色のダム堤体。

これは見事な雪化粧ダム。

形は割と普通の重力式コンクリートダム

下流の公園には雪が積もりRCDの文字が浮かび上がっています。足跡ひとつない公園を見るとはしゃぎたくなりますね。すぐ下流には鎧畑ダムもあります。

青い空青い湖。国道341号はダムより奥は雪で通行止めです。ダムに向かう車は我々と除雪車のみでした。管理所も閉鎖されておりダムカードも貰えませんでした。

作り物の景色みたい。写真では晴れてますがどんどん雲が立ち込め、ものの数分で吹雪になりました。山の天気怖い。