メッタ斬りジャリズム

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今年の紅白は例年になく良かった。随所に視聴率を上げるための工夫が。これでダメなら諦めるしかない。

2008年01月01日 08時06分24秒 | テレビ界の動向
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、昨年のNHK紅白歌合戦は、例年になくなかなか良かったんじゃないかと思います。
視聴率を上げるための対策を、よっぽど徹底的に練ったんでしょうね。
随所に視聴率を上げるための工夫・手法が見てとれ、良く練りあげられた作りになってたなあ。

例えば、普通は歌い手を司会者のところに呼んで、歌手と司会者とのトークのやりとりを一言二言やってから、
スタンバイをしてもらったりしますが、今回はこういう形を減らし、歌手は初めからステージにスタンバイしてもらっておいて、中居と鶴瓶のトークだけで歌手を紹介し進めていくという、テンポのいい進め方が多かった。

これで、決まりきった歌手と司会とのやり取りを割愛出来る上、やり取り後にスタンバイに向かう時間も割愛出来る。


番組をテンポよく進め、視聴者を飽きさせないための工夫として、NHKは良く考えたなと随所で感じた。
(歌手と司会とのトークのやり取りを期待してた人には不満があるかもしれないが)


さらには、これが結果として中居と鶴瓶の二人だけのトークの回数を増やし、これが中居⇔鶴瓶間で和気あいあいとした雰囲気を出すことにもつながったと思う。

鶴瓶氏もいい味を出してたなあ。長い芸能界での経験に裏打ちされた、豊富な芸能界のエピソードとか幅広い人脈から来る話とか、やはり経験豊富なだけに味が出ていて良かったと思う。

長澤まさみが司会するよりも良かったんじゃないか?そういう点では。


これだけ工夫を凝らして視聴率を取りに行っても、昨年より下がるというのであれば、そういうもんだと諦めるしかない(笑)。
それは番組作りに責任があるのではなく、紅白というもの自体がそういう構造の中にあるんだから。
結果は明日あたり出るかな?
裏の民放も、今年は「?」なのが多かったからなあ。
笑ってはいけない病院はつい見てしまうけど、フジテレビの一億人の男?とかいうの見た人いるのかなあ?

あれは公開のじゃんけん大会みたいなもんじゃない。浜口のモリ漁もわざわざ大みそかに見なくてもいいし…。

そういう意味では今年は紅白は行けるかも。これだけやってダメなら、構造的な問題として諦めるしかないですね。

てか、自分は何でこんなにNHKを応援してるのだろう…?


あと今年の紅白が良く感じたのは、風邪で帰省出来ず一人で見れたからだ。いつもは親父が否定的な発言ばかりして、こっちまで否定的な気分になってしまうから。
これはやらせだ、とかプロデューサーはアホだ、とかそんな文句ばかりで内容どころじゃないから。親父は。
一人でじっくり分析しながら見れたのは大きい。だから良く感じたのかも。

あんな否定的で、シラケたしけた顔した親父と居るよりは全然いいのかもしれない。




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