メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

謎の金属片の正体はメディア・トリックだ

2005年06月26日 03時57分51秒 | Weblog
【ガードレールの謎の金属片の本当の正体は、“メディア・トリック”である!】


全国3万ヵ所にものぼったガードレールの『謎の金属片』騒動。正体は事故車の車体の金属が付着したものとの調査結果が出たが、

この真の正体は、要は“メディア・トリック”なんだよね。
今までもたくさんあったものを、急にメディアが取り上げたから、さも急に全国で金属片が取り付けられたみたいに感じる…。

今までにも付いてた。今まで誰も気付かなかっただけ。
誰もガードレールのフチに付いてる錆びた金属なんて普段気付かないよ。

ケガをした人がいて、メディアがあちこちで取り上げるようになったから、急に全国に取り付けられたみたいに感じただけ。
つまりメディア・トリック。

昔の『異物混入』騒動とかと同じ。メディアが一つ取り上げると、毎日のように異物混入してるみたいになる。
しかし、ひとたび取り上げなくなると何もないように感じる。

それだけ。異物混入なんて実は結構あるもの。それをメディアが取り上げるか取り上げないか。その違いだけ。


メディアが取り上げると急にそうなったみたいに感じる―――
つまり、いかにメディアの作る雰囲気に踊らされているかということ。
メディアが何を取り上げるかによって、世の中の雰囲気が変わる。
メディアが世の中の空気を作る。
それだけの大きな力、権力をメディアが握っているということだ。


この『ガードレール謎の金属片』は、その象徴的な騒動であると思う。
今まで普通に存在していたものを、メディアが急にこぞって取り上げたから、急に発生した見たいに感じただけ。別にでも何でもない。

異物混入だってあんなに毎日騒いでたのに、今では全くなくなった。
毎日、三菱自動車が火を吹いてた時期もあったな。でも今では全く…。
これらもメディアトリックの一例だろう。


こういうことを、週刊誌とかが論調を載せて提言していかないといけない。既存のメディアの間違いを直せるのは、週刊誌かネットぐらいだ。
もっと深い視点から分析して欲しい。


メディアトリック。
謎なのは金属片ではなく、メディア自身の方だ。




※上記内容は、全て私の独自の分析による“独論”です。理論が正しいかどうかは全く保証致しません。


大企業でコンテンツが生み出せないワケ

2005年06月25日 02時57分00秒 | Weblog
創造的なものが生み出せるか生み出せないかは、その組織の構造による。

従来型の日本の縦割り組織では、創造的なものは極めて生み出しにくい。

組織の階層が多く、皆で意見を付ける過程で独創性が消滅するからだ。(丸くなってしまう)

創造的なものを作るなら、従来型の階層組織ではなく、クリエーター型の体系でないと難しいだろう。

その本質は「ひとりで生み出す」。これこそ創造的な仕事の肝だ。ひとりだから独創性が出るのだ。

だから従来型の階層組織では、コンテンツビジネスがなかなかうまく行かない。

これからの時代はコンテンツが重要とこれだけ叫ばれていても、イマイチうまいコンテンツが生み出せない大企業ばかりだ。

するとどういう手段に出るかというと、それまでに既に「良し」とされているもの・他でやってるものを焼き直すか、もしくは金に任せてコンテンツ自体を金で購入したり、コンテンツ企業自体を買収したりする手ばかりに出る。

ADSLの目玉コンテンツでの、ディズニー(NTTグループ)とセサミストリート(KDDI)の争奪戦が好例だ。

コンテンツと言えばすぐ人気映画。人気アニメ。
このワンパターン。この安直さ。

これが大企業のコンテンツ創出。自分では生み出せない。いかにも貧弱。

それは組織の構造が創造的な仕事に向いてないからだ。
従来型の階層組織で独創性の発揮は無理。だからセサミストリートを買うしかなくなる(笑)。

真に求められてるコンテンツはそういうものではないはずだ。

で、往々にして真に求められるコンテンツは、草の根から生まれ、それを慌てて大企業が後追いしたりする。

ブログしかり、ソーシャルネットしかり。2ちゃんねるの中身なんて最たるものだろう。


組織の構造が悪いから。従来型の階層組織は、すべきとされた事を“しっかりと遂行する”のに向いた組織だ。(ソツなく遂行型)

決して、クリエイトには向いてない。
クリエイトしたいなら、ひとりの独創性が生かせる組織にすべきだ。

『生み出す部分は“ひとり”でやる』―――これが肝だ。




※上記内容は、全て私の独自の分析による“独論”です。理論が正しいかどうかは全く保証致しません。


意見の尊重とリーダーシップ

2005年06月25日 01時46分21秒 | Weblog
まぁ、組織で何かやるっていうのは、常に大変だな。

いろんな考えを持った人が集まって仕事をしていくというのは。

まとめるだけで大変だし、意識を合わせたり、情報をメンバーで共有することだけでも大変だ。

ひとりでやればすぐに出来ることも、複数人の組織でやろうとするとえらい大きな仕事になってしまう。


その中にリーダーシップを発揮する人がいればどうかと言うことだが、
それはなかなかいい視点だ!

みんなの意見を聞こうとする姿勢と、リーダーシップって、なんかあい反するよな感じがする。

みんなの意見を尊重し過ぎて、なかなかまとまらず先に進まないというのは、逆の見方をすれば、「リーダーシップを取る人がいない」とも言えるのか!!

これは新たな気付きだ。

みんなの意見を丁寧に聞いて行くというのは、さも民主的でいいことのようでいて、弊害もあると。
時にはリーダーシップも必要であると。
それは民主的な議論を否定するものではなく、あくまでリーダーシップであると。

そう考えると必ずしも、皆のひとりひとりの意見ばかりを“過剰に”尊重することは、必ずしも良いことではない、ということが言えるのではないか?


これは気付きだ!
うちの会社にはこの視点が欠けている。

単にひとりひとりの意見の尊重を単に否定すると、さもトンデモ論みたいになって白眼視されるが、こうしてリーダーシップという観点を持って来ると、必ずしもそうではない!

なるほど~。
これはうちの組織だけでなく、今の世の中の風潮だな。だから他でも同じだろう。

常識とされることに疑問を呈することも出来ない雰囲気。白眼視されるから。しかし、真に正しいこととは分からないのに。違った観点から見るとそれが見えて来たりする。


ひとりひとりの意見の尊重とリーダーシップ。

常識―否定―白眼視―観点―真実は?

なるほど…。


テレビのノリが土台となってる国

2005年06月22日 22時18分46秒 | Weblog
(二歳まではNOテレビ!茨城県東海村が呼び掛けヘ…)

この国は知らず知らずのうちにテレビのノリや感覚が土台となってることが多いからな。
テレビを全く見ないと、ちょっと“不思議な”人間が出来上がるかも。
でも逆に考えれば、むしろそれが普通で、周りの大多数がテレビを土台として似たような感覚を持ち、似たような流行を追い掛けて、テレビの作るノリの感覚を画一的に身につけていく方が逆に恐い気もするのだが…。

そのノリから一人だけ外れるのは怖い→必死にテレビの情報や話題、流行を追い掛ける→周りと同じで安心

…みたいの方がむしろ病んでると思われ…。

特にバカ女。


何も子供だけの問題じゃねーだろ。


若者は何故「マジ」を多用するか

2005年06月04日 05時38分27秒 | Weblog
最近、日本航空だけでなくあちこちで事故が多発してるけど、ついに日本もこういう時代に入ったかという感じだ。

日本人みんながおちゃらけで、いい加減になりすぎている。特に若年層。

笑いになれば何でも許されると思っている。笑いが最上の価値になっている。享楽的でおちゃらけ、悪いことがウケを取り、自慢になる時代。

どんどん規範意識は崩壊していく。

こんな人間ばかりでは、いつかこういう時代が来るとは思っていたが…。意外に早く来た!しかし、まだ入口に突入した段階だろう。まだまだこれから瓦解していく懸念がある。

『笑いが最上の価値』という視点。
なぜ若者が「マジで?」という言葉を頻繁に多用するかの理由もここにある。

笑いが最上の価値であるが故、若者層では笑いを取るために話の内容の大半は「冗談」が前提になる。冗談であることがデフォルト(既定値)になっている。
そんな中、互いに冗談がデフォルトで話している中で、急に本当の話が飛び出すと「マジで?」となる。

通常、大人は“マジな”話が当たり前なので、わざわざ「マジで?」と聞く必要もないのだが、若者層は冗談がデフォルト。よってたまに出る現実の話はいちいち確認を入れなくてはならない。それが「マジで?」。

従って「マジで」が若者層に限定して多用されるわけは、それだけ若者層では笑いが最上の価値になっているということではないか。

この価値観の中では、ウケのため、悪いことが自慢になり、真面目なことは否定され、おちゃらけ、享楽的な価値観が支配し、規範意識は崩壊していく。
(また、それをアルコールランプのように下から強力に加熱し、反応を促進させているパワー=メディアの力が存在しているのだが、それは別途詳述。メディア放射能の項参照)


従って、こうした視点から若者文化を考えていくことも重要だ。宮台真司のような若者文化の捕らえ方は、私は気に入らないし、若者文化といえば宮台真司しか出てこないのも、視点を狭めているので危険だ。