メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

「ゴミの分別は全くする必要はない」とセンセーショナルに取り上げたフジテレビに見るメディアの恐ろしさ

2007年12月31日 03時10分55秒 | Weblog
一テレビ局の視聴率のために、社会が多大な犠牲を払うこと~「ゴミの分別は全くする必要はない」とセンセーショナルに取り上げたフジテレビの番組に見るメディアの恐ろしさ


「さんま・福沢のほんまでっかニュース」とかいう番組をたまたま見ていたが、
環境問題の話で、


・ゴミの分別は全くする必要はない!
・ペットボトルは燃やしていい!
・ダイオキシンは発生しない。発生しても無害である!
・地球温暖化問題はウソばっかりであり、温暖化対策に取り組む必要は全くない!
・割り箸はどんどん使うべき。割り箸を使わないほうが環境に悪い!
・ゴアの環境本はウソだらけ。


…等々と、学者たちが主張するのを、そのままセンセーショナルに取り上げてフ
ジテレビが放送していたが、今ごろ苦情が殺到してるんじゃないのか?


まあ自分は環境保護論者じゃないから、まあ内容的にはとやかく言わないが、し
かしメディアとしてこうした偏ったことを、さも真実のように一方的に取り上げ
て、衝撃的にセンセーショナルに流すのは怖いなと思う。


視聴率が上がれば何をやってもいいのかって思う。
番組全体から「視聴率のためなら何でもあり」という空気がプンプンして、単に
衝撃的なことで人をセンセーショナルに引き付けることだけを考えた番組だった


これなら、今までフジテレビのニュースジャパンとかでやってた環境特集とかは
何だったのか!という話になるし、もう今後はフジテレビではそういう報道は出
来なくなるということになる。

例えそれが正しいか知らんが、行政も国も含めて全国的に、いや世界的に環境保
護や地球温暖化対策に取り組んだり、
ゴミの分別をしてる中で、『ゴミの分別は全くする必要はない!』なんてあんな
に大々的に流していいのだろうか。


こうして視聴率だけのためにやみくもに視聴者を煽りたてようとする動きには、
非常な怖さを感じる。
今回はまだ環境問題だったからいいようなものの。


常識とは極端に違う対局的な意見をぶつけて視聴者に衝撃を与えて引き付け、視
聴率を取ろうとする怖さ。


テレビ局の殺那刹那の視聴率獲得のため、社会は多大な犠牲を払い、社会自体
がかきまぜられている気がする。

テレビの影響はデカイからなあ。これは歴史が変わる番組になるかもしれない。


◆予想されること

明日から分別しない市民が増える。
役所に対し分別をしないでゴネ通そうとするプロ市民が出る。
→役所が困る。
→環境意識を取り戻させるための施策を各自治体が全国で考え出す。
→そのために新たに投じられる税金が○○億円。
→一テレビ局のいっときの視聴率獲得の為に、社会が多大なる犠牲を払う。



これで分別をせず、さらにはゴネる市民が増えるだろう。

こんなことを放送の巨大なパワーでやられたら、行政の人も困ってしまうよ。今
までの努力も一瞬で水の泡で。
環境意識を啓蒙し、分別を呼びかけてきた行政にとっては、こんな放送をされて
はたまったもんじゃないし、今までに投じた税金という観点からも無駄が出る。


テレビというものは、こうして現実の世界で人々が積み重ねてきたものを一発で
瓦解させてしまう。一瞬で破壊するパワーを持つ。

他の例として、どんなにいい先生が、学校で熱い教育をしていたとしても、テレ
ビでの言動がその努力を一発で瓦解させたりする(→子供は教育のみで育たない論)


その意味でこの番組のインパクトは大きいし、社会はあらゆる形で多大な犠牲を
余儀なくされるだろう、フジテレビの一瞬の視聴率獲得のために。



追記
【この手の議論で繰り返される間違い】

・自分が放送を疑って見ればいいだけの話
・見なければいいだけの話

…という指摘は間違いである。

日本全国全ての人が賢い視聴者で、放送に懐疑的なら問題はない。
しかし実際はそうじゃない視聴者も多くいる。むしろそれが多数だ。

⇒だから「メディア側が」責任ある放送をする必要がある。メディアに社会とし
て責任を持たせる必要がある。個人が見る見ないの問題ではない。



◆それにしても、こういうマスコミの煽り方は怖いわ。
一時は環境保護は絶対のように煽り反対意見を封殺してきたくせに、今度は逆に
振れて対局的な極論でまた視聴者を煽る。

マスコミの煽りって怖いわ。人に衝撃を与えて視聴率を取ろうとする。

メディアの怖さを見たわ。あ~こわ。
『ゴミの分別は全くする必要はない』ってよ。むしろ分別したら環境にかえって
悪いんだってよ。

流すなら学者個人の意見と分からせるようにしたり、反対の意見の人も少しは呼
んでこないと。

あんなにセンセーショナルな演出をする最近のテレビの演出は怖いわ。視聴率の
ためなら何でもあり。インパクト重視。中身なんて関係ないみたいな。
今まで信じて真面目に分別してきた人はあの放送を見て、どう感じただろうか。
テレビとはああいうもんです。こうして世の中のあらゆるものをかきまぜて覆し
てきた。
だからこそ行政はもっと介入しなければならない。言論の自由の段階ではない。
遥か先を行く現実の問題が起きている。テレビ局のパワーでやりたい放題である


あとは、これら放送側の強大なパワーに対する視聴者側の意見や反応をまとめて
収斂し、可視化する仕組みを作る必要がある。
メディアに不満を持つ声は多い。しかし収斂されてないし、可視化されていない
。これをくみあげて行く仕組みを作る必要がある。
JUGEMテーマ:ニュース



◆番組情報詳細◆
[文]さんま・福沢のホンマでっか!?ニュース激動の2007年総決算!!気になるアノ真相全て教えまっせスペシャル!!
(秘)沢尻の涙本当の理由(秘)小泉は下ネタ王子!(秘)うのはすでに別居?(秘)安倍前首相の私生活(秘)さんまの盗聴テープ(秘)毛のない鶏遂に発見(秘)ゴミ分別近々中止?[出]ラサール石井[出]柴田理恵[出]磯野貴理[出]東野幸治[出]宮迫博之[出]土田晃之[出]フィフィ[出]井上和香[出]ウエンツ瑛士[出]マリエ[出]森本敏[出]武田邦彦[出]池田清彦[出]宮塚利雄[出]井上公造[出]北芝健[出]有馬晴海[出]宮崎哲弥[出]テレンス・リー[出]田嶋智太郎[司]明石家さんま[司]福沢朗

放送日時: 12月30日(日) 21:00-23:09
Gコード: 123566

[詳細] さんま・福沢のホンマでっか!?ニュース激動の2007年総決算!!気になるアノ真相全て教えまっせスペシャル!!◇明石家さんまと福沢朗の司会で、通常のニュースではあまり報じられることのないニュースの裏に潜む驚くべき情報を伝える。2007年に起こったさまざまな出来事を混迷、メガヒット、不都合な真実などのキーワードでくくり、評論家たちがそれにまつわる発言を行う。北朝鮮やテロの話題、食の安全や年金問題など、幅広いジャンルで語られるニュースに、視聴者代表として参加したラサール石井、東野幸治、井上和香らパネリストたちも興味津々。中でも地球温暖化の話題から発展して明かされたリサイクルの現状には、スタジオが騒然となる。地球温暖化の話題から発展して語られたリサイクルの現状には、スタジオ騒然!? また、あるニュースにまつわる人物がサプライズゲストで登場するほか、世界各国のユニークな刑務所を紹介する。


◆環境省HP
循環型社会の形成の推進のための基本法、基本計画、実証事業、国際的取組などについて紹介しています。
http://www.env.go.jp/recycle/circul/index.html

◆3Rイニシアティブ
http://www.env.go.jp/recycle/3r/index.html

↑こういう各所行政機関や市民の努力を無駄にしてしまうんだろうなあ・・。

クリスマスがこんなに卑猥な日になるとは、日本は異常。いかにメディアの作る雰囲気に流される国民か。

2007年12月24日 02時42分19秒 | Weblog
クリスマスがこんなに卑猥な日になるとは、日本は異常。いかにメディアの作る雰囲気に流される国民か。ヨーロッパのクリスマスの過ごし方を見て頭を冷やせ!


クリスマスがこんなに卑猥な日になるなんて、日本は異常ですね。

まさにメディアの情報が作り上げた虚構のイベントですね。
いかに現代人がメディアの作り出す雰囲気に振り回されているか

皆がいとも簡単にメディアに振り回されてしまう。


自民党がダメだとメディアが煽れば、一気に同じ投票行動に走る。
恋人と過ごしてエッチする日ですよとメディアが煽れば、皆が一律にエッチに走る。w


日本人の流されやすさと、それを巧みに煽るメディアの存在と。
これはいつも同じ構図であり、日本のあらゆる問題点の全ての源になっている。


やはり周りと同じことをしていないと不安、という日本人特有の心理が根底にあるのかもしれない。

だからクリスマスは無理にでも恋人を作って、好きでもなくてもセックスして過ごさないと、皆と同じことをしていないという点で不安に感じるのだろう。

またその心理を巧みに突いて、メディアが情報を流す流す。
テレビをつければ、

「あなたは誰とイブの夜を過ごしますか?」

だの何だのと、メディアが煽る煽る!

お前に言われる筋合いはないっつーの。


全くうっとうしい季節だ。そう感じてる人も多いはず。

コンビニに入っても、「あなたは誰と過ごしますか?」とか流れてくる。w

誰と過ごそうが、何をしてようか、ファミリーマートに指図される筋合いのことじゃないだろうが。

全くうっとうしい。
いつからこんなに卑猥な日になってしまったのか。

まさにメディアが作り上げた虚構のイベント。メディアの作る雰囲気に振り回される現代人の象徴的な一日だ。



◆日本人は、こういう諸外国の状況を知って頭を冷やすべきだ。(毎日新聞より引用・ポーランドのクリスマス)

クリスマスイブの24日夜、ポーランドの家庭ではお互いに聖餐(せいさん)の小さなパンを つまんで相手の幸せを祈る言葉を伝え合う。別に厳粛な文言を披露するのではない。小さな望みをありふれた言葉に託すひとときだ。

 お年寄りには「いつまでも健康でありますように」。
子供には「元気に過ごして、勉強も頑張ってね」。妻には「ずっと愛らしい人でいてほしい」とか、夫には「体に気をつけて。 仕事がうまくいくように」等々。

 クリスマスの時期、ポーランドだけでなくヨーロッパのどこかにいると、夢や希望を大事にしたい雰囲気に包まれていく。キリスト教徒でなくてもそういう素直な気持ちに染まるのだから、不思議なものだ。

 聖夜を前にして、筆者が訪れたポーランド南部の田舎町に
粉雪が降り始めた。どんよりとした曇り空の昼下がり、氷点下の並木道が少しばかり華やいだ景色になった。手のひらに舞い散る雪のかけらを受けとめて、ほほ笑む人がいる。何かすてきな贈り物をもらったような気持ちかもしれない。「雪は天から送られた手紙」(科学者の中谷宇吉郎)という名言を思い出す。

 私たちの希望の言葉もそんなささやかな世界でいい。真心を忘れずにいたい。

ソース=毎日新聞、町田幸彦氏(欧州総局)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20071224k0000m070105000c.html


-------引用終了-----


毎日新聞もたまにはいい記事を書くなあ。

やはり日本人はおかしいよね。
クリスマスをこんなに卑猥な日にしてしまうなんて。

それが当然で、さもロマンチックなことのように語られてるとはおかしい。メディアにいかに流される国民性かよく分かる。

そんなことを考えさせられる、非常にいい記事だ。取材力によって、読者の世界を広げてもらう、視野を広げてもらう。
新聞の存在意義とは、こういうところにある。二次情報ばかりが主体の、ブログやネット掲示板には出来ないことだから。

X'masがこんなに卑猥な日とは…

2007年12月23日 22時27分18秒 | Weblog
クリスマスがこんなに卑猥な日になるなんて、日本は異常ですね。

まさにメディアの情報が作り上げた虚構のイベントですね。
いかに現代人がメディアの作り出す雰囲気に振り回されているか。

皆がいとも簡単にメディアに振り回されてしまう。


自民党がダメだとメディアが煽れば、一気に同じ投票行動に走る。
恋人と過ごしてセックスをする日ですよとメディアが煽れば、皆が一律にセックスに走る。w


日本人の流されやすさと、それを巧みに煽るメディアの存在と。
これはいつも同じ構図であり、日本のあらゆる問題点の全ての源になっている。


やはり周りと同じことをしていないと不安、という日本人特有の心理が根底にあるのかもしれない。
だからクリスマスは無理にでも恋人を作って、好きでもなくてもセックスして過ごさないと、皆と同じことをしていないという点で不安に感じるのだろう。
またその心理を巧みに突いて、メディアが情報を流す流す。

テレビをつければ、
「あなたは誰とイブの夜を過ごしますか?」
だの何だのと、メディアが煽る煽る!
お前に言われる筋合いはないっつーの。


全くうっとうしい季節だ。そう感じてる人も多いはず。

コンビニに入っても、「あなたは誰と過ごしますか?」とか流れてくる。w

誰と過ごそうが、何をしてようか、ファミリーマートに指図される筋合いのことじゃないだろうが。

全くうっとうしい。
いつからこんなに卑猥な日になってしまったのか。

まさにメディアが作り上げた虚構のイベント。メディアの作る雰囲気に振り回される現代人の象徴的な一日だ。