メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

ソフトバンクは毛が薄い/au は影が薄い

2006年10月25日 01時48分49秒 | Weblog
auは影が薄くなったな。新端末も期待外れで「葬式」と言われてる。

ソフトバンクは毛が薄いが、auは影が薄くなった。

1番負けるのはauかも。

日経スペシャル・ガイアの夜明け、たいした内容じゃなかった。まとめ方が下手。

ドコモは法人の失敗シーンしか取り上げられてない。ドコモは何もやってないみたいに見えてしまう。
しかし安倍バッシングのような片寄った報道はないな、やはり企業を扱う時は。だから政治報道の片寄りはやはりおかしいよ。

やはりauの影薄くなったのを強く感じたなー。やばいよ、au。株価も急落してるし(笑。ソフトバンクにインパクトをすべて持ってかれた。音楽やってるばいじゃないよ。

まず新端末の発表会が八月末と早過ぎて、今となっては全く印象にない。
auの新端末発表会はネットでは「葬式」と言われたほど期待外れ。

こりゃauやばいだろうね。

ドコモは行けるだろう。端末ラインナップがいい。分かる人には分かる。

辞めたいやつは辞めて後悔すればいい。薄毛バンクで後悔すればいい。

「マスコミが叩けばたたくほど、国民は逆に動く~それは、マスコミに対するフラストレーションの表れ」

2006年10月09日 03時36分34秒 | 政治批評
「マスコミが批判すればするほど、結果は逆になる」―それがここ最近の社会の顕著な動きだろう。
小泉元総理の靖国参拝にしてもそうだった。今盛んに行われている安倍首相への批判もそうなっている。

「マスコミが叩けばたたくほど、国民は逆に動く。」

そうした動きが最近鮮明になってきた。それはなぜだろうか。

原因はマスコミのあまりに偏った報道姿勢にある。特にTBSのような歪み。歪んだ恣意的な報道の押し付けに、国民の多数はフラストレーションを常に抱えている。

しかしそのフラストレーションの持って行き場がない。直接、テレビ局等に電話する人もいるが、テレビ局は全く聞く気がない。視聴者をバカにしているから。暖簾に腕押しで何も変わらない。
そこで、そのマスコミに対するフラストレーションを、マスコミの論調と逆の行動へと持っていく。


靖国参拝がいい例だ。特に今年の終戦記念日は例年になく多くの人であふれたというが、これは純粋に靖国神社に参拝したい人たちだけではなく、日ごろのマスコミ報道に対するフラストレーションを靖国参拝と言う形で爆発させているという、そういう向きも多分にあるだろう。特に靖国にきていたTBSの報道クルーに多くの罵声が浴びせられていたと言うエピソードからもこのことが分かる。

靖国参拝の熱狂は、マスコミの報道姿勢に対するフラストレーションの表れなのだ。このフラストレーションは、参拝を強行した小泉総理の支持率まで押し上げる形となった。
マスコミの思惑とは完全に逆になった。

今行われている安倍総理に対するマスコミの安倍バッシングも、やればやるほど逆になるだろう。すでにマスコミがあんなに連日叩いているにもかかわらず、70%近くの支持率になっている。

つまりこの国の国民は、そんなにバカじゃないと言うことだ。もっといえば、「成熟した国民」であるということだ。
マスコミが報道したからと、ハイそうですねとすぐになびくわけじゃない。

マスコミが報道により国民をコントロールしようという発想自体が、時代遅れになってきている。このことはあの田原総一郎が「時代に取り残されたマスコミ」と言う表現をしている(写真参照=日本テレビ「太田が総理大臣になったら・・・秘書田中。」より)。

国民は成熟してきている。マスコミ以外のルートで情報を得るツール(ネット)も発達してきている。マスコミだけがいつまでも古い。

他にも例はいくらでもある。マスコミがいくら「学歴社会は良くない。詰め込み教育は良くない。勉強ばかりはだめだ。」といっても、やはりわが子は塾に通わせる。つまり、そういうものなのだ。

「マスコミが叩けばたたくほど、国民は逆に動く。」それはマスコミに対するフラストレーションの表れだ。この傾向はこれからますます顕著になるだろう、マスコミ自身が今の報道姿勢を改めない限り。

フジテレビ「私だけが知っている小泉純一郎」 非常に良かった。感動した!大人がじっくり見られる内容。

2006年10月09日 02時37分27秒 | テレビ界の動向
フジテレビ「私だけが知っている小泉純一郎」非常に良かった。
小泉の5年間を、秘書官の飯島秘書官の視点から再現したドキュメンタリードラマ。

なかなか作りが良かった。大人が落ち着いて真剣に見れる作り。最近のテレビにはこういうのがない。大人が真剣に見れるというものが。逆のものを見てそう気づいた。
いつもは流れているものに合わせて無理やり見させられている感じ。特に大人はそう感じているだろう。逆のものを見てハッと気づいた。だから普段はテレビは消したほうが良いのかもしれないが。

こういう番組で視聴率が取れればいいのだが。小泉政治については賛否両論あるだろうが、番組としてドキュメンタリーとしての作りは非常に良かった。高視聴率が取れることを期待する。

特に北朝鮮への小泉総理の電撃訪朝の裏側には涙が出てしまった。飯島秘書官が明かす裏側。安倍氏が随分と頑張って、強い態度で挑むべきだと小泉に進言したんですね。それだからこそ、あれだけの成果が出た。安倍氏の存在があったからこそなんだと。その功績は大きい。
そのやり取りの過程が緊迫感を持って再現ドラマとして描かれていて涙が出た。今更ながらに、裏を知ったと言う感じ。ニュースでは分からない裏側だ。

ドラマの描き方としては、小泉サイドべったりと言う感じで、これも賛否両論あるだろう。飯島秘書官の視点と言う切り口なので小泉サイドベッタリも仕方ないのだが、ジャーナリズムとしてどうなのか?という向きもあるだろう。

しかし、こういうやり方は、ひとつの「市場」を生むのではないかと私は思う。

通常、政治(政権政党)に対してメディアは批判的なのがベースだ。それがジャーナリズムとしての意義であると思っているからだ。
しかし、それではせっかく政治的に賞賛されるべき努力や功績があったとしても、その功績や努力の「感動」をジャーナリズムの批判が打ち消してしまう。
だから政治的な分野では「感動」が表に出てこない。裏で良いことをやったとしても、結局は批判に終始されてしまう。

しかしそれを敢えて片側サイドにベッタリ寄ることにより、感動を十分に引き出すことが出来る。これは新たな手法であり、ニーズがあるのではないか。

ここでは小泉の電撃訪朝の涙ぐましい努力を、小泉サイドに寄って偏って描くことで、その「感動」を十分に引き出し、政治分野での人間ドラマとして成立させることが出来る。
これを普通にジャーナリズムとして批判に終始していたのでは、良いものも伝わらないし、それではドラマにならない。

敢えて片寄ることでドラマを成り立たせる。大げさだが、これは新たな”市場”創出ではないか。

プロ野球でもプロ対プロでは、プロ選手の素晴らしさは見えない。しかしアマチュアとやらせることで、プロのすごさが自由分に引き出せる。プロ側に片寄って見ることで”凄さ”が引き出される。これと同じ。
敢えて無批判に片寄ることで、感動を生みドラマを作る。それが政治分野でも成り立つと言うことを感じさせるいいドキュメンタリードラマだった。

このような大人が真剣にじっくり見れる番組を、テレビでもっとやって欲しい。最近は政治的な分野の番組でも高視聴率の獲得が可能になってきている。
フジテレビは、以前に拉致問題の25年間の裏側をドキュメンタリードラマにして、社会に衝撃を与えたことがある。視聴率も高かった。それ以来、この分野でのいろいろな挑戦を続けている。このドラマもその一環なのだろう。これからもぜひこうした番組を期待する。


【番組名】
フジテレビ「独占取材!私だけが知っている小泉純一郎」
10/08(日) 後10:00 >> 後11:45  フジテレビ [S] ドキュメンタリー・教養/その他   衝撃…その時総理は…側近豪腕秘書官が見た孤独と非情と闘争の男25枚のスクープ写真が語る電撃訪朝の謎と闇密室舞台裏アニメ検証
出演者/笑福亭鶴瓶 佐藤旭  司会/安藤優子
【概要】
再現アニメやドラマなどで、小泉政権を振り返る。ナビゲーターは安藤優子。小泉純一郎前首相は、先月任期を終え、内閣総理大臣の座を降りた。旧来の自民党の実力者とは異なるタイプの小泉前首相が、なぜ総理の座に就くことができ、どのように5年5カ月という長期政権を築くことができたのか。35年間にわたり小泉前首相に仕え小泉政権の舞台裏を取り仕切ってきた飯島勲秘書官、ならびにさまざまな関係者への取材を基に、永田町に革命を起こした男・小泉純一郎の知られざる人間性に迫る。

メディアによる連日の”安倍いじめ”に腹が立つ!

2006年10月08日 10時27分17秒 | 政治批評
マスコミみんなで安倍をバカにして叩いてばかりで腹が立つ。そんなに安倍がにくいのか。
連日マスコミの報道がひどい。これではマスコミによる集団いじめだ

日本テレビで始まった11時台の「ニュースZERO」ってなんなんだ。あの村尾ってキャスターは一体誰なんだ。
毎日のようにひどい安倍批判をしている。批判ではなくて、出演者みんなであざ笑ってバカにしている。見るに耐えない日本テレビ。


特に安倍に対してはみなで毎日いじめてる。
田中真紀子が安倍のことを子ども扱いしてバカにしたらしいな。
またあの言葉がどのチャンネルでも繰り返し繰り返し取り上げられて、あの言葉だけが独り歩きしていくんだろう。そしてイメージが作られて行く。メディアによる安倍いじめだ。


安倍もいちいち気にして小泉に相談したりしてるみたいだ。

「美しい国」を逆さに読むと「憎いし苦痛」になるからとんでもないと書き立てた中日新聞などはあまりにひどい。
頭に来るな。普段は何も政治になんか興味のないやつがコメンテーターとして呼ばれて、さも常識人ぶって安倍を批判するのが一番腹立つ。

メディアによる安倍いじめだ。弱い者は徹底的にいじめ抜かれる。先日も女子中学生がいじめで自殺したが、マスコミも同じことをやっている。メディアがそういう雰囲気を作っているのだ。

やはり安倍は、落ち着いたらいづれはメディア、マスコミにもメスを入れるべきだ。教育再生だけでは、この国は立ち直らない。最大のタブー、聖域であるメディアに蛮勇を持ってメスを入れる必要がある。信念の強い安倍なら出来る。

安倍さんかわいそう。ハラハラする。

2006年10月06日 01時22分19秒 | Weblog
安倍さんを見てると心配になる。マスコミにあんなに叩かれてかわいそうだ。

安倍さんは強いタイプじゃないから、見てるこっちがハラハラして、何か助けたくなる。心配してしまう。あまりの理不尽なマスコミの集団いじめに安倍さんが耐えていけるだろうか。


安倍総理本人も気にしてるらしいよ。話し方をマスコミに批判されてることとか。
それで昨日、小泉さんに電話して相談したんだって。どうしたらいいかって。泣ける…。

本人悩んでるらしいよ。マスコミに潰されてしまう。大事なのは中身なのに。しかし今の時代はそうはいかないのか。

結構気にするタイプだ。もっと石原慎太郎みたいに強く行けばいいのに。マスコミの言うことなんて。


見てるこっちがハラハラして何とかしてあげたくなってしまう。ハラハラする。心配だ。


明日はいよいよ田中真紀子との直接対決が国会である。田中真紀子は口が達者だから、またコテンパにやられてしまうだろう。
安倍さんでは田中真紀子にはかなわない。やはり残念ながら中身より口がうまいやつが有利なのか。


夜には日テレで安倍を叩くバラエティー番組が2時間用意されている。爆笑問題・太田の番組。夜7時から2時間も。太田は安倍が嫌いだから徹底的に悪く言うだろう。

さらに深夜のTBSニュース23でも安倍叩きスペシャルが用意されている。マスコミが寄ってたかって安倍いじめ。

このマスコミの空気が、こんな国を作ったんだろうな。それを安倍さんが真剣に考えて地味ながら立て直そうとしてるのに。



安倍さんかわいそうだ。

安倍の何が憎いのか!頭に来る。

2006年10月06日 01時11分42秒 | Weblog
相変わらず安倍総理があちこちのマスコミから叩かれていて、頭に来た。

そんなに安倍が憎いか!これは安倍いじめだ。よってたかっていじめる。小泉や石原慎太郎のような強い態度の者にはビクビクするくせに、ちょっとお坊ちゃんタイプの安倍には寄ってたかって集団いじめ。マスコミの病理。

頭に来た。怒りで飯の味が分からなくなった。
日テレのニュースZERO。なんだあれは。毎日毎日安倍叩き。なんだあの村尾ってキャスターは。
政治に興味もないやつをコメンテーターに連れてくるな。普段興味なくて何も知らない奴が、変に常識ぶって批判するのが一番頭に来る。

東京新聞も中日新聞もひどい。安倍総理の『美しい国』を逆さに読むと「憎いし苦痛」になるだってよ。ただ安倍を叩きたいだけか!逆に読むなんて強引過ぎるだろうが!それがジャーナリズムなのか!その低レベルなら、まだ素人のブログの方がマシだ!!

ただ安倍を叩きたいだけ。強引すぎるだろ。安倍の何がそんなに憎いのか!!頭に来る。

目黒線の急行による南北線の遅延

2006年10月02日 21時17分03秒 | Weblog
今日は朝から電車が遅延して遅刻した。遅延証明書もらえた。

混みすぎてドアが閉まらず、各駅でドアの開け閉めを繰り返したことによる遅延。
人が混みすぎて乗り切れない。たびたびこうなる。

なぜこうなったか?

答えは東急目黒線に急行が走るようになったからだ。(2006/9/25~東急目黒線に急行が投入された)
目黒線の急行が、地下鉄南北線全体に遅延を引き起こしている。

ダイヤが悪い。みな急行に殺到するように出来ている。
先の普通列車に乗っても、後から来る急行に武蔵小山で接続するから、待たされる。ここで急行に乗り換えないと、接続してから出発するため遅刻してしまう。

だからみな武蔵小山から急行に殺到する。だから乗り切れない。そしてその後の目黒、白金高輪、麻布十番…等、地下鉄南北線全ての駅でドアを開け閉めする度に人が入り切らず、何度も開け閉めして遅延していく。

たった短い区間に急行を投入し、全てが急行に殺到するような作りにした東急のダイヤが良くなかった。ダイヤもきつい作りのため、結局、急行に乗っても先が詰まりノロノロ運転になってる。

しかし急行に乗らないと、接続待ちをするためずいぶん遅くなってしまう。

普通列車は三田線直通が多く、再度白金高輪で乗り換える必要がある→武蔵小山で急行の接続待ちをした揚句、白金高輪でまた南北線を待たないといけない→だからみな急行に殺到する。

これは良くないダイヤだ。複雑怪奇なダイヤを組んである。みな電光掲示板の行き先案内を真剣に見てるぐらいだ(都会人のはずなのに)。


vodafoneが今日からソフトバンクになった。

ドコモは、auのナンバーポータビリティーCMに対抗して、津川雅彦を起用したCMを昨日からやってるらしいな。まだ見たことない。

何で安倍総理だけマスコミからひどい言われ方をされなきゃいかんのか!怒りがこみ上げてくる。

2006年10月01日 15時56分24秒 | 政治批評
何で安倍総理だけマスコミからひどい言われ方をされなきゃいかんのか!怒りがこみ上げてくる。
こんなことばかり言われる。なぜ安倍に対してはマスコミはこんなことばかり言ってくるのか!しかもこれは産経新聞だ。

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安倍首相就任会見 「しっかりと」32回「思います」35回(産経新聞)

 ■自信のなさ表れ? 専門家は辛口分析

 「しっかりと教育再生改革に取り組んでまいりたいと思います」
 26日夜の就任記者会見で安倍晋三首相は「しっかりと」「思います」「まいります」という表現を連発した。
 「首相としての初会見で緊張していた」(自民党関係者)との見方がある一方、専門家は「自信のなさの表れでは」と辛口の分析をしている。
 就任会見は首相官邸で約26分間行われた。発言の中でとりわけ目立ったのは副詞の「しっかりと」だ。「しっかりとスタートする」「しっかりと支援していきたい」など32回登場。1分間に1回以上使った計算だ。
 また、文末では「思います」(35回)、「まいります」(22回)、「考えています」(18回)を多用。「しっかりと」強調した決意が最後に「思います」といった形で弱まった印象を与える。
 「上手な“聞き方”“話し方”の技術」(ダイヤモンド社)などの著書がある話し方研究所の福田健会長は「同一表現がこれだけ多いとは…」と驚く。福田氏は「首相の重責に『しっかりしないといけない』との思いから『しっかりと』という力強い表現を無意識に多用しているのではないか」と指摘。「文末で『思います』『まいります』を繰り返すのは、弱さや自信のなさの表れ」という。(産経新聞) - 9月
28日8時0分更新
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産経新聞までこうだ。
ラジオのニッポン放送でもこの「しっかりと」という言葉だけを抜き出して、そこだけ連続させたテープを流して笑い者にしていた。みんなでバカにしている。笑い者にしている。

なぜ安倍の時だけこうなのか。嫌がらせがひどすぎる。

朝日新聞系の雑誌「アエラ」には、「安倍は半べそかいたブルドッグのようだ」とか「安倍は気持ち悪い」ということまでデカデカと書かれていた。
みんなでよってたかっていじめている。なぜ安倍氏だけそんな言われ方をせねばならんのか!これは人権侵害ではないか、朝日が一番嫌う。

なぜ「お坊ちゃんだからダメ」という言い方はOKなのに、
「女だからダメ」や、「韓国人だからダメ」という言い方はいけないのか。

言ってることは同じではないか。中国人だからダメ、という言い方が差別で良くないというのならば、お坊ちゃんだからダメという言い方も差別として控えるべきではないのか、朝日新聞。
(「女性専用車両」が認められるなら、「中国人専用車両」を作って中国人をそこに隔離することも可能。「日本人専用車両」でもよい)

なぜ安倍総理だけがこんなにマスコミからよってたかってひどい言われ方をせねばならんのだ!!怒りがこみ上げてくる。
これは何としてでも安倍氏を応援していかねばならない。

この腐った世の中、人間としての感覚が麻痺した日本を、真正面から地道に立て直そうと戦っている安倍総理を、何としてでも盛り立てていかねばならない。

敵は日本の中に潜むTBS、朝日新聞だ。

MNPわたしはこう読む~MNPの本質は、メディアが形作る雰囲気にある~

2006年10月01日 15時46分04秒 | クリエイト関連
私ははっきり言って、MNP(モバイルナンバーポータビリティー)にはさほどの価値はないと思う。

変わらないのは電話番号のみで、メールアドレスをはじめ他のものは全て引継ぎができない。手数料もかかる。このメール時代に番号が変わらないことがそれほど価値を持つだろうか。

しかし私は同時に、MNPを利用する人は「かなり多くなる」とも予測する。

なぜか―そのカギは「メディア」にあると思う。

MNP開始時期が近づけば、テレビのニュース、ワイドショー、情報番組、新聞から雑誌にいたるまで、あらゆるメディアが連日、この話題を取り上げるだろう。しかもセンセーショナルに面白おかしく取り上げるだろう。

そうすると、世の中の雰囲気として「携帯会社を変えなきゃ!」という空気、ムードが生まれていくと思う。

このムード、雰囲気が怖い。人々は触れるものによって興味・関心の方向に影響を受ける。メディアでMNPに対する接触機会が増大すれば、今までさほど意識してなかった「携帯電話会社」について想起することが増える。そうすると「寝た子を起こす」ではないが、何もないのに何か「変えようかな」「変えなきゃいけないかな」・・というムードが世の中に蔓延してくるだろう。

実体としてはさほど価値がないにも関わらず、雰囲気によって「携帯会社を変えなきゃ損をする」みたいな空気が世の中に作られていく。――これこそがMNPの真の本質ではないか。

ここに、MNPを戦う一つのカギがある。

ではドコモとしてどうするか。ドコモでは、メディアの情報を止めることは出来ない。

しかし、メディアの作る世の中の雰囲気に流されて、大して変える必要もなかったのに他社に移行してしまった人たちは、いづれ必ず「後悔する」時が来ると見る。早晩、「変えなければ良かった」「ドコモに戻りたい」と思うときが来ると読む。
実体の価値がないのに、世の中のムード、雰囲気に流された結果から来るものだ。しかも、auも実際に変えてみると思ったほど大した違いがないことも分かるだろう(こちらは「中身なき期待感」による失望)。

MNP開始後しばらく経つと、このような「MNP移行の後悔者たち」が多く発生すると思う(MNP大後悔時代の到来)。

そこにドコモが施策を打つ必要がある。それをMNPが始まる前の今から考えておく。それこそが、長期的な視点で見た際のMNPを勝ち抜く一つの戦略になるだろう。

「戻りたい」「変えなきゃ良かった」と思う人々をいかに効果的にキャッチしてカムバックさせるか。これもMNPの戦い方の一つだ。

私は、メディアの形作る世の中の空気、雰囲気の影響というものは絶大であると考えているので、MNP開始直後の一時的な流出は止むを得ないと考えている。メディアの力には逆らえない。しかし、そこで慌てない。いづれ「実力」が問われる時が来る。メディアの影響から開放され、本当の実力により比較される時が来る。実力ではドコモも負けてはいない。その時、ドコモに戻りたいと思う後悔民が多く発生するだろう。
そこを捉えてこそ、長期的なMNPの勝者になると思う。