メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

日本の邦楽が衰退した本当の理由

2005年05月22日 03時46分05秒 | Weblog
今日のCDTVのランキングは象徴的だったな。全く聴きたい曲もない。
一発屋DQN向けバンドばかり。

みんな一発屋のバンドばかりになってる。しかも、DQNにしか受けないようなバンドばかり。
これじゃ、売れない。なのにカスラック(ジャスラックの蔑称)はP2Pのせいにして、真の原因を見ようとしない。


あと、バンドとか歌手になりたいというのが増えて、全体の『母数』が増えたこともあるのではないか。
母数は増えても、ランキングの範囲は限られてる(上位50曲とか)わけだし、人の耳に入る数も限界があるわけで、おのずと分散して乱立した状態になる。

これに、音楽市場自体の売上減が絡んで、ちょっと売れるとすぐにランキング上位に上がる状態になっている。これが質の悪いコモノ糞バンドばかりが乱立して、上がってはすぐに下がりを繰り返す土壌になっているのではないか。
⇒コモノバンドの乱立。大物の不在(育たない)。

また、市場自体の縮小のため、ちょっとしたきっかけですぐにランキングが上がり、すぐに下がる訳だが、それに影響を与えているのが、アニオタだったり、DQNだったりする。
この両者は、通常の音楽ファンとは異なり、別の“意図”を持っている層だ。
特定バンドや特定アニメに強い思い入れがあるため、音楽自体の良し悪しに関わらず買う⇒売れる⇒すぐに上位⇒ランキング上位はこうした別の“意図”によって購入された音楽ばかり⇒音楽性に関わらずランキングが変動する(違う力に左右されている)⇒邦楽自体の衰退…。


《図式》
母数が増えて糞バンドが乱立⇒音楽市場縮小のため、ちょっと売れただけですぐランキング上位の状態⇒特定アニメ、特定バンドなど、音楽性以外のものに大きく左右⇒すぐに変動⇒すぐに降下して一発屋ばかり⇒長く残る曲なし⇒“大物”も育たない⇒コモノ糞バンドの乱立⇒邦楽市場はDQNのものに⇒市場自体が縮小⇒なのにカスラック(ジャスラックの蔑称)は違法コピーにしか目が行かない⇒真の原因は見えないまま…。


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