メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

<企業防衛>ネット風評被害対策研究会~企業はネットとどう向き合うべきか~

2007年06月24日 12時53分28秒 | クリエイト関連
<企業防衛>ネット風評対策研究会

企業の防衛策として、2ちゃんねるをはじめとしたネット上の風評被害を防ぐ方法を研究.情報交換するmixi上のコミュニティーです。

アドレスはこちら http://mixi.jp/view_community.pl?id=2328547


2ちゃんねるの反応として特徴的だと思うのは、2ちゃんねるで話題になっていることが、「おおやけ」に公式に取り上げられると、急に勢いが衰える、という点ですね。

例えば、「ソニータイマー」。
ソニーの製品は保証期間が過ぎるころに壊れるようにタイマーが仕組まれている...という、ネット上でこれまでさんざんいわれてきた有名な言葉ですが、これを先日(2007年6月21日)、ソニーの中鉢良治社長が「ソニータイマーについて認識している」と発言したんですね。

http://news.livedoor.com/article/detail/3208654/

そうしたら、2ちゃんねるは大騒ぎになると思いきや、逆に白けてしまった。


つまり、「おおやけ」では流れない、「おおやけ」では取り上げられない・認められないことを見つけ出して水面下で騒ぎ、「おおやけ」に対して自分たちで何かしらの影響力を起こそう・・・・
というのが、彼ら2ちゃんねらーのエネルギーの源であって、
それを逆手にとって、「おおやけ」が2ちゃんねるで話題になっていることを逆に認めてしまえば、2ちゃんねらーたちの存在意義は薄れて、むしろ騒ぎは沈静化し、他のネタ探しにエネルギーの持ち場を変えていく...という現象が見られるような気がします。


水面下から「おおやけ」に影響を及ぼしたいというエネルギー、これに狙われてしまうと、企業は悪評を垂れ流し続けられ、場合によっては「祭り」になり風評被害が拡大します。
しかし、上記の例のように彼らの深層心理を逆手に取れば、うまく沈静化することも出来るのではないでしょうか。

他にも、テレビが「萌え~」を取り上げだしたとたん、2ちゃんねるでは誰も「萌え~」を使わなくなった。急に。これも「おおやけ」に取り上げられたら、急に"冷める"という2ちゃんねらーの深層心理を反映しているのだと思います。

そういうことを逆手にとっての、ネットでの企業防衛。
企業がネットを通じてどうユーザーとかかわっていくかを含め、ネットのユーザーたちの特徴の分析等も交えた、「ネットとの向き合い方」の情報交換のコミュニティーです。

使い方を誤ると、ミクシィでのNTTドコモのプッシュトークコミュニティーの炎上(※)のような大失敗になりかねませんから。
(※)ミクシィにおいて、ドコモが企業としてプッシュトークを利用促進するための公式コミュニティーを設置。しかしたちまち悪評が殺到し、あっという間に閉鎖した事件。企業のネット利用の難しさが改めて浮き彫りに。


最新の画像もっと見る