メッタ斬りジャリズム

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国民は目先のことしか考えない。ガソリンが安くなれば嬉しい。しかし国全体の視点で見てそれでいいのか。

2008年03月31日 03時22分02秒 | Weblog
町村氏「また25円上げさせて」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=446042&media_id=2


貴重な財源が失われてしまったのは残念でならない。

このように広く浅くお金を集める仕組みを確保しておくということは重要。

何も道路にばかり使う必要はないが、こういう広く浅くあまねく集められる財源の確保は重要だ。

一刻もはやく復活させて欲しい。

国民は、安ければ嬉しいに決まっている。ガソリンだけでなく、何でもそうだ。
だからそんな国民に意向を聞いても、それは民意でも何でもないよね。

安ければ嬉しいに決まってるんだから。


しかし問題は幅広い全体的な視点が持てるかだ。

国民なんて、国全体の視点なんてあるわけがない。結局は自分が得をすればいい。だから安ければ喜ぶだけ。しかし国全体を考えたらそれでいいのか。

だから、民意なんて気にしていたら、真に国家のための政治なんて出来ないってことだ。


最近のマスコミを中心とする、民意の過剰な尊重傾向は、こうした国家全体を考えた幅広い視点というものを失わせる危険性をはらんでいる。


民意と言えば聞こえはいいが、弊害がある。
耳あたりのいい「民意」という言葉にだまされてはいけない。



◆元記事・毎日新聞
町村信孝官房長官は29日午前、東京都内で開かれた自民党の会合で講演し、揮発油(ガソリン)税にかかる暫定税率などを含む租税特別措置法改正案に関し「4月1日から(25円)下がるであろうガソリンの値段が長続きしてもらいたくない。一刻も早く参院で否決でも、可決でもいいからしてもらい、また25円上げさせていただきたい」と述べ、衆院で同法改正案を再可決してガソリンの値段を元に戻すべきだとの認識を示した。その上で、「そうしないと国の財政も、地方財政も、温暖化対策も何もできない」と強調した。【坂口裕彦】 http://mainichi.jp/