メッタ斬りジャリズム

これからは個人ジャーナリズム(ジャリズム)の時代!しがらみのない自由な立場から世の中をメッタ斬る!

ある番組が視聴率を取れば、みなが一斉に真似をして同じ番組ばかりになる。

2008年03月09日 18時38分36秒 | テレビ界の動向
春からテレビはクイズもの、学習ものだらけの異常事態
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=421450&media_id=10


ひとつのところで当たれば、みなが同じことを一斉にする。
みんなが他局のまねをしあう。日本のテレビは異常。

こないだまでクイズなんて過去のものとされてたはず。

火をつけたのはヘキサゴンなのか何なのか良くわからないが、みなが一斉に真似をするんだなあ。

ちょっと前は、「愛するふたり、別れるふたり」みたいな、男女が罵り合う番組があちこちで流行ったりして殺伐とした雰囲気になってたけど、今度はクイズや雑学か。

まあ世の中的には悪くない傾向だ。テレビが殺伐としたことをやれば、自ずと世の中も殺伐とした雰囲気になっていく。皆が気づかないうちに。
テレビは無意識のうちに世の中の空気を形作る土台となっているものだから。

1999年の下期あたりがテレビの殺伐度合いのピークだったんだよな、あのころのテレビはひどかった。やりたい放題だった。しかしあることを境にテレビ自体が少しずつ変わって行くことになる。

そのあることとは一体何でしょう?


しかしクイズが視聴率を取れるとは。時代はさかのぼるんだなあ。
水を飲んでいた原始人に、現代人がペットボトルで水を買い原点回帰するように。

現代人なら水ではなくジュースじゃないのかと思うが、揺り戻しがきて結局水になる。
テレビもクイズや雑学という揺り戻しが来てるのかな。




◆元記事引用

民放の4月改編はほぼ固まったが、特徴はクイズもの、学習ものが一気に増えることだろう。
 フジは木曜、金曜にクイズものをスタートさせると発表。木曜は「全国一斉 日本人テスト」、金曜は「検定ジャポン」(いずれも仮題)で、これで7時台は1週間のうち6日がクイズ番組になる。

また、「世界一受けたい授業」などがある日本テレビは水曜の「今田ハウジング」を打ち切って日本史ものをスタートさせ、TBSは水曜の「世界バリバリ☆バリュー」を打ち切って心理学ものの新番組を立ち上げるといわれている。

 テレビ朝日の場合は1月改編ですでに“クイズ体制”にシフト。「クイズ雑学王」をゴールデンに昇格させ、新たに「ガリベン!」もスタートさせて「Qさま!!」などと合わせてクイズに全力投球している状態だ。テレビ東京も数学ネタのバラエティーを考えているようだ。

 春からはゴールデンタイムはどの局を見てもクイズ、学習ものだらけの異常事態である。

「クイズだらけでもウンザリなのに、出演者がどこも一緒というのが最近の傾向です。これではまるで金太郎飴。すぐに飽きられるのは目に見えている。工夫がなさ過ぎです」(テレビ関係者)

 こうなると、興味はどの番組が最初に打ち切られるかだろう。いずれにしても、春からサラリーマンが楽しめる番組はまた減ることになる。
【2008年2月29日掲載】