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シラン(紫蘭)

2006-05-20 05:33:10 | 季節感
街路樹の下の空き地にシラン(紫蘭)が咲き始めた。この花は毎年咲いている。特に採っていく人もいない。絶滅危急種に指定されていると聞くがここでは住み心地がいいらしい。スラット伸びた茎に紫色の花が開く様子は蘭の気品を漂わしている。

↑)丸みを持って可愛らしく花が開くところ


↑)こちらは開いています。俯きかげんだけれど何処となく気品が…


↑)葉っぱも一緒に仲間入り

調べでは
シランは、地下には少し偏平な形をした仮鱗茎があって、1年ごとに1球づつ増えていく。球の茎は2~4センチで、その球から根が出てる。茎は真っ直ぐのび、葉は4~5枚が根生し、葉の形は広披針形で先は尖り、基部は鞘状で茎を抱き込んでいる。
花自体も、ラン科特有の美しく、紫色の蘭であることから、この名になった。

生薬(しょうやく)は、白芨(びゅくきゅう)と呼び、かむとやや苦い味がする。白岌(びゅくきゅう)には、粘液質が多く皮膚や粘膜を保護する作用があり、保護により痛みを止めたり、はれを治す。また、内外出血にも止血作用があり、喀血(かっけつ)、止血、鼻血、胃、腸の穿孔(せんこう)にも用いられる。

ラン科 シラン属
分布 関東以西の本州、四国、九州、南西諸島
別名 ベニラン(紅蘭)
花言葉  あなたを忘れない 変わらぬ愛 薄れゆく愛 不吉な予感 
   (キヅカレ)