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ワニグチソウ(鰐口草)

2006-05-02 04:11:59 | 季節感
葉がアマドコロ、チゴユリ、ユキザサなどに似ている植物を見た。
どんな花が咲くのか、気になって通る度に眺めていた。
気が付くと葉の付け根から小さな葉が出ている、近づいて見ると葉が二枚半開きで付いている。葉の間には、まだ小さいが薄い緑色の蕾が二つ付いていた。見たことのない姿なので例のごとくパソコンで調べてみる。ワニグチソウ(鰐口草)と物騒な名前に行き当った。鰐口は神社のお賽銭箱の上に下がっている平たい二つに割れている鈴の事。鰐口を知ると草花の名を付ける人は日本の歴史的生活、宗教的生活に因んだ物を引用しているように感じた。

↑)小さな葉のよう


↑)二つに割れているところを鰐口に例えた

調べでは
山地の林下に生える多年草。高さ20-40センチになる。葉は卵状楕円形で、多少灰色を帯びた暗緑色をしている。葉のわきから長さ1センチほどの柄を垂らし、2個の花を2枚のホウが包んでいる。
和名は花を包み込む苞葉の様子が神社・お寺の軒につり下げられている鰐口に似ているところからこのように名付けられた。

ユリ科 ナルコユリ属
分布 日本全土(沖縄を除く)
   (キヅカレ)