定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

住んでみたい所は

2006-07-07 17:58:22 | Weblog
子供の時ターザンの映画を良く見ました。
ジャングルで動物達と生活するところが楽しく感じました。
ゾウやサルと意思疎通が出来るのに憧れました。好きな人(ジェーン)と子供(ボーイ)と最小の家族で生きて行くのは充実していると思いました。
そして悪者を最後には退治する偉大な力に敬服感を覚えました。
そんなターザンの映画を見ながら無人島で植物の実や魚を捕って生活するのを夢見るようになりました。
その夢は子供時代の間ずうっと感じ、世帯を持つまで続きました。
世帯を持ってからは子供が生れると狭いアパート生活から広い部屋の家に住みたいと言う願望が生れ、それまでの夢はあっけなく消えてしまいました。

定年退職をして、生活費の安いオーストラリアで余生を送るのもいいなあと思いましたが、言葉が通じないことを考えると諦めざるを得ませんでした。
そして、日本は四季があり自然の変化などを見直すと、なかなか良い所ではないかと感じられてきました。生活費が安くなったらもっと良いのにと思います。
60代半ばの今は健康面を第一に考えるようになってきました。病院やクリニックが近くにあればと感じるようになってきました。
食生活のスーパーや店が近いことも便利だと思います。そのようなことを考えると駅前のマンションなどは健康面と生活面を考えると最適の住み易い所だと思います。
   (キヅカレ)

ヘルストロン

2006-06-30 19:04:58 | Weblog
多摩市には総合福祉センターが建設されている。地域ぐるみの福祉の推進と、温かい心のかようまちへの実現を願って運営されている。その中に老人福祉センターがあり多摩市在住の60歳以上の方がお風呂、ヘルストロン、囲碁・将棋、ビリヤードコーナー、談話室などを利用できる。午前9時~午後5時までが利用時間で市内を廻る送迎バスも走っている。もちろん一般のバスも頻繁に走っている。

私も登録して時々出かけ、お風呂を利用させてもらっている。風呂は広く大理石で出来ていて10人以上が入れる広さ、ちょっとした温泉気分を味合える。湯船に浸かりお仲間と世間話をするのも楽しい一時。
風呂から出たところの集会室には「ヘルストロン」との名称の、日本ではじめて厚生省(現厚生労働省)に医療用具として承認された電位治療器があり、「頭痛」「肩こり」「慢性便秘」「不眠症」という 4つの症状の緩解が効果・効能と言われている。7台が置かれ、効果があるようで混むときは順番待ちが発生する事もある。
集会室には男女10人くらいが何時も集って世間話をして時間を過ごしている。

私は総合福祉センターに15分かけ自転車で出かけ、風呂に20、30分ゆっくり入り、「ヘルストロン」に20分腰掛て電位治療を受ける。1時間くらいの利用だが意外と気分リフレッシュを図ることができている。
   (キヅカレ)

電車の運転手

2006-06-23 17:18:08 | Weblog
戦争が終わった昭和20年の秋、両親は戦後の慌ただしい中で時計商を営み、毎日の食べ物を集めていたのだろうと想像する。4歳の私は子守役の祖母に連れられ西武新宿線の駅に電車を見に出かけた。電車は省線電車(今のJR電車)の払い下げ車両だった。茶色の車両が近づくと踏み切りの信号機がチンカン、チンカンと鳴り、赤いランプが点滅して遮断機が下りてきた。速度の遅い電車が通る度に運転手と車掌の顔がはっきり見ることが出来た。
男の子にとって大きな音を立てて走る電車は興味をそそられるものだった。上りの電車、下りの電車が通過する度に大きい目で眺めていた。
祖母が帰ろうと声を掛けても、もっと見るとダダをこね踏切から離れようとしなかった。祖母も「1台見たら帰るよ」と言って次の電車を待った。電車が通過しても、もう1台と祖母の手を振り切って踏み切りにとどまった。呆れた祖母はその後2、3台の電車を見せてくれた。そのとき祖母は「お前は大きくなったら何になりたい」と尋ねた。私ははっきり話せない言葉で「運転手」(電車の)と言った覚えがある。
   (キヅカレ)

ムラサキシキブ(紫式部)

2006-06-17 06:26:20 | 季節感
遺跡庭園の歩道際に3m以上の高さに茂ったムラサキシキブ(紫式部)が花を咲かせていた。遠くからはあまり目立たないが、近づくと淡紫色の花が上品で愛らしい感じをかもし出していた。小さな花の中から蘂が伸び淡紫色と黄色のアクセントをつけていた。秋に紫色の実を付けていたのは記憶にある。

↑)一つ一つは上品な姿


↑)全体の姿は葉が守っているよう

調べでは
日本では古くから知られており,最初は,ムラサキシキミ(紫敷実)と呼ばれていたが,いつの頃からかムラサキシキブ(紫式部)と呼ばれるようになった。それは,実の美しさが,平安時代の才媛「源氏物語」の作者紫式部の大宮人としての気品と艶やかさを連想させたから。
高さ3~5mの落葉低木。葉は長さ5~12cmのだ円形でふちにのこぎりの歯のように切り込みがある。初夏から盛夏にかけて葉腋に集散花序をつけ、淡紫色の花をたくさん咲かせる。果実は3mmほどの球形で、10~11月に紫色に熟して、大変美しい。
ムラタキシキブは,落葉低木ですが幹は結構大きくなり,まっすぐに伸びて強靱ですから金槌や鉈などの柄や箸などに利用され,明治時代のある時期には,火縄銃の手入れや弾丸込め用の棒として用いられた。

クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
原産 日本
分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄
別名:ミムラサキ(実紫),コメゴメ
花言葉 愛され上手 上品 聡明
   (キヅカレ)

ユキノシタ(雪の下)

2006-06-16 05:43:25 | 季節感
子供の頃、腫れ物が出来たとき祖母が裏の湿った所に生えていたユキノシタ(雪の下)の葉を取ってきて、葉裏を火で炙り薄皮を剥き、患部に張ってくれたのを思い出した。団地の北側の湿った所に白い花が沢山咲いているのを見つけた。近づくとユキノシタの花だった。じっくり見たことも無かったが改めて眺めるとなんとも可愛らしい姿をしている。女の子が遊ぶ、長い足のバレーを踊るお人形さんに見えてきた。

↑)白いレオタード姿のバレリーナ


↑)吹雪の下の葉

調べでは
名前は、雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。白い舌状の花の形から「雪の舌」、それが変じて「雪の下」、の説もある。
花は 5 弁で下の 2 枚が白く大きく,上の 3 枚は薄紅色で濃い赤紫の点があり、長い雄しべもめだつ。
5~7月の花期に、葉をとって陰干しにして乾燥させる。生薬では虎耳草(こじそう)という。
小児のひきつけには、ユキノシタの新鮮な葉を水洗いし、食塩を少しふりかけてもみ、もみ汁を口に含ませる。また、この葉の汁は、うるしでかぶれたとき、患部につければ効き目がある。
耳のただれたときには、新鮮な葉からしぼった汁を筆につけ、注意して患部に塗ると効き目がある。
心臓病、肝臓病などで、軽いむくみのあるときは、乾燥した葉・虎耳草(こじそう)を10グラムを1日量として、0.4リットルの水を加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、食前か食間に1日3回服用する。

ユキノシタ科 ユキノシタ属
分布 本州 四国 九州
花言葉 愛情 好感 切実な愛情 軽口 無駄
   (キヅカレ)

タイサンボク (泰山木 大山木)

2006-06-15 07:21:51 | 季節感
厚い大きな葉の付いた枝先の蕾みが開きました。タイサンボク (泰山木 大山木)は高木で高いところに花が咲くので、なかなか近くで見ることが出来ない。この花は高さ2mほどの枝先に咲いたので梯子を使ってUPで撮ることが出来た。
辺りに甘い香りが漂っていた。花の近くでは香りは強くなったが強すぎることはなく爽やかな雰囲気に包まれた。枝先に座るように咲いている姿は見ている者に安心感を抱かせる。

↑)クリーム色の蘂を花びらが優しく包み込んでいる


↑)枝が押さえているのか花の開きが曲がっている


↑)普通に眺めた全体の姿

調べでは
和名は漢字表記で大山木または泰山木と書き、牧野富太郎博士は『牧野日本植物図鑑』で、「その花や葉が壮大なことを賞賛して名づけられたのかもしてない」と書かれている。大きいものは高さ20m以上になる。樹皮は暗褐色で小枝は太く、大きな葉を密につける。葉は互生し、葉表は濃緑色で光沢があり、葉裏は鉄さび色の軟毛を密生する。
明治6年にアメリカから渡来した。モクレンやコブシと同じモクレン科ではあるが、常緑樹である。
5月から6月にかけて、次々と大輪の花を咲かせる。葉の長さは20cm前後なので、かなりの大さである。残念ながら花は高い木の梢に上向きに咲くので、近寄ってみる機会が少ない。香りもよいそうであるが、そのチャンスに恵まれない。枝はツンツンと伸びるので、樹形は乱れがちである。公園の様な広がりのある場所への植栽が適している。

モクレン科 モクレン属.
原産 北アメリカ南部
花言葉 威厳 壮麗 自然の愛情 高貴
   (キヅカレ)

アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)

2006-06-14 06:01:14 | 季節感
この植物は道すがら見ていたがもちろん名前は知らなかった。5月の下旬パイナップルの葉のような中央から長い花茎を伸ばしていた。丈は2.5mほどと高い。ブログのお仲間のUP写真を調べていてユッカランの名前が判った。ネットで確認してアツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)の名前もあることも知り、日本名らしいのでこちらを使うこととした。花が咲きすすむにつれて花の重みで花茎が傾いていた。花は4cmほどで見事な眺めとなった。写真を取るので近寄ったとき葉の先の刺で痛い目にあった。

↑)直径4cmほどこれ以上開かない


↑)白い姿はシャンデリアのよう


↑)5月末まだつぼみの頃の全体、今は木の枝か繁茂して…

調べでは
元来は半砂漠に生育する植物であろうが、温暖な地域で庭園などに植栽されている。葉は厚くて堅く、長さ60~80cm。先端は鋭い棘に終わっており、とても痛い。昔は侵入防止などの目的で植栽されたこともあった。
5月から6月および秋に高さ1m以上の大きな花序を出す。花は秋のものがやや赤みがかる。花が開ききらないのが残念な点である。中を見ると太い6本の花糸の先端に小さな葯がある。雌しべは3本に分かれている。
肉厚の葉が生い茂り花がたくさん付く様子を繁栄にたとえ、栄えるという意味の「君が代」をつけたのが名前の由来とのこと。
リュウゼツランの一種で、総称してユッカとも呼ばれている。

リュウゼツラン科(ユリ科) ユッカ属
原産 北アメリカ南部
別名 ユッカ(ユッカ蘭)
花言葉 勇壮 
   (キヅカレ)

ヤマグリ(山栗)

2006-06-13 05:52:43 | 季節感
遺跡庭園には4000から5000年前の縄文時代に自生していたと推定される樹木が植えられている。ヤマグリ(山栗)もその中の一つ、秋には市販の栗の半分位の小粒の実が沢山なる。クリの実がどのように生長するのか気になっていた。ヤマグリの花が咲き観察で雌花を見つけることが出来た。イガに生長したところは見ているが雌花を見たのは初めて。一大発見した気持ちになった。(最初の写真が雄花、立ち形で咲いていた)

↑)花穂の根元の雌花


↑)この雌花の外側がイガに変化する

調べでは
山野の自生品はシバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれる。栽培品種はシバグリが改良されたもので、シバグリに比べて実が大粒である。
クリは6月に花を咲かせる。ブナ科の落葉樹の中では比較的遅い時期の開花で、雄花は長さ15cmから20cmほどになり、垂れ下がる。日照条件の良い場所では樹木全体が白くなるほど雄花をつける。花穂の根元に雌花がつく。雌花はやがて総苞片が発達した棘をつけていわゆるイガとなる。秋には割れて中から数個の堅果が散布される。
 クリの花には独特の臭いがあり、昆虫がたくさん集まって吸蜜する。クリは風媒花の形態でありながら、昆虫によって花粉が媒介される虫媒花となっている。

ブナ科 クリ属
原産 アジア、北アメリカ、ヨーロッパ
分布 北海道 本州 四国 九州
花言葉 公平に見てください 豪華 豪奢 満足 真心
   (キヅカレ)

シモツケ(下野)

2006-06-12 05:49:28 | 季節感
遺跡庭園の歩道脇にシモツケ(下野)が咲いていた。以前に白い小さな蕾みを付けていたのは気付いていたが、咲いた花は濃紅色だったのでビックリと言うか鮮やかで綺麗だと思った。枝が小別れしてその先に小さい花でこんもりとした姿であった。数m離れたところに白い花のシモツケも咲いていた。

↑)濃紅色の絨毯のよう


↑)枝の先に咲いている


↑)こちらは白のシモツケ

調べでは
シモツケはユキヤナギやコデマリの仲間で、高さ1m程度の低木、細い枝がよく分枝する。本年枝の先端には多数の小さな花が複散房花序(ふくさんぼうかじょ)に咲く、花色は淡紅が多く、濃紅、白などもある。
シモツケとは栃木県の下野で最初に発見されたため、あるいは花が散房状に密生して咲き、これが霜の降りたようすに似ていることから出たともいわれ定かでない。

バラ科 シモツケ属
原産 日本~中国
分布 本州 四国 九州
花言葉 無駄 無益 いつかわかる真価 自由 気まま
   (キヅカレ)

ツユクサ(露草)

2006-06-11 06:34:54 | 季節感
朝早く花を開き、昼近くに萎んでしまうことは、調べるまで知らなかった。青い花びらが何とも清清しい気持ちにさせてくれるツユクサ(露草)。花は小さいが、なかなか可愛らしい。青は海原を連想し、花を包み込む編笠のような苞の形は帆掛け舟の舟形のよう。青い帆を張って快走する舟艇に見えてきた。

↑)上から見ると帆を張った舟艇のよう


↑)横の姿もなかなか整っている


↑)午前10時蕾としては遅い時間、花が萎んだところだろうか

調べでは
ツユクサは至る所の路傍や空き地に生える1年草で、夏の早朝、朝露にぬれながらきれいな青い花を咲かせるので、ツユクサ(露草)という名前がついた。貝殻のような形の2枚の苞(ほう)の中にいくつかのつぼみができて、ひとつずつ伸びて花が開く。花の形は花びらが3枚で、2枚は大きく円形だが、1枚は小さく独特な形になってる。青い花の汁は、昔から布地に下絵を描くのに使われてきた。
開花期に全草を採取して、水洗いして天日で乾燥させる。これを生薬(しょうやく)で、鴨跖草(おうせきそう)という。鴨跖草(おうせきそう)は、解熱、利尿、解毒として、かぜ、熱性下痢、水腫(すいしゅ)、心臓病などに用いられる。
食用には、生の茎葉をそのままか軽く茹でて、サラダ、和え物にする。アクが少なく美味しく食べることができる。

ツユクサ科 ツユクサ属
別名:アオバナ(青花),ボウシバナ(帽子花)
花言葉 尊敬、なつかしい関係
   (キヅカレ)