定年後の人生を幸せに

第三の人生、心に刻みながら残る寿命を明るく過ごします。

ホウチャクソウ(宝鐸草)

2006-05-01 04:05:22 | 季節感
ホウチャクソウ(宝鐸草)の花は、先端が淡緑色で元部が白く、そのままで大きく開かない。
アマドコロ、ナルコユリは茎が一本だが、ホウチャクソウの茎は枝分かれする。花の重さで茎がたわんでしまうので、注意深く見ていないと葉に隠れ花が咲いていること自体に気づかなかったりする。花は、4~5月ころに、茎の先端の葉脈から短い柄を出して、白いつりがね状の花を2個さげる。花名はこの形がお寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴状のホウチャク(宝鐸)に似ていることから呼ばれる。

↑)手で摘み下から覗かせてもらった。


↑)枝分れした茎に咲く花

若芽には有毒成分が含まれて、同じユリ科で食用のアマドコロ、ナルコユリ、ユキザサの若芽と間違えないように注意が必要。

ユリ科 チゴユリ属
分布 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国 
花言葉 追憶、よきライバル
   (キヅカレ)